土葬の会 会報
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土葬の会 会報 : 記事一覧
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2022-01-03T09:51:49+09:00
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土葬の道しるべ 第26号2021年12月末発行
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土葬の道しるべ 第26号
2021年12月末発行
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
2021年度後半の活動報告
7月15日
兵庫県の谷口さんが入会されました。
「貴殿とおなじような考えを持ち、土葬できるところを探していたところ、貴殿のサイトにたどり着きました。よろしくお願いいたします。」
7月19日
広島市中区八丁堀12ー20チュリス新八丁堀301
当宗教法人呉成田山不動明院で広島県三原市本郷町本郷字西埜田343
に土葬・焼骨埋葬・埋蔵許可を受けております。ご希望がございましたら、ご連絡ください。
7月21日
NHKクロ現+で「#お墓がない!」「お墓に入れない!…日本で最後を迎える外国人たち」というタイトルで在日外国人イスラム教徒のお墓がないという問題が取り上げられていました
8月2日
日本仏教連合会の方から新たな土葬墓地開設にあたっての問い合わせがあり、相談を受けました。
8月3日
静岡に住む高齢の父が『土葬の村』を読み、是非自分は土葬をして欲しいと話してきました。土葬の会についても著書で触れていて、調べて欲しいと頼まれたので、資料を送ってください。住所は一応、私のところで記入します。父の住所が必要であればまた連絡します。
同じく3日
YouTubeの土葬の会インタビューを見たとおっしゃる朝倉さんという女性から土葬への共感と入会希望のお電話をいただきました。
会員の皆様へ
2021年8月18日
土葬の会発足20周年のお知らせ
おかげさまで土葬の会も2001年8月の発足以来、この8月を持ちまして20年目を迎えることができました。
1987年、FIGUの「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏を訪問してから、1991年にFIGU-JAPANを設立し、彼の著書の翻訳出版に関わり、それによって得られた土葬の意義でした。しかし、日本では土葬がもう行われておらず、すでに火葬が当たり前の状況で、まったく土葬の可能性が見えませんでした。
その後、それまで札幌から毎月、東京に通っていたことから、自然の中で自給自足の生活と出版活動をするべく、探し求めて現在の山梨県の山の中に1999年に移住しました。
2001年7月に同じ出版に関わっていた岡山県の仲間が亡くなり、土葬を望んだのですが葬儀社からはどこにも土葬のできるところはないと断られました。土葬の意義を知って、それにもかかわらず土葬ができなかった後悔から、移り住んだ山梨県では土葬の風習が残っていたことを知り、県内のすべてのお寺や墓地に電話をして探し、幸いなことに1箇所を見つけ提携することができました。それによって、いつでも、どこからでも、宗教を問わず受け入れできるように2001年8月に土葬の会を発足したのでした。
その後、それまでの個人的な活動から会員制度とホームページ「土葬の会」を設け土葬の存続と普及活動を図ってきました。以来、土葬を望む声や問い合わせは止むことなく、今月の時点で会員総数は99名になりました。
そして、関西方面に望まれていた墓地を広島県において提携準備しております。正式に決まりましたら、年末の会報にてお知らせする予定です。
近年、イスラムやその他の宗教が墓地を求めて問い合わせて来ますが、会発足当時の20年前と様変わりをして土葬を求める人々や取材が増えて来ていることを実感します。
この度は20周年記念として、ビリーの小冊子を贈呈させていただくことにしました。コロナ禍の感染拡大や大雨災害など不安なご時世ですが希望への助けとしてご一読いただければ幸いです。
関連しまして、所属するFIGU山梨研究会ではyamanashi.jp.figu.orgのホームページを開設しました。最近のニュースでは会見記録を掲載しており本の注文や情報収集にお役立て頂けますようご案内いたします。
8月18日
広島県三原市の宗教法人呉成田山不動明院本郷霊園様より7月にお問合せをいただいておりましたが、これまで西日本方面での埋葬墓地がありませんでしたので早速資料を取り寄せ検討の上、提携させていただくことになりました。まだ埋葬の実績は無いようですが、これまで探しておられた方には朗報ですね。ご興味のある方は会へお問い合わせください。
9月12日
この度、ルーマニア正教会日本支部の司祭とともに2名の方が天空霊園の見学に来られました。これまで何度か問い合わせをいただき、土葬のできる土地を探されているということでしたので、新たな墓地を開発することは大変困難であることをお話ししておりました。解決策としては土葬のできる墓地の一角などを利用して専用墓地とすること、その際は茨城県と山梨県で対応が可能であることをお話ししておりました。そして本日の見学となり、住職とお迎えして現地にて案内説明しました。
希望としては緑豊かな自然の中の墓地が望ましかったそうで、まさにここは素晴らしいと気に入られた様子で、今後具体的な話し合いを進めることになりました。
ちょうどこの日は森泉さんもお墓参りに来られており、御住職は、この集落は住む人が居なくなって寂れゆく地域の墓地だったけれども土葬の受入によって賑わいが戻ってきて良かった。とおっしゃっていました。私からは、この自然に恵まれ景観の良さ、静かさが求められて、この墓地は人気があるので、土葬の会としても良いご縁で利用させていただき感謝しています。とお話しました。
9月15日
ルーマニア正教会日本支部様よりお手紙をいただきました。
9月22日
NHK富山支局より問い合わせをいただきました。
富山県ではイスラム教が墓地を求めて活動しているそうで、土葬について知りたいということで条件や許可など事情をお話しました。
9月26日
東京の矢島さんが入会されました。
自分も土葬を希望してます。詳しい資料を送って下さい。お願いします。
土葬の会では会員制度を設けてからちょうど20年を迎えることになりましたが、この度、矢島さんが入会されたことで100番目の会員となりました。
9月30日
イスラム教の方が、イスラムは土葬なのでペットの犬を土葬にしたいと問い合わせがあり、以前から犬猫の埋葬を予定しておりましたので天空霊園にて受け付け、急な申し込みでしたがご家族が穴を掘られて埋葬しました。
10月4日
先月入会された矢島さんのお母様が亡くなられ、お母様も土葬を望まれておられたということで天空霊園にて埋葬しました。矢島さんも随分と土葬のできるところを探されたそうで土葬の会を見つけたときは本当にできるのだと知って大変驚かれたそうです。埋葬を終えこれで安心して帰ることができると喜んでおられました。
埋葬されたお隣は、芝山さんの墓石が完成しましたので設置しました。この墓石は会が提案しているデザインです。
これまでの埋葬された状況ですがこのようにお花がたくさん飾られて賑やかになっていますが、これから墓石の設置をするところなどもあります。
10月12日
以前お問合せをいただいていた京都府相楽郡の高麗寺様より資料が届きました。関西方面では久しく土葬のできる墓地が求められていましたが、この度、広島の墓地に引き続きまして提携することになりました。
10/16 (土) 内山節先生の寺子屋 『土葬の村』高橋繁行さんを迎えてー弔いとは何か、コロナ禍に問う死者とのつながりー
以前、土葬の会の取材に来られた高橋さんからご案内をいただきました。
▼日時 10月16日(土)13:00-16:30
※ 終了後に1時間程、静かな時間・分かち合いの時間を予定しています。
▼会場 永正寺(東京都世田谷区北沢2-39-6) ・永正寺会場 20名(コロナの状況により)、・オンライン(Zoom)参加:100名
▼参加費 ・・永正寺参加:2000円
オンライン(Zoom)参加:2000円
・録画視聴(後日配信):1500円
▼当日の内容と流れ
12:30 永正寺開場・受付開始
12:45 オンライン開場・受付開始
13:00 オープニング
13:10-14:40 第1部「土葬の村から」 高橋繁行さん
14:55-16:25 第2部 「対話の時間」内山先生・高橋繁行さん
16:30 クロージング
16:45-17:45 「静かな時間・分かち合いの時間」(任意参加)
【高橋繁行プロフィール】 1954年、京都府生まれ。ルポライターとして葬式、笑い、科学、人物を主要テーマに取材・執筆。高橋葬祭研究所を主宰し、『ドキュメント現代お葬式事情』(立風書房)、『葬祭の日本史』(講談社現代新書)、『死出の門松――こんな葬式がしたかった』(講談社文庫)、『看取りのとき――かけがえのない人の死に向き合う』(アスキー新書)、『寺・墓・葬儀の費用はなぜ高い?』(飛鳥新社)など、死と弔い関連の著書多数。近刊に『お葬式の言葉と風習――柳田國男『葬送習俗語彙』の絵解き事典』(創元社)。
『土葬の村』紹介ページ(講談社Book倶楽部)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000349849
【内山節先生プロフィール】 1970年代から東京と群馬県上野村の二重生活を続けながら、在野で、存在論、労働論、自然哲学、時間論において独自の思想を展開する。2015年3月まで立教大学21世紀社会デザイン研究科教授。著書に『新・幸福論 近現代の次に来るもの』『森にかよう道』『「里」という思想』『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』『戦争という仕事』『文明の災禍』ほか。2015年冬に『内山節著作集』全15巻が刊行されている
10月26日
大学でイスラーム研究を専攻している前田祐里と申します。日本で行われている土葬についてお話を伺いたく連絡いたしました。入会.永代使用、埋葬等の資料を送付していただくことはできますでしょうか。
11月22日
広島の読売新聞から取材がありました。
広島県でのイスラム墓地の話題があるようで、全国の土葬の状況なども含めて説明しました。
12月21日
三重の加藤さんから年明けに実家への帰省前に天空霊園の墓地見学のお問合せをいただきました。現在はコロナ禍のため送迎を行なっていませんので墓地でお会いして見学していただくことにしています。
皆様へ
土葬の会は発足してから8月で20年になりました。
そして会員も61名となっておりますが、これまでの累計ですと100名になりました。誠に皆様の励ましやご支援によってこれまで続けてくることができました。残念なことに恒例の懇親会も2年続けてコロナの影響で開催できませんでしたが、それでも土葬を受け入れていただける寺院や霊園が増えてきたことです。
提携先の墓地も北は北海道から茨城、山梨、そして広島、京都と広がりを見せております。それでもまだ受け入れ埋葬実績は年間2件程度ですから提携予定の墓地も数カ所ありますが、需要次第で増えることが予想されます。何より、土葬を望む声は徐々に高まり、イスラームの墓地も全国に増えてきている関係から宗教団体の土葬への回帰が求められていると思われます。
山梨の天空霊園においてもルーマニア正教会との交渉が行われておりますので今後もこのような要望が現れることと思います。天空霊園では犬や猫などペットの土葬も受け付けておりますので、特に宣伝はしておりませんが今後も要望があれば受け入れていきます。また、後継者がいない、墓終い、お墓がない、お金がないという事情の人々の要望受け入れとしまして、5万円にて遺骨の預かりをするなど幅広く対応していますので、このように多様に受け入れをしている霊園は全国的にも非常に珍しいと思われます。またこの霊園には農地もあり、お寺の住居も空いていますから、ここで就農あるいは田舎暮らし、そして墓守などもできそうです。今後も新たな取り組みもあるかもしれませんがご要望があればお知らせください。
健康であることは人間の最大の義務である
ビリー
世界的なコロナ災害は止まる兆しが見えません。加えてワクチン接種も2回そして3回目と推奨されていますが、それでも感染は抑えられず効果は認められない状況にあります。それどころかワクチン接種による副反応やさらには障害が生じて亡くなる人もいます。ワクチンはまだ安全性や効果が確認される前の未完成薬であること、それどころか2社のメーカーが蒸留水や食塩水など偽のワクチンで利益をあげていること、ワクチン接種によって免疫力が低下し感染しやすくなること、抗体は3〜10ヶ月で消滅すること、したがって3回目、4回目と接種をしなければならなくなること、偽のワクチンパスポートが数百万枚も出回っていること、変異株には対応できないこと、これらの世界的な状況について、ビリーやプターは会見において何10回も警告を発しています。しかしながら無能な国の責任者や権力者による統制力のない措置によって専門家や医療関係者までもが、ワクチン接種依存に陥り、国民の大多数が神信仰のように政府や国家指導者の誤った方針を受け入れており、コロナパンデミックは同じく無能な国民にも責任があり、無能とは自分で考えようとしないことであると言及しています。
適切なFFP2クラスのマスク使用と人との間隔をとり、そして免疫力が万全であればあらゆる感染症や病気から回避されるということですからご自分で健康にご配慮ください。
また土葬の会のホームページからもアクセスできるFIGU山梨研究会のホームページでは「最近のニュース」にビリーとプレヤーレンとの会見報告を掲載しております。そこでは様々なアドバイスや耳寄りな情報がたくさん地球人のために語られておりますので参考と学びとして是非ご覧ください。もう一つコロナ禍にあって明るいニュースは、これまで注目してきたれいわ新選組が衆議院議員選で3名になり、わずか2年余りで5議席の政党となりました。今まで日本にはなかった組織や団体の支援を得ない市民ボランティアによる活動と寄付によって、確かな国民のための政党が台頭したことは不況と貧困と失業や倒産そして病気や自殺など暗い世相にあって明るい希望の光のようです。どうぞご注目ください。それでは良いお年をお迎えください。 山野井英俊
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2022-01-03T09:51:49+09:00
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土葬の道しるべ 第25号2021年6月末発行
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土葬の道しるべ 第25号
2021年6月末発行
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
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info@dosou.jp
皆様へ
令和3年が明けまして、本年もよろしくお願いします。
コロナ禍の折、さらなる感染対策が望まれます。
1月8日
横浜の病院から問い合わせがありました。入院患者で土葬を希望している人がいるのでそれが可能かどうかということでしたので、入会費用や手続きなどについてお答えしました。
1月21日
大阪の丸山 寿嗣さんが入会されました。
1月27日
東京の奥垣内まゆみさんが入会されました。土葬の文化が無くなりません様にとの願いから入会いたしました。どうぞ、宜しくお願いいたします。
2月1日
【土葬の会様】YouTubeインタビューのご相談
土葬の会ご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。
有限会社未来検索ブラジル/ガジェット通信の深本と申します。
この度、弊社MCN所属クリエイター『火葬場奇談』のYouTubeチャンネルで土葬の会様の取材・インタビューをさせていただきたく、ご連絡差し上げました。
弊社有限会社未来検索ブラジルは、弊社ブランドである『ガジェット通信』名称でニュースサイトの運営、そのほかYouTube Live や ニコニコ生放送 の公式番組など、インターネット番組制作に数多く携わっており、「MCN(Multi Channel Network)」
と呼ばれる、YouTubeクリエイターの運営サポートも行っております。
※ガジェット通信とは:https://getnews.jp/
『火葬場奇談』は、YouTubeで元火葬場職員である下駄華緒(げたはなお)が 火葬にまつわる話や怪談を投稿しているチャンネルです。
■火葬場奇談
https://www.youtube.com/watch?v=MBPMiWQrQiA・
チャンネル運営者の下駄華緒は「怪談最恐戦」という、日本の怪談全国大会で優勝した程の高いトークスキルを持つ。・オカルト・ホラー界で強い影響力を持ち、プロの怪談師からも熱烈に慕われるほど高い人気を誇る。
■ご出演内容
・日本で土葬する為のノウハウなどをお伺いできればと思います。
現在の日本で土葬を行っている地域や霊園についてや、土葬する為にどうしたらいいのか?などをお聞きできますと幸いです。
2月8日
YouTubeのための取材をGoogle Meetによるリモートで受けました。
受けました。
インタビューアーの下駄さんは元火葬場に勤めていたことがあるそうで
「火葬場奇談」というタイトルでYouTubeに出演しています。
2月12日
以前埋葬された方の改葬依頼を受けた業者に墓地で掘り出しに関する作業行程の説明をしました。
2月14日
土葬の会の看板を作り換えました。
これまでは修正材の合板でしたが、もう10年以上も使用して劣化し
ましたので、今回はケヤキの丸太から切り出した無垢材です。
2月15日
高橋 繁行さんから「土葬の村」というタイトルの本を贈呈いただきました。その中には、以前取材を受けた土葬の会の記事が掲載されています。
おわりに、「市民グループによる土葬の会ができたことは、今後の土葬の新しい潮流になるのかも知れない。」とあります。講談社現代新書 1,000円
2月17日
本日より「火葬場奇談」というタイトルのYouTubeに土葬のインタビューとして紹介されました。
2月18日
コロナワクチン接種とバイオリズムと免疫について、それからYouTubeにおける土葬の会インタビューの臨時情報を会員の皆様に送付しました。
2月20日
土葬の会
会長 山野井 英俊 様
お世話になっております。
さっそくYouTube「火葬場奇談」を拝見させていただきました。
山野井会長が対談の中で言っておられますように、現在の日本においては、役所も一般国民も土葬の認識がなさすぎます。
少なくとも私が子供のころ、すなわち60年位前には、近郊の一部の田舎にはその風習が普通に残っておりました。
一昨年のことですが、大阪で、一番の大手の葬儀屋で、葬儀に関してはどんなことでもご相談くださいと広告にありましたので、試しに、土葬のことで相談したいと電話をしました。最初はハッツとびっくりしたような返事があり、暫く待たされたうえ、土葬は扱っておりませんという回答でした。一番の老舗を自負している葬儀屋でも土葬の認識はありません。
今後、日本においても、土葬が特殊な葬送でなくして、葬送の一つとして認識される日が来ることを願っております。コロナ禍ではありますが、お体にお気を付けいただき、ご健勝にてお過ごしください。
本日は、お手紙をいただきありがとうございました。
大阪府吹田市 武 田 保 夫
2月21日
山野井英俊様
土葬の会のお便りを有難うございました。
早速、You Tube「火葬場奇談」のインタビューを拝見。
「火葬は決別させる葬儀、土葬は寄り添う葬儀」とおしゃられたのが
印象に残りました。とてもいい言葉ですね。
声に張りがあってお元気ないつもの山野井さんだと安心しました。
コロナ禍のせいで、この1年余り東京都外に出かけることもなくなり、
お墓の掃除にも行けなくなってしまいましたが、土葬の会の存在を知り、
風の丘霊園に墓地を確保できて、私もどれだけ心が安らいだか知れません。
土葬がいいなと思っても、亡くなる前に行動できない人がほとんどです。
山野井さんもおっしゃっていましたが、亡くなってから遺族があたふたと
土葬について調べても遅いんですよね。
「思う」ことと「行動を起こす」ことは天と地ほどの違いがあると
私はいつも思っております。その点、山野井さんは「土葬がいいな」に
とどまらず「土葬を実現しよう」と土葬の会を作り上げたのですから、
本当に凄いです。
私はCovid19に罹患した患者さんを診ているわけではないのですが、
消毒、手洗い、換気と毎日かなり気を遣って診療しております。
Covid19は軽症で治癒しても心臓、肺といった諸臓器に後遺症を残す
ケースが多く報告され始めています。
山野井さんも手洗い励行して感染しないよう気をつけてお過ごしください。
奥様にもお会いできないのが残念ですが、よろしくお伝えくださいませ。
宮沢あゆみ
3月23日
大阪の牟田さんが入会されました。「土葬ができると知って飛び上がるほど嬉しいです。」
4月2日
東京の佐野さんが入会されました。
4月3日
千葉県の森泉さんが入会されました。
4月8日
週刊現代より問い合わせがあり取材を受けました。
4月 静岡県の百間 治子 (ヒャクマ ハルコ)
広島県在住の夫が希望しているので、入会します。
5月8日
天空霊園においてキリスト教の方の埋葬を行いました。イスラム教の方は専用墓地が各地に出来ていますので会で受け入れることはありませんが、キリスト関係者はこれまでも何度か問い合わせがありました。この度、同じ宗教関係では2例目となりましたが、茨城の墓地と天空霊園を見学されて距離は首都圏からは遠いのですが景観の良さから、こちらでの埋葬となりました。
5月10日
「修士研究の調査協力のお願い」
時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。突然、ご連絡を差し上げますご無礼をお許し下さい。
さて、私は、東京大学大学院修士課程2年の藤本一輝と申します。工学系研究科都市工学専攻において宮城俊作教授指導のもと、日本における土葬
墓地建設の動き及び立地予定地域の『応答』」について調査研究しております。その中で、貴団体におかれましては、土葬を現代に蘇らせる活動をなされているとお聞きしております。そこでぜひ一度、土葬や貴団体についての実際の状況について詳細をご教示願えないかと考えております。とりわけ、以下、2点ほど(会員にはどのような属性や宗教の方々が多くいらっしゃるのか・山梨の墓地とはどのような経緯で提携されたのか)について伺いたいと考えております。
つきましては、メール、あるいは貴団体について詳しい方から、1時間程度、オンラインにてお話をお聞かせ願うことはできませんでしょうか。ご多忙な折、誠に恐縮ではございますが、ご指導いただけましたら幸いです。
ご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 都市デザイン研究室
修士課程2年 藤本 一輝
5月27日
NHK大分から土葬に関する電話取材を受けました。大分ではイスラム教による土葬墓地の建設をめぐってその是非が問われている関係からの取材でした。
5月31日
兵庫県の大西さんが入会されました。「貴会の入会を希望します。
資料を2部お願い致します。」
お知らせ
*墓石について
天空霊園における墓石の見本ができましたのでご紹介します。
墓地を取得され、その後に埋葬しますと土饅頭のまま放置しているように見えることによって違和感を感じるという一般の墓参者がおられるということで、これまでも墓石の設置を検討してきました。そのため、この霊園では墓石を設置していただくようにしました。
個人区画、一般区画に設置する墓石は30万円でどちらも同じ大きさになります。
この二つのモデルと3種類の色違いを用意しました。白は定価ですが、灰は2万円、黒は8万円高くなります。
なお一般区画と個人区画を合わせて求められる場合には墓石サイズも大きくなり60万円となります。このモデルは現在デザインを検討中となっております。
*会員期限のご案内について
皆様には会費の納入をいただき、おかげさまで滞りなく会の活動ができますことを感謝申し上げます。
会員期限のご案内は毎月ではなく、6月末、12月末の年2回の会報の発送とともに行っております関係から会費が切れている場合とまだ期限があっても半年未満の場合はあらかじめご案内させて頂いております。
どうぞご了承ください。
*ワクチン接種について
さまざまな後遺症や死者が出ています。先に打った周りの人も頭がボーッとするとか食べ物を吐いてしまったとか具合が悪くなった報告があります。
また、6月26日、医者ら450人が厚労省にワクチン接種中止を求める嘆願書が提出されています。ワクチン接種による急速な死者の増加として、4/9日6名、4/23日10名、4/30日19名、5/12日39名、5/21日85名、6/9日195名、6/25日355名となっているそうです。
さらに、最近のFIGUからの情報として「コロナの予防接種のさらなる詳細 2021年5月5日(水)の770回目のコンタクトから抜粋しています。」
が報告されていますので別紙にて翻訳のうえ同封します。
どうか皆様の懸命な判断によって健康でありますように願っております。
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2022-01-03T09:49:21+09:00
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土葬の道しるべ 第24号 2020年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_26.html
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jpへ
皆様へ年末にあたり7月以降のお知らせをお届けします。
コロナ禍の折、霊園へのご案内や恒例の懇親会も開催することはできませんでした。
7月7日
神奈川県の方が入会されました。
私自身死への恐怖で気を病んでおり(俗にいうタナトフォビアというものでしょうか)、火葬についても恐怖を抱くようになり、何十年後かはわかりませんが、私自身については埋葬方法を選択できるとすれば、土葬にしてもらいたいという希望をもつようになりました。ただ、何か行動を起こさないことには、この日本ではほぼ火葬にされてしまうことになると思います。それが怖くてこのたび御会のほうに連絡を差し上げた次第です。よろしくお願いいたします。
7月12日
大阪の森本さんが入会されました。
7月28日
滋賀県の葉山さんが入会されました。お母様が土葬を希望されているそうです。
はじめまして。よろしくお願いいたします。
8月10日
芝山峯子さんの埋葬を天空霊園にて執り行いました。
これまで懇親会にも参加されお元気なご様子でしたが、昨年10月に墓地を用意しておきたいとのご意向で契約をしていました。骨折が元で入院生活となりそのうちに肺炎を患ったそうです。
キリスト教に入信していた関係から牧師さんが祈りやお別れの言葉を、そして参列者が讃美歌を合唱してお送りしました。
ご本人は生前に風の丘霊園を見学し天空霊園も見にきたいとおっしゃっていたのですがそれが叶わずにいました。しかし、契約時に天空霊園の写った契約証書を送付しておりましたのでそれで確認されたことでしょう。
2020年8月19日
土葬の会 御中
母が亡くなりまして、エンバーミングをして帰ってきたところです。生前の個人の希望に従い、土葬の墓地を探していますが、見つかりません。会員さんとかでも誰かお詳しそうな方おられるといいのにと思います。ここに聞いてみたらとか、お心当たりございませんか。会では全国、関西も含めて調査なさっていますか。どうやって探せばいいのだろう。以前電話させていただきましたことあります。仰っていたお寺を一軒一軒電話であたっていく事は、とてつもないことに思えます。どの様にして絞り込んでいくのでしょうか。ネットで見て、まず取り敢えず墓を持ってそうな処でしょうか。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66905
例えばこういう記事もありますが、奈良市役所に聞いても墓地の具体的な連絡先も把握していませんでした。村人だけかなぁと思っています。ネットで土葬で検索して、この辺にあるという記事の出てくるところについて市役所に聞いていますが、把握できていないようです。葬儀屋に聞いても知りません。ムスリムの墓地もムスリムでないとだめだろうし。兵庫県のは数千万円? 風の丘売り切れ、朱雀、天空は空いているのですか。仮に山梨まで搬送したら22万円と葬儀屋に言われました。一般的な受け入れとしてはそれくらいでも、田舎の方で寺でやっていることもあるという事ですかねぇ。土葬はどれくらいの予算か、内分けと共にお教えくださいますと幸いです。
葉山 聡
葉山さんへ
そうでしたか、それはご愁傷さまです。
寄せていただいた情報の提供者は高橋繁行さんですね。その方は会報に掲載しましたが昨年会においでになりました。その方の話でも一般的に土葬の受け入れをしているところはないようです。村人や集落の墓地ではそこの住人専用が多いですね。例えば以下の町のお寺に問い合わせ手がかりを知るのも1つの方法ですし、この米田さんに問い合わせるのも良いかと思います。
「甲賀忍者の発祥地として知られる滋賀県の旧甲賀町(現甲賀市)に平成13年、ある「異変」があった。隣接自治体に公営火葬場ができたため、それまでわずか14%だった火葬率が一気に83%にまで跳ね上がったのだ。
甲賀市の市史編纂係長で民俗研究家の米田実さん(47)によれば、かつて町内の葬儀は「株内」と呼ばれる同族集団や隣組が仕切り、地域社会の中ですべてが完結していたが、その年を境に土葬のための墓穴掘りや葬列は消え、葬儀は葬儀社が主導権を握るようになった。時間は短縮され、墓掘りの若者に振る舞う酒食代は減ったが、地域の仕事は葬儀の受付程度になった。」
8月21日
拝復
お世話になっております。米田 実先生は甲賀市役所を退職され、花園大学の非常勤をしておられるようなので、大学にメールの転送をお願いし、お返事には、滋賀県は有数の土葬地域だったのが、短期間でなくなって今では受け入れているところはないと思う、との事でした。甲賀市内の寺にも聞いてみましたが今の所手掛かり掴めないです。
関川まゆみ 「土葬から火葬へ―火葬の普及とサンマイ利用の変化:滋賀県下の. 事例より―」 という論文があり取り寄せしています。この先生に質問しましたが、土葬の墓については不明でした。以前の会報をウェブで読ませていただいておりますと、曹洞宗の方が檀家条件で西多摩郡の寺の方に紹介なさったこともお書きになっておられます。私も家は曹洞宗です。他の寺の檀家になっていないし、檀家もなれるのではないかと思います。当たってみさせていただけますと幸いです。よいち霊園の方と話しますと四国に一か所土葬できるとこあるらしいけど、詳しい事は分からないと言っておられました。他にも提携先、予定地としてウェブに河口湖町とかいくつか書いておられますがこの河口湖町、釧路とか現在受け入れしておられるのでしょうか。会報ですが、7/4武田さんという方の記述で、愛知県統計年報に埋葬火葬の実績があり・・・とあります。行政の統計からのアプローチです。私も国や県に聞きました。統計課の話しでは滋賀のはそれは統計になってない様子でした。
各市の市民課で土葬許可するときに、墓の所在地を書かせることも多いと思いますから、ごくまれに出てくる土葬の事案について、その情報が記録に有れば、それを教えてもらってするのが可能かもしれない。他に厚労省の衛生行政報告例ではhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/list/36-19.html
調査の結果欄の統計表一覧をクリックして、
https://www.estat.go.jp/statsearch/files?page=1&toukei=00450027&tstat=000001031469
下の一覧の中の平成30衛生行政報告例の年度次をクリック
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450027&tstat=000001031469&cycle=8&tclass1=000001132823&tclass2=000001132824&tclass3=000001134083
4章の表番号6 の埋葬関係CSVをダウンロードすると、滋賀県の埋葬許可数の所はゼロ、となります。
次の手順で調べて行けばうまくいくケース出るのかもしれない。
1衛生行政報告例で土葬多い県をピックアップ
2県統計年報で実施市町村調べ
3市町村で埋葬許可の時に墓地を聞いているだろうから記録あれば教えてもらう
土葬の墓は分類すれば
1土葬の霊園。
2土葬対応可能の寺。
3ムスリムなどの宗教関連。
4地域の村人用の土葬の墓。
となりますか。他に住んでる地域に最近まで土葬をしていた経緯のある墓地があれば、頼んでしてもらう事がひょっとしたら可能かもと思いますが。しかし土葬するための重機依頼とか段取りとか、墓の管理者もしばらくしていなければもうできないのではないかと思えます。
葉山 聡
8月24日
お世話になります。先月、土葬の会に入会させていただきました森本と申します。お尋ねしたいのですが、私は現在、大阪府堺市西区在住であり、両親は神戸市兵庫区に住んでおります。まずは両親が亡くなった場合に、土葬したければ、どういった手続きが事前に必要で、近隣にどういった土葬墓地があるのか等、教えていただけたらありがたいのですが。私や妻の場合には、また違う手続きが必要かどうか?ご教示いただければ。
森本
森本さんへ
ご用件の墓地は関西方面にはありません。ですからもし埋葬をなさる事態になりましたら、茨城か山梨のどちらかになります。しかしながら亡くなられるまでの間に見つかる可能性も僅かながら考えられます。亡くなられた場合は申し込み用紙等にしたがって埋葬手続きをとることになります。ご両親も家族扱いとなりますので心配要りません。
どうぞよろしく。 山野井 英俊
8月29日
拝復
西多摩のお寺は電話させていただきました。墓地60万と、墓石必須安いので100万でして経済的に断念しました。遠方の霊園について、自分達の「墓参り権」を奪うとして、親族から反対が出ており、病中も全く面会に来たことのない人に限ってそういうことを言う。そんなんは勿論ほっときます。この一週間ひたすら探しまくりましたが、近くには土葬の墓は見つかりません。山手の、比較的土葬の多い真言宗、浄土宗を重点的に 80軒ほど寺に電話しまくり、大部分、「土葬はやってません、20年前に終わった。何処もしてない、探しても無駄。」という住職が出る。こうした聞き込みと役所に残るデータから、近畿・関西では、伊賀の旧大山田村、甲賀市の甲賀町、柳生のあたり、その一帯は県境をまたぎこそすれ、一つの地域と考えてよいし、なぜか忍者関係の所です。そして奈良の和歌山寄りのあたりも、土葬を最後までしていた地域がある事が明らかになりました。苦労して探した数軒の、僅かに残るなんとか対応可能な寺院との話も、困難を極めております。伊賀市、野洲市大篠原の寺のは自治体管理になっている、いわゆる山の「三昧」墓地です。土地の自治会長らの横槍、で次々葬られました。「部外者の墓を自分たちの嗣業の土地に作らせてはならない」という不文律があって。どうにもならないコチコチだし。甲賀市の寺のは境内の墓地ですから、寺墓地で自治会関係ないですが、手堀りの慣習で、重機がいれにくい、入れてよその墓から骨出したらどうしようもない、掘る人をどう用意するか、新しい墓標が突然たったら70人いる昔からの檀家にどう説明するのか。等々言われ断られました。家、曹洞宗ですが、何処の檀家でもないし檀家になれる事は言っています。何か交渉のしようがあるでしょうか。今住んでる野洲市、土葬が最も残っていた甲賀市、母の実家残る彦根市に墓地台帳と、埋葬許可申請書記載の墓地の場所情報の開示申請しています。土葬に伴う当日の搬送について、葬儀屋は高額のため、幾つかの運送会社に尋ねましたがいずれも断られました。どういう運送屋に頼めば引き受けてくれるのでしょうか。
葉山 聡
9月9日
滋賀県の山中さんから
こんにちは。先にメールさせていただきました者です。父を亡くしました。家族の考えもありますので、火葬になります可能性も大ですが、家族の中で当方は土葬もよいと考えておりますので、土葬の話をきかせてください。ご先祖様は近くのびわ湖霊園に眠っております。土葬を進める場合は、ご先祖様のお墓の移動も必要ですよね。ご送金はゆうちょ銀行にさせていただきました。ご確認ください。よろしくお願いいたします。
山中さんへ
そうですねエンバーミングをしていると骨になるまでの期間が5年以上かかることが予想されます。また、その後、改葬で御先祖の墓に入れるにしても骨がそのまま残れば納骨ができないおそれがあります。その際は火葬して納骨という形になるかと思います。そうすると費用面や種々面倒が予想されます。ですから現在のまま気の済むまで保管され、数年後に火葬されてはいかがでしょうか、いつまでに火葬あるいは埋葬しなければならないという決まりはないと思うのですが。
ご検討ください。
山野井 英俊
9月14日
岡山県の金山さんが生前にお墓を用意したいということで入会されました。
9月22日
現在、本庄児玉聖地霊園で清水霊園式のコンクリートカロートの工事中です。事務所はプレハブ一つで、一人で回してました。倒産しそうに感じました。倒産しても法律的にお墓は亡くならないと思いますが、本庄児玉聖地霊園については、不明な点が多く死体遺棄などの問題を起こしています。私は一応信頼しています、が。
葉山 聡
10月11日
以前、会を取材訪問された高橋さんからご案内がありました。
皆さまへ
この度、『お葬式の言葉と風習〜柳田國男「葬送習俗語彙」の絵解き事典』(創元社)を出版することになりました。土葬・野辺送りの調査に30年をかけ、切り絵180点による絵解き事典です。少しでも多くの方に読んでいただきたく、謹んでお知らせ申し上げます。(高橋)
希望される方は、高橋繁行ま
でご連絡をください。
osige@js8.so-net.ne.jp
または090-5128-2067著者
本は郵送にてもお求めいただ
けます。三菱UFJ銀行普通
口座4408157タカハシ
シゲユキ上の口座に1800円
お振込みいただければ、著者
から送料無料にて郵送させて
いただきます。
10月10日
10/1に土葬しました。墓は底もコンクリートで四隅に水抜き穴。これは虫よけ網付ける話だったけどなかった。底に傾斜つけとく予定だったけどついてなかった。棺の入る部90.5×90.5×205
で蓋のコンクリート板、5cmの厚みになってる。清水霊園は3cmでワイヤーメッシュいれてる。こっちも3cmでワイヤーメッシュ入れるはずだったのに、ワイヤーメッシュ入れる技術無く、やたら重い。その上の土の所が40cmと言っていたのに30cmで蓋の分を引いて実質25cmと短い。養生用シートを蓋にかぶせ水の侵入を防いでいます。コンクリート工事専門業者ではなく霊園管理者と、その下請けの石屋さんの仕事なので細かい所は不備もあり、一番困るのはそのフタを開ける時に、バールを使って起こさざるを得ず、それを突っ込むに最低1-2cmはスキマがいるのですが、それがあるかどうかすらはっきりしないという点です。底の上に角材を4本ならべ、その上にビニールシート、その上に化粧合板の安物棺、その上にさらにビニールシート。遺体は吸水シートで全身覆い、その上に雨合羽のような、エンバーミングスーツで全身顔以外覆われ、前合わせの服着てる。いわゆるエンゼルメイクしてくれていた顔は空気に触れないように、当日私が、ビニール袋と、サイクリングとか用の覆面のようなものをかぶせました。しかし化粧品屋に問い合わせると、ファンデーションは固まる可能性あり、ビニール袋と癒着する結果になるかもしれません。顔の骨?黒くなってきた部分も出ていたから気にして。エンバーミングはホルマリン濃度が5-30%で、遺体保全協会でもそんなの聞いたことが無いと言っていたほど高濃度です。真夏だったしこれから土葬の墓さがすと言っていたし。とはいえ何とかできました。棺桶一番安いので6万、搬送1万、人件費他3万 ドライアイス3日分3万 搬送3万 エンバーミング16万 搬送2万 永代使用26万 工事基本料6万 搬送7.5万 工事追加3年分管理費前払いとして3.6万石屋さん工事協力謝礼1.5万 総計75万程度です。高かったぁ。
埼玉への搬送はESS、軽乗用車利用の安いとこ。エンバーミング費用はこれで妥当ですが、最初に病院にすぐに退去してくれと言われ、霊安室もその中の冷凍庫もあるのに空いているのに使わしてもらえず、安いとこ探す間がないまま、公益社に1日1万円のドライアイスとか、人件費とか雑費をぽったくられたのが痛かった。中を見る、故人に会うのは、親族の場合墳墓発掘罪に該当しないと弁護士から聞いていますが、霊園はもう一つ理解のない態度です。桶は目張りテープも貼り、小バエとか入らないように気を使ったけど、これで果たして腐敗を免れ永久死体になってくれるのだろうか、先々孫の代になってもたとえ変わり果てた姿でも、母に会う事が出来るという願いが叶うか、腐乱したらどうしようもないし、一般にエンバーミングしても非常にゆっくり腐敗すると言われますから、心もとない話しですけど。
https://twilog.org/Prof_Shigeru/month-1801埋葬後読みましたが、死体入門という本と、
これを書いている伊藤茂先生の本が参考になります。
葉山 聡
葉山さんへ
随分と時間をかけて探され、また工夫をされて苦労されたご様子、無事埋葬を終えられた報告をいただきありがとうございます。
新たな土葬墓地を見つけられたことは、今後必要に応じて提携することがあるかも知れませんのでその時は参考にさせていただきます。どうもご苦労様でした。
山野井 英俊
12月7日
以前、弁護士の方からお電話があり、神道関係者で土葬を希望されている人の代理としてのお問い合わせがありました。そして今日はご本人からお電話をいただきました。お元気な声から誰か身内の方のためのご相談かと思いましたら、ご本人で余命が少ないのと、身寄りがないことから元気なうちに準備をして墓地を確保したいとのご意向でした。あらかじめ山梨市にある神道霊園にお話しはしておられるということでしたので、亡くなられた後の埋葬であるとか墓石のことでご相談がありました。土葬の会でお世話することから入会手続きの説明をして入会されることになりました。まだ30代の女性ですからできるだけ長らく人生を楽しまれるように願わずにいられません。
12月10日
以前ご紹介して頂いていた書籍『お葬式の言葉と風習 柳田国男「葬送習俗語彙」の絵解き事典』(創元社)が高橋様から贈呈いただきました。
12月20日
コロナに関する最新情報(ビリーとプターとの会見記録)から要点のみお知らせします。
・国家指導者(責任者)たち、国民の愚かさゆえにコロナはよりネガティブに悪質に変異し、猛威を奮っている。
・コロナ対応において、国家指導者で唯一まともな対応しているのは、ドイツ・バイエルン州知事のみである。
・ヨーロッパからイスラエルにもその悪質に変異したコロナは飛び火している。
・コロナは、もしかして、5〜6年続くかもしれない(このまま国家指導者や国民が愚かな対処しかしなければ。)
・人との距離は、最低2メートルをとる必要がある。
・マスクはFFP1では効果がなく、最低FFP2以上であるが、他の人と会う時はFFP3を強く推奨する。
・FFP3であっても、人の多いところでは、効果が場合によっては40%くらいになってしまう。
みなさまへ
以上をもちまして年内の活動報告をお届けしますが、世界そして日本もますます困難な時代へと突入しています。コロナの世界への急速な拡散、その最大の原因は多すぎる人口に起因します。いかなる自然の生き物も必ず必要な生息空間(縄張り)を維持しています。しかし、人間だけが数百年の時間経過とともに食料自給と生活圏の確保を忘れお金という手段に身を任せるようになった。しかし、コロナ禍にあって人々は生活や働き方を見直し都会を離れ田舎を目指す人々が増えていると報道されています。大きな変化によって新たな生き方、生活が変わることでしょう。
どうか健康に留意され良い年をお迎えください。
尚、2020年12月12日 第760回会見と2020年12月15日 第761回会見 プレヤーレンのプターとビリーの会見記録を別紙同封します。
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2021-02-19T10:22:24+09:00
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土葬の道しるべ第23号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_25.html
土葬の道しるべ 第23号
2020年6月末発行
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
令和2年が明けまして、本年もよろしくお願いします。
1月21日
ご無沙汰しております兵庫県に住む徳原節夫です。会報を読ませて頂きましたが、土葬する事が受け身である事が残念です。土葬を希望しても、遠方に墓地を頼らざる得ない事が残念です。これは行政が硬直していることが原因かと思います。墓地は古くからあり、土葬も普通に存在していたがいつの間にか土葬は特殊な葬送になってしまい、火葬を強要されるようになってしまった。
私は以前から、環境保護に関心があり、わざわざ化石燃料を使い火葬をしなくてもよい、当たり前になっている火葬に疑問を抱きました。
私は年間130万体火葬の昨今、環境保護、温暖化防止の観点から、火葬を見直し廃止し、遺体を大地の栄養に大変革すべく考えています。会の主旨とは、違っているかもしれないが動物葬にすれば、私有地埋葬可能なので、私有地の埋葬を考えています。困難であるかもしれないが。
アメリカ、ワシントン州では、遺体の堆肥化が承認されたようです。木材チップで遺体を覆えば、最速30日で土壌に還るそうです。その土壌を持ち帰ることもできる。単に木材チップで覆い土葬すれば半年で、土に還るそうです。私はカトリーナ。スペード派です。この様に地球に感謝し土に還る事が、自然だとおもっています。
同じく、昨年末に「堆肥葬についてどう思うかとの問い合わせがありました。」
堆肥葬について
当会は古来の土葬についてその存続と風習を守ることをめざしています。
そこには生まれ変わりに関する要素として骨格を残すということが求められます。輪廻転生における埋葬のあり方に対して、火葬によって害が生ずるからです。つまり太古より土葬は自然な理にかなった方法であり、それは高度な科学文明を有する宇宙の人類においても共通の価値であるということです。様々な葬儀のあり方を否定するものではありませんが、人間の尊厳や感情や死後への思いなどを考慮するならば古来の方法を踏襲することになります。ある人は堆肥に、ある人は動物に、ある人は鳥に、ある人は海に、はたまた宇宙へなどと選択肢は際限がありません。また堆肥となる人間が病気や薬害患者などはどうなるのか、安全な堆肥になるのかなどの懸念も考えられそうです。火葬率99.9パーセントの異常な日本において火葬を嫌う人々のためにも、それゆえ基本的な選択肢としての土葬をお勧めするものです。
山野井 英俊
2月11日
本日は大阪から高橋繁行さんとおっしやる画家であり、ルポライターをされている方が土葬の会と天空霊園の訪問を希望されておいでになりました。
身延線の市川大門駅に出迎えそのまま南アルプス市の大城寺へ。こちらは市川住職のお寺でありそこでまず3名で会談しました。
そこでは土葬の会の発足時期や動機などこれまでの経過を説明し、現在の天空霊園との提携とそこでの埋葬状況などを説明しました。
その際「あなたの村の野辺送り」「川上音二郎野辺送り」という2つのご自身が作成されたというDVDをいただきました。野辺送りに関しましてはご住職も子供の頃の野辺送りを見たことがあったこと、小銭が入ったお捻りが籠から撒かれたのを拾ったことなどを伺いました。
また変わった葬儀として岩手、秋田方面での葬儀のやり方が違うことを指摘され、それは人が亡くなると先に火葬をしてしまい、その後にセレモニーホールではなくお寺の本堂での葬儀を執り行うそうで、そこでは御本尊に幕を張り、背を向けて南面して通夜と葬儀をするそうです。これにはたいへん驚いたと話されていました。
これでは亡くなってから葬儀をどうするとか相談する間も無く火葬場へ、それからゆっくりと葬儀ですから、順序が逆です。
この話を聞いて納得したのは、実は土葬の会の会員は東北方面には1人もいません。それはなぜなのかを不思議に思っていましたが、この話を聞いてわかったように思います。通常葬儀の葬儀社任せで通夜、葬儀、火葬をしないわけで、お寺主導でいきなり火葬場ですから、故人を偲び嘆き悲しむまもなくて土葬の選択肢は思いつかないのかも知れません。
その後、住職とともに天空霊園へ移動して見学をしていただきました。
また、霊園はその後、造成をされたそうで、壇上の区画左側に通路を設け道ができていました。
*高橋繁行、京都府生まれ。ルポライター、画家。「高橋葬祭研究所」を主宰。「葬祭の日本史」(講談社現代新書)、「死出の門松」(講談社文庫)、「看取りのとき〜かけがえのない人の死に向き合う」(アスキー新書)、「寺・墓・葬儀はなぜ高い?」(飛鳥新社)など、死と弔い関連の著書を手がける。
「あなたの村の野辺送り」--日本のお葬式--紙芝居。
「川上音二郎野辺送り」--大阪の風景を彩った大名行列様式の葬列--切り絵。
DVD 1000円 DVD 1000円
2月21日
広島の東道淳子さんが入会されました。
どうしても焼かれる事が耐えられないので、どうしたらいいかわからずたまたま土葬の会をネットで見つけました。安心しました。
ありがとうございます。
2月26日
山口県の岡田友子さんが入会されました。
私は土葬の方を好んでいます。というご意見です。
3月9日
「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏より「コロナウイルスに関するBillyの説明」の情報を皆様へ送付しました。
3月25日
「コロナウイルスに関する続報のお知らせ」として
「コロナウィルスに対する新たな見地と分別をもって顧慮されるべきこと プレヤーレン Ptaah の言明と勧奨による 」の情報を皆様に送付しました。
4月9日
千葉の西さんというイスラム関係者から電話がありました。
コロナウイルスなど感染症で死亡した人の埋葬に関するご相談でした。
これまで感染症で亡くなった人の埋葬を扱ったことがありますか、今後どうされますか。という内容でした。
これまで感染者を扱ったことは無いこと、今後については報道でもあったように、感染症で亡くなった方は、葬儀社が水や空気を通さないビニール袋などに収納してもらい、感染の心配ない形で通常の葬儀ができるとのことですので、埋葬もできる見通しであることから、このまま推移を見ることにします。と答えました。
4月15日
東京の大畑商事から電話がありました。その会社は外国人の本国への遺体送りの仕事に携わっており、この度のコロナ騒動で遺体の受け入れがなされないのだそうです。近隣国と遠い国とでは80万円から200万ほどの料金がかかるそうですが日本での土葬をする場合の可能性についてのお問い合わせでした。
4月15日
始めまして。日本ムスリム財団(イスラム教団体)の監事を承り、葬儀会社社員(兵庫県内)の国嶽幸太と申します。今回、土葬の会様に問い合わせした内容は、ご存じのとおり私どもイスラム教徒は宗教上の理由で死者は土葬するものだと義務付けられております。それに先立ち、関西では和歌山県の橋本市にイスラム墓地を確保し、埋葬を行ってまいりましたが、昨今においては信徒の拡大と同時に埋葬場所の確保が困難になり、さらなるイスラム墓地の拡大をしなければならない事態となっております。この度、インターネットにおける簡単な問い合わせで全てをお伝えするのは困難でありますが、問い合わせの結論を申し上げますと、私共は出来る限り兵庫県内で、(関西エリアでも可)最低3000体の故人の土葬を可能とする場所を探しております。是非、土葬の会様のご助力を願いたいものであります。
国嶽 様
お問い合わせに関しまして。
イスラム墓地は同じような課題を抱えており昨年も静岡のイスラム霊園の方から相談を受けました。そこで申し上げたことは日本には有り余る土地はなくしかも人口過密国であり、そのような中で土葬ができることは幸運なことです。しかしながら現在のイスラム方式の埋葬ではあふれるのは時間の問題です。同じ課題は当会も例外ではありませんから、従いましてイスラム、キリスト教、すべての宗教や葬儀のあり方に精通している方に助言を求めたことがあります。そうしますと土地が狭いことは理由にならない。深さ2、5メートルの穴を掘りその上に次から次と重ねて埋葬するのだそうです。1人の契約期限を20年とかに区切って更新がなければその上に埋葬し、そこがいっぱいになり期限が切れると掘り返して古い骨を他に集めてしまい、またその墓穴を使うというのです。当会でもまだ余地があるのでそこまではしておりませんが、増え続けてくるとその対策を講じるつもりでいます。
ですから現在のイスラム方式を見直さない限り解決策はありません。また新たな墓地を確保しそしてまた一杯になればまた新たな墓地を探さなければなりません。それは合理的でなく、たとえその方式を守りたいとしても形式にこだわることに何の意味がありましょうか、埋葬して骨格を残すことこそ意味があるのだと併せてその方から教わったのです。敢えて言及させて頂くならそのような埋葬方法はいったい誰が決めたのでしょう。宗教の多くは後に改竄され変更されていることがありますので理性的判断が要求されます。
人間を埋葬するという一見原始的と思われるかも知れませんが自然の成り立ちはそれがもっとも人間にとって万全な葬儀であり次の生まれ変わりにおいて寄与するのです。このことはもっと将来にならなければ理解されないでしょう。ご検討ください。
山野井英俊
4月21日
神奈川県の浅井さんが入会されました。女子学生さんです。
学生さんの会員はお二人目ですが、このような若い方が会員になられることは嬉しいですね。
はじめまして、入会させていただきました。
長い間、日本で土葬することは不可能だと思っていたのですが、この土葬の会の存在を知って土葬できる自治体・霊園があることが分かり嬉しく思っています。私は今までに2度、親族の葬儀に立ち会ったことがあるのですが火葬が当たり前のように行われていることに疑問を感じました。人は死んだら最小化されなきゃいけないというのは苦しい感じがします。また、大概の生き物は死後自然に帰るのに対して、人間の特に日本人はそれが難しいという現状にも違和感があります。日本は土地が少ないから火葬しなきゃいけないと聞いたことがありますが、まだまだ土葬のできる土地はあるように感じております。これからどうぞよろしくお願いいたします。
4月22日
緊急事態宣言も発令され、落ち着かない昨今ですがお変わりございませんか。この春は天空霊園の見学をさせていただくことを楽しみにしておりましたが、当分は外出も儘ならず残念でなりません。さて、本日は気掛りなことがあってご連絡させていただきました。と、申しますのは、万一コロナウィルスに依って死亡した場合土葬が可能かどうかという問題です。
ウィルス感染防止対策(棺と遺体を完全密封するなど)を施せば特にご迷惑をかけることはないと思うのですが役所側の問題はひとまず置くとして、貴会並びに霊園としての方針をお伺いできればと思います。
お忙しいところ恐縮ですがどうぞよろしくお願い致します。
栗原
栗原さんへ
お問い合わせの件不安ですよね。他にも霊園見学の申し込みはあるのですが、この事態が収まってからになりますと伝えています。
志村けんの場合は面会もできずそのまま火葬になりました。しかしその後のニュースでは葬儀社がビニール袋などで完全に包んだ場合では通夜も葬儀もできるとのことでした。ですからもしコロナで亡くなった場合は葬儀社によくお願いして納棺して頂くことが肝要です。そうすれば土葬も可能と思われます。しかし、何より感染しないことが大切ですのでくれぐれもご用心ください。
山野井 英俊
6月28日
昨日、真鍋さんから連絡が入り、相談を受けました。
昨年埋葬したところがその後のお参りなどで何度も通ううち山道を登るので高齢のお母様にとって不便なので天空霊園への改葬を検討しておられるそうです。コロナ自粛が緩和になったことで、現地でお会いし相談しました。
お知らせ
年明けから日本がそして世界が新型コロナウイルスの危機に見舞われました。この未知のウイルスはこれまで2度にわたってその情報を皆さんにお知らせしましたが、非常に厄介で防御が難しいものであることが、3月9日
「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏より「コロナウイルスに関するBillyの説明」3月25日「コロナウイルスに関する続報のお知らせ」として「コロナウィルスに対する新たな見地と分別をもって顧慮されるべきことプレヤーレン Ptaah の言明と勧奨による 」の情報を皆様に送付しました。そしてその後の経緯を踏まえて「プターとプレヤーレンからの感謝を込めて、責任を持って行動するすべての人々へ!」として3番目の情報として同封してお知らせします。
皆さんもお気づきのように、コロナ自粛と自粛前の生活との非常に大きな違いとして、いかに人々は生活、仕事、食事、宴会、飲酒、旅行、通勤、コンサート、イベント、スポーツ観戦、映画館、満員電車、等々において密集していたかということです。人混みにおいてはコロナのみならず、インフルエンザや風邪、その他の感染症からも逃れることはできません。
それに対して私のような田舎暮らしをする人々にとっては、通勤に出かける人以外は何ら普段と変わらない生活となっています。時折やってくる宅配や郵便、その他の来客に注意を払う程度となります。感染者が1人も出ていない岩手県は面積に対して人口比率が低いので感染から免れているように、本来は現在の人口密度の16分の1が適正人口なのですから、そのような生活形態だとすると感染症が広がる要素は無さそうです。
コロナ禍において在宅によるテレワークが拡大してきますと、都会に住む理由も無くなって田舎に住む人が増えてきているそうです。
この機会にこれから先の生活を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
懇 親 会
毎年恒例の9月に開催していた懇親会につきましてはいつも参加いただいていて、また新たに参加を希望される方もおられますが、慎重に現状をみますと誠に残念ではありますが今回は中止とさせていただきます。
土葬墓地契証
また、これまでに天空霊園墓地分譲に関しまして天空霊園の墓地を背景にし
た以下の契約証を作成して発行しています。
墓地見学と分譲
この写真では墓地の全景が見られます。左側の段状墓地から埋葬が行われています。その下に続く草地の道路までが未整備の墓地予定地です。
これまでに山口県の岡田さんや、愛知県の福政さんなどから天空霊園の見学及び分譲購入のご相談が寄せられました。分譲購入に関しましては他の会員からもお尋ねがありますが、ひとつはこのコロナ禍において、会としましてご案内を控えております。もうひとつは分譲に関しまして墓地の位置を決めない「自由区画」として扱わせていただくことにしております。そして埋葬時に場所を確定することになっております。その理由は順番に埋葬工事が支障なくできるのです。しかし、事情により、見学される場合は現地にてお会いし案内するということでお願いします。また、どうしても今のうちに分譲購入と場所を決めておきたいという場合はご相談下さい。
シンボル(象徴)
生まれ変わり、再来、再生、輪廻 平 和
人口過剰、人口過密 『霊の教えのシンボル』
これら3つのシンボルマークはビリーによって52,476,812のシンボルのうち601がこの『霊の教えシンボル』書に掲載されたものからの抜粋です。
会費納入
年会費3,000円の納入による会員期限とそのご案内は年に2回の会報発行とともにお知らせします。従いまして6月と12月になりますがあらかじめ期限の半年前からご案内することになります。
例として3月に入会された方は翌年の3月に期限を迎えますがその前の12月に、6月に期限を迎える方はその前の12月にご案内することになります。期限前に納入されても会員期間の短縮にはならず、期限は変わりません。また会員期限を経過して半年以上経てから納入された場合は未納期間に充当しますがこの場合も会員期限は変わりません。しかし一年以上未納が経過した場合も未納期間に充当しますが、納金がなければ退会扱いになりますからご注意ください。
また数年分をまとめてお振込いただきますと事務手続が助かりますのでご協力いただければ幸いです。死亡及び退会にあたって予納会費は埋葬費用に充当および返金します。
日本国憲法
日本国民は,正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し,われらとわれらの子孫のために,諸国民との協和による成果と,わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し,政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し,ここに主権が国民に存することを宣言し,この憲法を確定する。そもそも国政は,国民の厳粛な信託によるものであつて,その権威は国民に由来し,その権力は国民の代表者がこれを行使し,その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり,この憲法は,かかる原理に基くものである。われらは,これに反する一切の憲法,法令及び詔勅を排除する。日本国民は,恒久の平和を念願し,人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて,平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して,われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは,平和を維持し,専制と隷従,圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において,名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは,全世界の国民が,ひとしく恐怖と欠乏から免かれ,平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは,いづれの国家も,自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて,政治道徳の法則は,普遍的なものであり,この法則に従ふことは,自国の主権を維持し,他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は,国家の名誉にかけ,全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
主権在民と思われますか
上記の憲法を掲載したのは再確認のためです。
というのも昨年の参院選において山本太郎という政治家から国民と政治との関係性について国民のひとりとして痛感させられたからです。
*正当に選挙された国会における代表者
半数の有権者が投票放棄。選挙における買収。選挙システムのムサシ疑惑。
*われらとわれらの子孫のために
結婚できない。若者の7人に1人、1人暮らしの女性3人に1人が貧困。自殺
2.5万人。
*ここに主権が国民に存する
実感は?政治家が偉そう。国民を騙す。税金の無駄遣い。特権利用。格差。
*その権力は国民の代表者がこれを行使し
権力の濫用。法律を守れない者が憲法を変えようとしている。既得権者優遇。
*人間相互の関係を支配する崇高な理想
歴史が示すように、学校教育では達成できていない。包括的な哲学が求められる。
*国際社会において,名誉ある地位を占めたい
諸外国から日本人の品性が称賛されている。日米同盟の見直しと等距離中立外交。
*いづれの国家も,自国のことのみに専念して他国を無視してはならない
アメリカに代表される自国優先は世界も分断に導く。世界秩序の破壊。
東京都知事選挙
東京都知事選が行われています。国政にも大きな影響を及ぼすといわれる選挙ですが、22人もの候補者が出揃いました。残念なことにテレビ討論会が行われていません。その理由は、人数が多すぎてそれぞれの候補の主張を取り上げると時間がかかりすぎるということらしいです。ですからそれぞれの政策をくわしく知りたいとなればネットで調べることになります。
コロナ禍による非常事態の中でどのように人々の暮らしや安全を守ってくれるか、そして未来への道筋を示すのかが問われます。投票率が前回59%くらいだということですから、41%が棄権したことになります。
それは、期待できない。自分の1票への不信。あきらめ。無関心。無気力。人任せなどですかね。都内にお住まいの方は一票の主権行使をしてください。
誰が知事になるか気になるところです。
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2020-07-03T06:27:19+09:00
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土葬の道しるべ 第22号 2019年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_24.html
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
いつもご支援いただきありがとうございます。
7月から年末までの状況をお届けすべく会報22号を発行します。
7月3日
ご無沙汰しております。
「土葬の道しるべ」をお送りいただき有難うございました。
山梨で新たに天空霊園との提携が決まったとの朗報、嬉しく読みました。
これもひとえに山野井さんのご尽力の賜物と思い、会員の一人として
心からお礼申しあげます。
会の益々の発展を祈念しております。
2019.7.3 三輪芳博
7月4日
土葬の会 山野井英俊 様
お世話になっております。
本日、下記口座へ3年分年会費9000円を振り込みいたしました。よろしくお願い申し上げます。
土葬の会会報をお送りいただきまして有難うござました。
読ませていただきましたところ、以前からお話しを伺っておりました山梨県南アルプスの麓の霊園について、土葬の会との提携が決まったことを知りました。日本においてこれだけ土葬用地の取得が困難な中、山野井会長のご熱意、ご努力の結果と拝察いたします。
ところで、9月14日(土)の会合は私と家内と二人で参加させていただく予定をしておりますが、
改めて、ご連絡させていただきます。当日、新たな提携先である天空霊園の見学をさせていただけるようで、楽しみにしております。
武 田 保 夫
7月12日
土葬の会 山野井 英俊 様
お世話になっております。
先日は会報をご郵送くださりありがとうございました。
中でも天空霊園の情報は楽しみに待っていたものであり、大変嬉しく拝読しました。
見学可能になりましたら一度お伺いし、拝見した上で契約させて頂ければと思います。
ところで、事前にいくつかお伺いしたいことがあるのですが
1. 一般区画4?uと個人区画2?uの違いは何でしょうか。
個人区画は一人のみ埋葬・一般区画は複数人埋葬できるということなのでしょうか。
2.墓地は順番に割り振っていくとのことですが、やはり自分の埋葬される場所は生きているうちに確定しておきたいので、管理にあまり負担のかからない範囲で、契約時に位置を決めておくことはできないでしょうか。
3.縁石は設けないとありましたが、子供達のためにもどこまでが親の墓なのか、わかるようにしておいてやりたいと思いますので、簡単なもので構いませんので縁石を設置することはできないでしょうか。
?A?Bに関しては、もちろん別途費用をご請求いただくという前提で、ご検討願えれば幸いです。
当霊園は普済寺と土葬の会の共同管理・運営になると伺い、何より有難く、大変心強く思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
栗原 哲也
栗原さんへ
ご連絡ありがとうございます。
1、につきまして
近年、お独りで家族がない、後継者がいない、自分だけ土葬にという方がおられます。
その場合、今後その墓地に他の方が埋葬される可能性がありません。
ですから時代の推移を考慮して個人区画を設けることにしました。そうすることによって墓地の限られた土地を有効に活用できます。
2、につきまして
天空霊園は本来の予定している土葬区域はまだ未整備状態なのです。
従いまして亡くなられた方がおられた場合に壇上区画を使わせていただくことにしてあります。その際順番に埋葬することになりますので、そのように案内しました。
ですから購入はまだお待ちいただくことになります。
3、につきまして
ご要望に応じて相談の上考慮したいと思いますが、縁石を設けるとなると、その際、一般区画の拡張か自由区画枠を別に設けなくてはならないと思います。
いずれにしましてもしばらくお待ちください。
7月12日
土葬の会 山野井 英俊 様
お世話になっております。
お忙しいなか早速ご返信をいただきありがとうございます。
ご説明はよくわかりました。
それでは今後の進展を楽しみに待たせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
栗原 哲也
7月23日
東京の葬儀社より土葬について問い合わせがありました。土葬について相談を受けたのでネットで調べて連絡を頂いたそうです。茨城と山梨の資料を送付しました。
7月23日
愛知県の伊藤さんが入会されました。
最近 高齢の母が足を骨折し、あまり長くは生きられないと感じるようになりました。出来ることなら土葬のお墓を用意したく思います。それで、そのことについて可能かどうか、もし可能なら、場所と費用など相談いたしたく連絡させていただきました。
火葬の場合、亡くなった悲しみをさらに深くしてしまうようにずっと感じていました。火葬にはしたくない思いが強くあります。
どうかよろしくお願いします。
愛知県 伊藤典治
8月4日
栃木県の方から
大田原市に知人が20万坪強の土地を購入する予定です。
今はゴルフ場になっているとの事ですが、土葬用墓地にしたいとの事ですが、行政の許認可は取れるものなのでしょうか?
日本人、イスラム教、キリスト教等の土葬区域も考えているようです。
8月6日
三重県の笠松さんが入会されました。
「三重県界隈で土葬にできる墓地を探しています。宜しくお願いします。」
笠松さんで三重県の会員が4名になりました。関西方面での墓地がないので三重県で見つかるといいのですが、伊賀方面にあるという噂がありますのでどなたか探してみてくれませんか。
和歌山や奈良県の山間部にもあり、奈良県の場合は住民であればできます。
8月7日
横浜の眞鍋さんが入会されました。
お父様の土葬を望まれておりまして、ちょうど曹洞宗で有ることから同じ宗派で西多摩のお寺は檀家条件で土葬ができますのでそちらをお取次しました。
9月12日
天空霊園の若住職市川大了様がちょうど懇親会の14日にご結婚されることになりました。
それで、在家塚の大城寺にお伺いしましてご祝儀をお渡ししました。
今後、末長くお世話になりますのでお幸せをお祈りしたいと思います。
若住職は大城寺の住職でもあり同時に普済寺天空霊園の住職でもあります。
大城寺はサンスカーラ霊園を運営しており、数年前に道路沿いの看板を発見してお電話をし、そして訪問してお話をさせていただいたことがありました。その折に土葬の受け入れについて前向きにご返答いただきました。
その際に普済寺という山の上にもお寺があるということで、そちらを紹介していただいたのでした。当時はまだ天空霊園という名前はありませんでしたが3月に訪問した時には天空霊園の石碑がありました.良い名称です。
9月14日
本日は第7回懇親会の開催です。
好天に恵まれたなかを16名の皆様が参加されました。
これまで最多でしたが初めての方は6名おられました。普段は12名が座れるテーブルなのですがこの時は16名用にテーブルを拡大して対応しました。このように16名までは大丈夫ですが今後もっと参加者が増えるようでしたら他に会場を移すことが考えられます。武田さんはご家族で参加され、埋葬の折にはご家族や周りの人には以前から伝えてあるそうで安心ですが、村上さんは独身なのでちゃんと埋葬してもらえるか不安なようでした。また、伊藤さんはご自分よりは母親を土葬にしたいそうですが、母親の要望や親戚縁者へ土葬の理解を求めたいとのことでした。眞鍋さんは最近亡くなられたお父様のお墓を準備中ですが、エンバーミングを施し、お参りの際に遺体を見ることができるように墓石を検討されているそうです。
このような埋葬形式は珍しいですね。
今年も若い奥さんを伴われて参加された増渕さんは歳の差を聞かれ、あまりの年の差婚に周りから羨む声が聞かれました。皆が驚いた初参加の若く見える小西さんは57歳だそうで京都から来られたタクシーの運転手さんです。
京都観光をなさるなら小西さんに案内していただいたらいかがでしょう。
3時過ぎに皆さんで記念撮影を終えると、それぞれ車に分乗して南アルプス市の天空霊園に向かいました。会の場所から山沿いの農道を北に向かうとやがてループ橋が見えます。できた当初は猿しか渡らないと酷評されたそうですが、今となっては会にとって天空霊園に至るありがたい道路です。
近くに着くとそこからジグザグの道路を上りますと数件の住宅があり、果樹の間の道路を行くと左側に普済寺天空霊園に25分ほどで到着です。
9月19日
長野県の読売新聞から長野県に土葬のできる墓地やイスラームの墓地状況などの問い合わせがありました。
10月8日
お世話になります。
入会させていただきました。
土葬について心配な点なのですが、自分の死後、家族が一般的な火葬をする葬儀会社に連絡をしてしまい、そのまま火葬へと誘導されてしまうかもしれない不安があります。遺族がスムーズに安心して土葬の会へ依頼をできるように、土葬について何も知らない人が見てもわかるような、土葬の工程と遺族がするべきことを明記した説明書があると安心です。ご検討くださいませ。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
10月12日
新たに提携した天空霊園において土葬を行いました。
7月に天空霊園と土葬の会との間で提携が行われました。9月には懇親会が開催され、その際に皆さんで見学が行われ、静かな佇まいと甲府盆地を見下ろす景観の良さの感想が参加者から寄せられました。
そして10月には土葬を希望される柳澤さんが入会されました。さっそく娘さんが天空霊園を見に来られ11日を埋葬予定日としました。亡くなられたのはお父様でエンバーミングを施したそうで、それによって埋葬までに余裕のある日程となっています。
天空霊園は一般区画4?uと個人区画2?uの2種類を設定して分譲をする予定をしていましたが、柳澤さんの御要望により一般区画と個人区画を合わせた区画になりました。
また、これまでの他の霊園での埋葬条件と天空霊園では大きな違いがあります。天空霊園は墓地を管理する管理会社が入っておらず、この度の提携によって土葬の会が管理会社のような役割を担うことになっています。つまり区画面積を設定し、分譲し、暮石、墓標の設置を条件とし管理料を扱います。
この管理料は霊園との提携で50年分の支払いによって永代使用の権利を得ることができます。一括でのお支払いも受け付けておりその際は墓石の設置を条件としました。そして穴掘り埋葬をします。また場合によって棺の引き取りも行います。この度は柳澤さんが取り寄せることになった棺の製造を行なっている会社との取引もできることになりましたので、ご要望があれば棺の取り扱いも行います。埋葬時の経も要望によりご住職に依頼することになりました。天空霊園での土葬は会にとって初めてですので、どのような地盤であるか、掘り易いか石が出るか、そしてなにより段差のある墓地ですから穴を掘るための重機をどのように搬入するかが課題でした。11日は台風が接近しており、前日のうちに穴を掘って、当日は早めの埋葬が望まれました。
10日は天気が良く暑すぎるほどでしたが、すでにご住職や奥様が墓地の草刈り清掃をされていました。明日の埋葬のために準備されてありがたいことです。そしてお寺の入り口がわかりづらく、通り過ごしてしまうので看板があればとお話ししましたらお寺で設置することにされたそうです。
山野井、山野井涼子や伊藤会員そしてお手伝いの人と4人で作業にあたります。墓地は最上段から埋葬しますのでそこに重機を入れなければなりません。初めての試みですが、まず土嚢袋に土を入れそれを通路にする段差のあるところに置きそこを乗り越えて墓地に入れました。ここは中段でそこから上段の墓地の地面を掘り進みます。その土をまた土嚢袋に入れそれらを順に足場
として上段に重機を乗り入れ最後の穴掘り仕上げです
それぞれに穴の中に入ってもらいスコップで、そしてメジャーで幅、奥行き底の状態などを点検です。それとともに埋葬体験ですがさすがに地面に寝てというものではありませんでした。
こうして天候に恵まれたなか、そしてほとんど大きな石も出なくて無事に穴掘りを終え、明日の埋葬までの雨が気になるので穴の上にテントを張り、雨をしのげるようにしました。
そして当日の午後は雨が予想されていたので早めに来ていただくことにし、
私たちは昨日よりも1人の応援をえて5人で作業開始です。
まず初めに女性たちはトイレの掃除をすること、私たちは分譲区画に杭打ちなどをして、12時には東京から葬儀社の車が到着しました。住職はお父様と若住職のお二人が来られ、そしてお寺の取引先の石材屋さんも土葬を見るのは初めてということでおいでになっています。
まだ他にも知り合いで土葬に立ち会いたいという方がいましたが、早めになった時間の関係で参加できませんでした。
若住職も土葬は初めてだそうでスマホで写真をとっておられます。
棺を車から降しストレッチャーに乗せた状態で運びますが坂道なので数人がかりで押し上げます。穴のそばに棺を置き、そしてお花や遺品を棺に乗せ、そしてご住職による読経がはじまります。
ご遺族によるお別れを終えたころはもう雨雲が迫って曇っていました。
お母様のお話では娘さんが忙しく動き回ってこの度の埋葬までの一連の準備をされたそうで、その合間にこの墓地にも来て住職にも会われて相談されていたのです。いよいよ棺を穴に下ろしますが、通常はそれぞれにロープを手にして棺を下ろすのですが、重いため重機で吊って穴に収めました。
そして掘り出した土を土嚢袋から移して戻します。こうして雨に降られる前に土まんじゅうができました。
解散し後片付けを終え車に乗った時には雨が降り出し間一髪の状態で墓地を後にしました。新たな墓地での初めての土葬による埋葬はこうして無事に終えることができました。これから末長くお世話になるはずの、この天空霊園との提携はお二人のご住職のお人柄とご理解によるものです。
土葬の会にとっても会員の皆様においてもとても喜ばしく思います。
この天空霊園には畑がありますから、今後希望者があれば週末農園や瞑想や宿泊もできるようになるかも知れません。いろいろ楽しみです。
10月13日
山野井さま
お世話になります。
昨日は、台風が迫る中ブログを更新していただき誠にありがとうございました。早速拝読させていただきました。お写真もたくさん載せていただいたので、土葬の過程がよくわかり、とても参考になりました。
是非購入したいという気持ちが強くなりました。
また、会員証が届きまして、こちらも迅速に対応していただき感謝しております。最近持病の悪化のため体調が優れず、死後特に火葬への不安が大きなストレスになっていましたが、
会員証が手元にあること、またこうして代表の山野井さまとお話ができていることで、不安を安心に変えることが出来ています。
本当にありがとうございます。
10月16日
京都の芝山さんがご高齢のため、今のうちに墓地を用意しておきたいということで分譲受付しました。これまで風の丘霊園や南アルプス市の墓地そして懇親会にも参加されておられます。天空霊園ができたことでそこに決めることになりましたが、現在の状況は壇上の区画数が限られているため多くの分譲申し込みを受け付ける事はできません。そのため亡くなられた方を優先にしていますので、申し込まれる場合は区画の位置を決めずに。「自由区画」として受け付けることになりました。つまり埋葬する時点で区画位置と番号が決まります。
10月26日
突然の予期せぬ訃報。
これまで会が埋葬をお世話した皆様のなかで、入会されてから時が経過して埋葬された会員はまだお一人しかいませんでした。ほとんどの方は時が迫って、あるいは亡くなってからご本人の遺言あるいはご家族の意向によって入会と埋葬申し込みなどの手続きが同時でした。しかしこの度、まさに若い女性が御自身の希望で入会され、さらに墓地申し込みの手続きの最中でした。しかし数日が経過し、返事が無く不審に思っていたところでしたが、その後にご両親から娘さんが亡くなられたとの連絡がありました。なんとあまりにも急な、想定外の出来事でした。それでも、ご家族は本人の意思を叶えてあげたいとの意向でしたので、この度、ご本人が望まれた天空霊園にて埋葬を行いました。訃報を受け取ってから言いようのない虚しさ、残念な思いが日々続いていました。 というのも「遺族がスムーズに安心して土葬の会へ依頼をできるように、土葬について何も知らない人が見てもわかるような、土葬の工程と遺族がするべきことを明記した説明書があると安心です。ご検討くださいませ。」との要望は自分の亡き後の埋葬への手続きが確実に為されることを願う切実な思いが込められているからです。また、このような意見は大変参考になりますし、今後もこのような事例に対処するためにも有難い提案です。それゆえにこれからも何かとご意見や提案を頂けると思っていただけに誠に残念でなりませんでした。それでもご本人の願いを、ご家族の理解によって埋葬できたことは私にとってせめてもの慰めとなりました。このようなつらい気の重い埋葬作業は初めてでした。いつもなら埋葬を望む遺族によって埋葬され、遺族に喜ばれ感謝されることがほとんどでしたが、この度は土葬という世間とかけ離れた葬儀のあり方に戸惑われ、そして落胆されているご家族の思いと、それでも願いを叶えられた娘さんとの違いはあっても、それでも、今後これでよかったのだと思えますように、と願うばかりです。
11月28日
このたび大道さんが入会されました。土葬の会は若い方の入会が多いのが特徴です。このような方が入会されますと心強いですね。よろしくお願いしますね。
「私はまだ26と若いのですが、学生時代に心理学を専攻するなかで、身体と精神は不可分であるという心身一元論的な立場をとるようになりました。そのため、身体を焼却する火葬という手法に、問題意識を感じるようになりました。今年ちょうど祖父を送ったことも、この問題意識を強くしました。
もっとも、火葬と土葬のどちらを望むかは個人の価値観です。しかしそうであればこそ、現実的に前者の選択肢しかとれない現状は、望ましくないと考えております。より多くの方が、土葬という葬法も選択できるような社会を願い、会の活動への参賀・支援を行なってまいります。」
以上、よろしくお願いいたします。 大道
お知らせ
何度か天空霊園についてお知らせしておりますが、この度は案内看板を設置していただきました。
静岡方面から向かいますとループ橋を渡り直進しますと最初の看板があります。ここは左折せずに進みます
?@ ?A ?B
次に?Aの看板がありますのでそこから山に登ります。この看板は長野方面あるいは東京方面から来た場合に最初の看板になります。
いよいよここから曲がりくねった山道を行きますと上がりきったあたりに?Bの看板があります。それを右折して農園のなかを行きますと間もなく?Cの看板があります。これを左折しますと普済寺天空霊園の正門に到着します。
?C
12月16日
甲府において、「あなたを幸せにしたいんだ」と人間の尊厳を訴え、消費税廃止、原発禁止などを掲げる、れいわ新選組の街頭記者会見がありました。参議院選挙前から注目していましたので、この機会に「国策として土葬墓地の確保を図る」「原発を廃止して地熱発電に取り組む」「オオカミを導入」など8項目の要望を山本太郎氏に提出しました。彼のような人物が現れたことに驚きと深い共感を覚え応援したく思います。 山野井英俊
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2020-01-06T09:25:28+09:00
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土葬の道しるべ 第21号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_23.html
土葬の道しるべ 第21号
2019年6月末発行
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
2019年1月元旦
年が明けました。本年もどうぞよろしくお願いします。
ここ山梨に越してきて20年経ちますが、雪のない正月を初めて迎えました。
昨年は風の丘霊園が新たな埋葬の受け入れができない状況となりました。まだ少し余地はあるのですが他の計画もあるようで様子見の状態です。
さて今後の土葬の会の活動状況はどうなるでしょうか。
2月10日
山口県の村田輝雄さんが入会されました。
「母親が亡くなった場合土葬を希望しているため」として関西方面の土葬墓地を希望しております。
関西方面では一箇所だけありますが、数年前の交渉において350万円程度で受け入れできるように要望しておりまして。そのように会でもお知らせしておりました。この度、村田さんの要望により確認のため兵庫県の御津霊園にその後の状況を伺いました。ところがいまだに整備に至っていないとの返事で驚きました。この墓地は15?uという広さと石棺そして墓石の設置が条件となっており、総額では1千万円以上となります。このような設定のせいかその後も埋葬が行われていないようでした。
関西方面からの問い合わせが多いので、ここで安い区画を設定し整備していただくことができれば、会としましても望ましいいので、今後も継続して働きかけていきたいと思います。
やむなく村田さんには、埋葬の際は茨城県の墓地を勧めました。
後日、何度も村田さんからお電話をいただきました。今後の参考になると思いますので埋葬までの状況をお知らせします。
「役所では火葬許可証しかなく、埋葬許可を出していないということでどうしたら良いか。葬儀社では県外への遺体搬送はしていないこと。
遺体を運ぶとすれば何百万もかかると聞いた。警察の通行許可がなければ遺体は運べないのか。」
これらの懸念を払拭するために、山梨での埋葬につきましてはたとえ火葬許可証でも埋葬扱いしておりました。しかし茨城の墓地では役所が火葬許可しか出せないのであれば、その書類に訂正印を押して埋葬許可証として書き直してもらえれば良いとしました。棺の搬送に関しましては今回初めて会で引き取りを行うことにし、その際喪主の同乗もできるように致しました。
車と2人の運転手を用意し前日の宿泊、引き取り後の宿泊も含めての条件です。これまで東京からの葬儀社の搬送料は5〜10万円、名古屋から20万円、三重県からは30万円ほど山梨までかかったようです。今回は山口県から茨城ですから大変な距離ですが葬儀社で運ぶよりは安く収めることができます。
そして、その後の状況から20日にご遺体を引き取りに伺うことになりました。もちろん警察の許可などは要りません。ところが葬儀社から連絡があり、役所では火葬許可証を埋葬への訂正はできないと言っていると、これには驚きました。すでに許可証をもらって埋葬先にファックスをしていると思っていたからです。役所では埋葬が禁止されていないにも関わらず勝手に火葬許可証のみにしてしまっているのです。それを訂正できないとは。
そこで埋葬先の朱雀の郷の管理会社に電話を入れましたら、直接役所と話すことになり「前例がない」との役所の言い分を覆し、ようやく出してくれることになったのです。それも埋葬に出発する日の朝に葬儀社が役所に受け取りに行くという慌ただしいギリギリの状態でした。これでようやく出発できることになりました。しかし、しばらくすると葬儀社から電話が入りました。何の用事かと怪訝に思っていると「埋葬許可証を積み忘れた」というのです。何ということか?呆れてしまいました。あれほど喪主にも、運転手にも前以て話してあり、そして葬儀社は分かりきっていることです。
運転手に連絡を取るともう出発して30分も高速を走っておりました。
葬儀社が追いかけるというので最寄りのパーキングで待ってもらい渡すことにしたのです。きっとあらかじめ埋葬許可証を墓地側にファックスすることになっていて送信したままで忘れたのでしょう。しかし、このようなことはまったく予想していなかったことでした。
それでも山口県からの長旅を終え、近くで宿を取り翌朝朱雀の郷に到着しました。霊園では、あらかじめ穴を掘っていましたので無事に埋葬をすることができました。後日、振り返るとあのまま埋葬許可証を積まずに走っていて途中何かの事故などで警察の調べを受けた場合、事件性を疑われることも考えられました。会としても初めての遺体搬送でしたのでなんとか無事に終えて安心しています。今後も注意すべきは、遺体と埋葬および火葬許可証はセットでなければ搬送も埋葬もできないのだということです。
2月24日
ご無沙汰しております、兵庫県の徳原節夫です。私は自分の土葬を、住まいの近くで、安価で行うべく熟慮の末、町役場に、死亡後に人間を止めるから、私有地に動物葬として埋葬出来ないかと提案しました。2週間後の返答はアウトでした。名案の決定打と思っていたのでショックで、打ちひしがれました。国、自治体は、どうしても人体は灰にすべきと考えているようです。天皇陛下はどうされるのでしょうか?現在、国内全ての土葬派は抵抗勢力です。
「葬送の自由をすすめる会」の主旨は、どうかと調べたら、内容は、埋葬は許可されていないので、海洋葬とか樹木葬という、火葬後の散骨方法で、墓地墓石が不要だという程度です。葬送の自由をすすめるには程遠い。
私の土葬の目的は未来世代、環境保護、保全のため、化石燃料を使いCO”を排出して灰になるのではなく、土になり大地の栄養になる、真逆の思考です。
少子化、地方過疎化、確実に増加する耕作放棄地、誰に迷惑をかける訳でなく正論だと思っているのですが、法、条例の壁が許してくれそうもありません。
面倒な、個人墓地の申請が許可になるように、努力するしかないのかと思ったりしています。
日本は憲法九条はじめ、時代の変化に、いつまでたっても対応できません。
灰にならずに土に還るだけの要求なのに、何か名案はないでしょうか。
一つ思いついたのですが、地方創生大臣とかその組織に、地方過疎化、耕作放棄地などの活用、途方活性化策の一案として、土葬用の公園化〔カトリーナ。スペードによりますと、木材チップで死体を覆うと半年ほどで、骨まで土に還るそうです〕など提案してはどうかとも考えています。
3月13日
山梨県内における土葬墓地の具体的な交渉としまして、以前お知らせしていました南アルプス市の住職に連絡を取りました。すると、今日はちょうど納骨される方と住職が山にある普済寺に来られるというので、そこでお会いすることにしました。この場所は以前にも調査のため訪れていましたが、以前と違って幾分整備され納骨場所も新たに設置されています。
納骨が終わるのを待ってからお話させていただくとまだ正式ではないが、と言われながら土葬用として場所を示していただきました。ここは元、お寺の畑だったそうで100平方メートルほどあります。
以前来た時にはなかったのですが正面に「天空霊園」の石碑がありましてその前に位置します。ここは天空霊園として山の高台に位置していますからその名にふさわしい場所です。
早急に埋葬される場合は壇上に埋葬することができるそうです。
3月26日
初めまして、こんにちは。
ホームページを拝見して、連絡をさせて頂きました。
私は九州の宮崎に住んでいます、??橋と申します。
まだ私自身は若いのですが、土葬を考えています。しかし、探すと現在は色々と難しい事を知り、こちらに連絡を致しました。
会員にならないと、色々な情報を伺うことはできないでしょうか?
宜しければ、お返事をお願い致します。
4月1日
先日、問い合わせをいただいていた高橋優子さんが入会されました。
「メールさせていただいた高橋です。土葬を考えています。九州で見つかるとありがたいです。」
3月末
岐阜のお寺で土葬ができるところがあるので土葬の会で購入しませんか?との問い合わせがありました。4000坪の敷地があり価格も一億円をはるかに超える金額です。
これまで何度もこのような案件が寄せられています。
岐阜や愛知県方面には土葬の墓地がありませんから良いお話ではありますが、とてもお受けできるものではありません。
墓地の管理会社でこのような話に手を出すにも金額的に難しいのではないかと思います。
どなたか会員の方で墓地の経営に興味を示されるなら紹介しますが・・・。
4月8日
突然、静岡県清水のイスラーム霊園の関係者が電話を掛けてきて、これからお伺いしていいですかと、静岡にイスラーム霊園があることは噂で知っていましたがその関係者が午前中に訪ねてきたのです。土葬のことでお話をききたいそうで、それは土葬をどのようにしているか、このまま続けていくとどうなるのか、など運営や永続性に疑問があり、何か改善方法はないかとの懸念です。この霊園はムスリム関係者ではなく一般の方がイスラム霊園を運営しているそうです。いただいたパンフレットに目を通すと確かにイスラム方式、つまり埋葬してその上に空間を取って板またはコンクリートで蓋をしてその上に土をかけ盛り上げる。さらに、この霊園ではご丁寧にコンクリート枠を作ってその中に埋葬する形で底のない石棺のようなものである。
一区画35万円、埋葬費15万円、暮石30万円である。そして、この他に管理料がかかる。それでもこの料金は安い方だと思うが、イスラームの教会が運営する墓地はいわゆる互助的な方法なので安いのだ。それに倣って料金設定をしたようで、それでは運営は楽ではないと思われるが、そのうえ、1区画1人であり(2.5m×1m)となっている。いままで50体くらい埋葬したそうで、管理者としてはいずれ一杯になればその後はどうなるのだろうと考えるのも無理はない。つまりいずれ新たな墓地を確保しなければならなくなるのはひとえに時間の問題となる。このイスラーム方式は墓地の循環、再利用がまったく考慮されていない。昔からこの方法だったのかは知らないが、日本の場合は家族で一つの墓地(区画)を利用してきた。これは土葬でも火葬でも同じであって土葬の場合も穴を掘ると先祖などの骨が出てきたというのはよく聞く話である。火葬の場合は骨つぼや骨が墓石の下に入れられる。そうして先祖代々利用されるのだ。
それでも風の丘の霊園のように、長男、長女など家系を継ぐ人以外の兄弟は自立後やがて自分たちの墓地を確保しなければならなくなる。つまり新たな先祖として墓地を持つようになる。こうして用意された墓地は埋まってきて新たな分譲は不可能となってしまった。最大の原因は人口過剰にあるが、いま減少に移ったとはいえ今後墓地を確保しょうとする人々は相当に多いと思われる。したがって墓地の確保とその有効な活用はイスラームだけの話にとどまらず土葬の会においても例外ではない。やがて、以前ビリー・マイヤー氏に教えていただいた方法(一つの墓穴の循環使用)をとる以外にない時が来ると思われる。イスラームの墓地を必要とする人は増え続けており、土葬の会でも会員は将来減ることはないだろう。また、いずれ何かの気運で一気に土葬人気が上がらないともいえない。土葬に携わる者として新たな墓地を探すとともに、新たな循環方法も準備しておかなければならない。したがって相談者には従来のイスラーム方式を見直して循環型を考慮するようにと提案をさせていただいた次第である。
4月11日
NHKのBSプレミアム「偉人たちの健康診断」に会員の宮沢さんが出演しました。
篤姫の生活変化は「空の巣症候群」と指摘し達成感の後の喪失感など意見を述べられました。
ご活躍ですね。
4月15日
愛知県の福政ケイエイさんが入会されました。「お世話になります、親のために土葬できる場所を教えて下さい。」
4月16日
NHKクローズアップ現代「親のおカネ“もしも”に備える。」
遺言だけではダメ。認知症になったら親の資産やお金は使えない!
家族信託が必要、健康なうちに子供に名義変更や通帳を作成、親の判断能力や署名が必要で、およそ100万円の費用がかかる。
1、 親の意思
2、 親子間のタブーを無くす
3、 兄弟たちのチームワーク
成年後見制度: 後見人と裁判所の判断で口座を管理。しかし、手続きが煩雑で面倒 後見人は裁判所が決めるので後から気に入らないからと変更することはできない。
5月8日
インターネット上のyoutubeで以下のタイトルにて土葬の会の紹介がありました。
第371回「土葬は出来るの?皆が知りたい質問みたいです」葬儀・葬式ch
6月3日
長野新聞から電話があり長野方面やイスラーム関係、自治体の墓地に土葬区画がないこと、憲法に照らして不公平でないか、自治体の条例の扱いなどの土葬事情について取材がありました。意見としまして。多くの外国人が日本に住むようになったが、死んだ時に土葬ができないことに困っていること。外国人を労働者として安易に受け入れる国の姿勢について懸念。日本では火葬が主流で死後土葬を望むのは困難であることなどを話しました。
6月5日
この度、天空霊園(普済寺)に相談のために伺いました。ここから甲府市街が一望できる、農園と山に囲まれた静かな墓地です。登って行くお寺までの道のりに民家は数件あるだけで、その奥にも以前は住んでいた人も今はおらず、限界集落という住職の説明でした。
以前は40世帯ほどの檀家があったそうですが、今はお寺も無人でひっそりとして周りには果樹園と西側に山があります。このお寺はご住職と息子さんの若住職のお二人で管理されております。そして、お二人ともそれぞれにお寺があり、ここ普済寺は普段は無人ですが、この日はお寺の掃除などで朝からおいでになっていたそうです。ここには納骨や法事、そして清掃のために通っておられます。ご住職と息子さんの若住職のお二人と私と役員の山野井涼子と四人で会合しました。ご住職からお寺や周辺の土地や檀家さん、そして墓地の埋葬場所、宗教を問わない受け入れ、将来的にも墓地に余裕があること、循環型の埋葬方法、墓地取得困難者に対する処置、死産の水子やペットの埋葬など多岐にわたって話し合いました。そして提携に関する書式なども概ね話が進展しました。
6月17日
札幌での用事などと合わせて余市霊園の状況を確認に行ってきました。
その後、墓地の所有者が代わりましたが、名前は余市霊園のままで運営されるということと土葬の会との提携も継続されます。
6月24日
天空霊園普済寺の若住職で市川さんが最後の提携案の調整のために会のある平林までおいでになりました。
はじめてこの地を訪れた感想を、山に向かって入ってくると途中に民家はなくちょっと不安になったようですが、集落までやってくると開けていて広がりがあるのですねと、おっしやいました。
そして、使用規約やその他の書類の最終調整をしました。
6月30日
何度か交渉を重ねてきたところの天空霊園(普済寺)との提携が決まりましたのでお知らせします。
場所は山梨県南アルプス市築山600番地 天空霊園(普済寺)です。
墓地の分譲は一般区画4?uと個人区画2?uそして特別区画40㎠の3種類です。予約は受け付けますが整備上の都合から場所を指定しない壇上からの埋葬順となりますのでご了承願います。
この壇上墓地に一般区画30万円と個人区画20万円が設定されます。
そして特別区画は改葬による納骨や永代供養と管理料も含めて5万円となっております。この他に死産や水子、それからペットの埋葬など幅広い要望に応じまして、お受けします。また墓標(木製)は20万円と15万円(個人)でお世話しますがご要望に応じた木材や石材での制作もいたしますので必要な場合はご相談ください。
壇上墓地 特別区画
年間の管理料は5,000円であり、墓地の使用中はいつまでも払い続けることになっているのですが、霊園の計らいにより、特例としまして50年分25万円を一括で納めることにより永代使用とさせていただくことになりました。この場合は墓石の設置が条件となります。
このように天空霊園では一般区画で75万円、個人区画では60万円で永代使用権を得ることができます。この他には穴掘り埋葬料15万円とご要望により遺体の搬送料、そして埋葬時の経をお願いする場合は3万円となります。
それぞれの区画は縁石などの工事は行わず、その代わり墓標、暮石の設置が条件となります。その理由は埋葬後の土まんじゅうだけですと、他の参拝者や来訪者に少なからず違和感を与えていたという報告から、それを改善するためでもあり、また墓標による埋葬位置と名前の識別を優先し、旧来の縁石工事はありません。
すでに宮沢あゆみさんの暮石に施工しましたが、木にも同じ液体ガラス処理を施すことにより木の耐候性を高め腐れ、ヒビ、割れを防ぐことが期待されます。この墓標はこの他に幅30センチの個人用も用意します。
このように簡素な方法で費用も安価に抑えることにしました。
本来の土葬の埋葬風景が西欧のように、ここ天空霊園でも実現することになります。そして墓碑の周りには芝桜を植えて花と緑に囲まれた安らぎのある墓地になることでしょう。
また、壇区画前の墓地予定地はこれから整備をしますので整い次第、来年度あたりの分譲開始となりそうです。このような有難い提案ができますのも天空霊園(普済寺)では管理会社を置いておらず、土葬の会が整備、分譲、埋葬、そして管理の一部を行うという霊園との協議により実現したからなのです。このように土葬全般の様々な埋葬や受け入れができますのも、ひとえに天空霊園のご住職そして若住職による寛大で深いご理解とご厚意の賜物と感謝したいと思います。
会では皆さまとともに霊園との良好な関係を築いて参りたいと思います。
懇親会開催のお知らせ。
毎年恒例の懇親会を開催します。今年はすでに3名の新入会者がありました。また、新たな墓地が決まったことは嬉しい限りです。この天空霊園は会の場所からは30分ほどで行けますので見学も予定しています。どうぞ楽しみにおいでください。
日時: 9月14日(土)午前11時半より午後4時まで
場所: 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
TEL/FAX: 0556−22−8656 090−8639−2416
会費: 1,000円 昼食を囲んでの会合となります。
交通: 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。出迎えますので到着時刻などご連絡ください。
お申し込みはお電話、メール、ファックスなどで9月5日までに参加、人数などお知らせください。
あとがき
こうして半年が過ぎましたが、風の丘霊園での新たな埋葬受け入れが事実上困難になって、新たな墓地の必要性が喫緊の問題となりました。
しかし、本当に幸いなことに天空霊園との提携が実現し、会の場所からも車で30分ほどと近く、交通の便も中部横断道の白根インターから15分程度で天空霊園に着くことができます。
しかもこの霊園は限界集落となった中にあり、山と農園に囲まれた閑静な墓地です。そして将来的にも墓地としての拡張の可能性も秘めています。
天空霊園普済寺は無人となっており、ここでの会合などもやがてできるかも知れません。とにかく申し分のない霊園が使用できるようになったことは皆様と共に喜び合いたいと思います。
ここに良い報告をすることができたことを嬉しく思いますとともにこれまでのご支援にも感謝しながら会報をお届けします。
山野井英俊
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2019-07-03T08:44:15+09:00
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土葬の道しるべ 第20号 2018年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_22.html
土 葬 の 会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
土葬の会の会報を発行し始めてから、年に2回の発行で20号目をお届けすることなりました。
2001年に会が発足してから、2008年にホームページを開設し、会員制度を設け17年が経過し会員も50数名となりました。
これまでの経過から入会される方と死亡および退会によって増減はありますが順調に入会される方が増えております。
土葬の会のホームページ閲覧者数は毎月平均600人います。
リピータは13%平均で78人ですから他の520人ほどが興味を持ってホームページを見ていることになりますね。この結果からも潜在的な土葬への関心や会員希望者がおられることが伺われます。
なお、ホームページの内容充実のためにみなさんからのアイデアがあればお寄せください。
7月4日
土葬の会会報をお送りいただきまして、有難うございました。
ところで、会報を読ませていただきましたところ、風の丘霊園での新たな埋葬受け入れは困難となりましたとありますが、そうすると、残るは、土葬の会で提携されていて受け入れていただける所としては、茨城県常総市朱雀の郷、山梨県山梨市神道霊園、北海道余市郡よいち霊園ということになるのでしょうか。
できれば、愛知県又は大阪府で土葬を受け入れていただける墓地がないか、昨年9月に土葬の会へ入会させていただいてから探しておりました。
まず、愛知県庁へ電話してお聞きしたところ、愛知県統計年報に埋葬、火葬の実績が書かれていることを教えられ、実績のある市町村へ電話しましたが、土葬の実績の記載間違いとか、幼児埋葬で特殊事例とかで、役所で把握している数字からは土葬を受け入れている事例はほとんどありませんでした。やむなく、愛知県東海市及び山間部の2つの市町村から墓地台帳を取り寄せ、今迄に管理者たる寺等へ100件近く電話をしましたが、土葬を受け入れるという墓地はありませんでした。大阪府は、一部の山間部の市町村へ電話した限りですが、やはり、土葬を受け入れている墓地は聞いたことがないという返事でした。
愛知県、大阪府では土葬を受け入れていただける墓地を見つけるのは困難と思われ、土葬の会で提携されている墓地で区画を確保するよりないのではないかと現在は思っております。
武 田 保 夫
武田さんへ
ご連絡及びご報告ありがとうございました。
土葬のできる情報はほとんど自治体や葬儀会社は把握しておらず山間地の不便な地域に限られているようです。それでも奈良県や和歌山県では一部できるところがあるようですから今後も地道な情報収集が必要ですね。
特に関西方面からの問い合わせがありますからそちら方面が見つかることを願っています。反対に東北方面からは問い合わせはほとんどありません。
山梨ではまだ2箇所のお寺の可能性がありますから今後も交渉します。
山野井
7月5日
ご無沙汰しております。兵庫県の徳原節夫です。私の意見を掲載して頂きありがとうございます。個人墓地の件、要約すると20平米以下で民家から300メートル以上で一般墓地の申請の小型版といったところだったと思います。津山市のホームページに載っていたと思います。
埋葬の件ですが、カトリーナ。スペードの同志のケイトリン。ドーテイが言っていましたが、エバーミングというのか、死に化粧でホルムアルデヒドを注入するそうですが、大変な発がん性物質でそれで埋葬する事は、例えればPCBを棺桶に入れて地中に埋めるような行為で大地を汚す事になり、環境に悪く、火葬よりもたちが悪いらしいです。
土葬の将来性ですが、温暖化防止の機運が高まっているようで、火葬も見直される方向に向かうのでは、風向きが変わっていくのではと、考えます。土葬が増えれば本望です。
9月7日
会員の宮沢さんがかねてより予約をしていた風の丘霊園において石棺の設置と墓石の設置のための工事に立ち会うために来られました。
まず穴を掘り、石棺を設置するための基礎を打ちます。コンクリートが固まるまでの雨よけのために木枠を掛けてこのあとブルーシートをかけて保全です。
また、ちょうどこの日は大阪の中嶋さんが風の丘霊園では次の土葬受け入れが制限されておりまして、やむなく朱雀の郷において埋葬が執り行われました。
9月8日
土葬の会の皆様。
本日(7日)茨城県常総市朱雀の郷で土葬として埋葬してきました。誠にありがとうございました。
「遺体を焼かれたくない」、「火葬は遺体を取り違えられる可能性がある」、「火葬は肉体がわずか数時間で骨になってしまう」、「火葬の骨は余りにボロボロ」、「火葬は骨を全部骨壺に入れない」、「世界的には(土葬より)火葬は少ない」、などの理由で火葬に私は否定的でした。
「土葬は遺体を焼かれない」、「土葬は遺体を取り違えられたりはない」、「土葬は肉体がじっくり年数をかけて骨になる」、「土葬だと骨はボロボロにはならない」、「土葬は肉体全部を埋葬できる」、「世界的には(火葬より)土葬が多い」、などでずっと土葬を希望してきました。
今回、家族を土葬で埋葬できて誠に感謝しています。
誠にありがとうございました。 大阪 中嶋
9月13日
今日は宮沢さんの石棺を設置します。そしてその後で入棺体験を予定しています。まず石棺を設置しまして、いよいよお楽しみの入棺体験です。死んでからは体験できないのでこの機会に入って空を見上げて写真を撮って、死んだ後のことを考えられたようです。この後に、もう一つの石棺を設置し、2重石棺となります。
9月15日
小雨交じり、富士川町の山里において土葬の会の懇親会を開催しました。
前もって町内に宿泊された方や、当日は電車でおいでになった方をそれぞれ駅に出迎えました。
今回は初参加の方は増渕さんの奥様お一人でしたが、11名が集まりました。例年は知人に食事の用意を手伝っていただいていましたが都合がつかないことから、今回はお弁当を頼んで昼食となりました。
話題としまして、自分が亡くなった時は火葬にされる恐れがあるので、どこかにあらかじめ頼んでおいて、代金の支払いや遺体を引き取りに来てもらいそして土葬にしてくれるようにできないだろうか?
この場合は仮に土葬の会で一括して引き受ける体制をとることは考えられますが、やはり大切なのは親族の誰かが確実に土葬の会へ連絡をしてもらえることが保証されなければなりません。
個人や企業などから寄付をした場合は税金がどうなるのか?
受ける側が公益法人でなければ寄付行為側に対する節税はできない。
今後の組織を拡大するにはどうすれば良いか、新聞や雑誌で広告を出すか、また記事として取り上げてもらえたらいいのではないか。
会員制度や会費の見直し、東京での会合など話題となりましたが、当面はホームページなどの充実を図るなどが望まれます。
情報としまして、近年行われている終活の一つとして入棺体験が行われておりその記事などを紹介、用意された棺に体験者が横たわり、蓋が閉じられ、そして送辞が読み上がられると今度はお坊さんが経を唱えます。この間、体験者は棺の中で死後の自分がどのようになるのかを確認するわけです。そして蓋が開けられ外に出ます。また、ちょうど宮沢さんが風の丘霊園で石棺を設置し、そこで入棺体験をされましたのでその画像を紹介しました。
こうして無事懇親会を終えることになりましたが、後で考えると入棺体験で欠けていることがあると気づきました。それは棺に入って一連の葬儀が終わったあとの焼却炉の扉が開いて中に入れられガッシャと扉が閉じられそしてゴーッと炎の音が聴けるようにすべきではないのか?との思いです。これって悪趣味ですか?実際火葬を嫌う人は焼却炉で焼かれるのを覗いたり状況を聞いている人がいることで火葬への恐れを感じるのです。
10月5日
今日は宮沢さんの墓石への液体ガラスコーティングの作業を行うことになり、長野県安曇野市にある風の丘霊園管理会社である黒岩石材さんの工場に行きました。田園風景の中にあるご自宅と向いに工場があります。
黒岩さんのご趣味は鯉を飼うことだそうで、山梨での仕事の合間に石和にある鯉の市場に行くのが楽しみだそうです。
宮沢さんとは黒岩さんの奥様がバス停まで迎えに行って現地での集合となりました。
かねてより宮沢さんは墓石を長持ちさせたいとの意向がありました。また私、山野井は木材でドームハウスを造りたいと考えていまして、その外壁塗料を液体ガラスに期待し扱っていますので、木材、金属、石に施工することによって雨や太陽光などからの耐候を高めるという塗料です。しかも墓石には日本で初めての施工となりました。
昼食には信濃といえばソバを、という宮沢さんの提案で黒岩さんご夫婦、山野井涼子、それに施工仲間の赤池さんと行きますと、驚いたことに黒岩さんはソバを前に正座し、ソバつゆに麺を半分だけつけそしてズズーと一気に吸い込むのです。風貌はまるで戦国時代の野武士か武将を彷彿とさせる風貌と気迫でリズム感のある食べっぷりと、しかも速いのです。これには同席した一同は驚くやら感心しきりでした。
10月26日
いよいよ本日は宮沢さんの墓石が完成です。
何年も前から計画され綿密な打ち合わせの末、こうして土葬の会の会員として初めて立派なお墓を作られました。
東京は新宿バスタから高速バスで中央道を走りますと、ちょうどお寺のそばにバス停があり、そこから徒歩により数分でお寺に着きます。このような利便性もあって足繁く墓地に通われました。異例なのは石棺とともにこうして墓石(虹)を作られ、そして管理費年6,000円を100年分前納し、記念の文字も刻印されました。
自分が亡くなった後もお寺さんに迷惑をかけないようにとの思いと、永らくこの地に留まりたいとの願いを込めての万全なお墓作りでした。
会員の山野井涼子とともに見学させていただきました。
風の丘霊園を訪れることがありましたら是非ご覧ください。
11月16日
集英社学芸編集部の武田と申します。
会報を、とお願いいたしましたが、サイトの方にアップされておりましたのでご送付いただかずとも大丈夫でございました。
「青春と読書」(小社の宣伝小冊子です)で連載中の椎名誠さんのエッセイは「椎名誠のエンディングノート」というものです。
ご自身の仕舞い方も考えにいれながら死についてのいったりきたりのルポとなっています。お伝えしたとおり、山梨のイスラム墓地などにも行ってみたいものだ、という話が出ておりましてもし山梨の方に取材に向かうことになりましたら山野井会長にご相談させていただきたく存じます。
12月22日
三重県の葬儀社から問い合わせがありました。以前、風の丘霊園に埋葬のために来たことがあり、その後の受け入れ状況を知りたいとのことでした。
12月27日
すでに皆様ご存知でしょうが土葬の会の発足のきっかけは土葬の意義を知ったことからでした。それを教えていただいた“ビリー”氏をご紹介いたします。興味を持たれるなら皆様にとっても特別な人物となることでしょう。
ビリー・マイヤー("Billy" Eduard Albert Meier/エドゥアルト・アルベルト・マイヤー、1937年2月3日生まれ )は、UFOとその乗員とコンタクトをしたと報じられ1975年にわずか3ヶ月で全世界に知られるようになった。
彼は1000枚以上のUFO写真を撮った。また、彼は十数巻のコンタクト記録を含む45冊以上の本、多数の冊子の執筆者である。
【写真】「ビリー」・エドゥアルト・アルベルト・マイヤー、FIGU の創立者
1.おいたち
エドゥアルト・アルベルト・マイヤーは、1937年2月3日、スイスのビューラッハ州において7人兄弟の第2子として生まれた。彼の父は靴職人であった。1942年6月2日、5歳だったエドゥアルトは父とともに初めてUFOの目撃を体験した。それは巨大で銀色の「円盤」であった。
1942年の秋、小さなエドゥアルト・マイヤーにとって最初の、ある地球外生命とのテレパシーによる接触を体験した。
同年の11月、彼は初めて、宇宙から来訪したスファートという地球外生命が操縦する地球外の飛行体で遠く旅をした。スファートは非常に年老いた白人の男性であり、 プレヤデス/プレヤール という星座から来訪した。
1953年2月3日から11年間、ダル宇宙 出身のアスケットという宇宙人女性から教育を受けた。アスケットの導きのもとで、彼は我々の地球上を広く、43ヶ国を旅した。その間、アスケットから(ギザの)ピラミッドに関する秘密を教えられ、アスケットに導かれて、実際にその場所を見て確かめた。アスケットはその上、エドゥアルト・マイヤーを連れて14世紀のフランスや2000年前のイマヌエル の時代への旅行も可能にした。
1965年8月3日、 彼はトルコのイスケンデルンでバス事故に遭遇し、左腕を失った。
1965年12月25日、ギリシャのテッサロニキにおいてある女性と出会い、 2か月後に結婚した。 1967年2月から1969年7月までの間、トルコ、パキスタン、インドを歴訪し、暮らした。1967年、クェッタにおいて⻑女が生まれ、スイスへ帰国後、長男 (1970年)と次男(1973年)が生まれた。
エドゥアルト・マイヤーは1975年1月28日、プレヤデス/プレヤールから来訪したセムヤーゼという女性とコンタクトを開始し、その内容を公開することを開始した。 この頃、彼が撮ったUFO写真やUFOの8ミリフィルムにより、彼は広く世界に知られるようになった。
エドゥアルト・マイヤーは1978年6月17日、スイス民法60条にもとずくFIGU(フィグ)という公益法人を友人たちと設立した。彼はその中の一員として今日まで執筆活動を続けている。
彼の遍歴についての詳細は、『プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録』、『瞑想入門』の中に書かれている。
現在、彼はビリー・エドゥアルト・アルベルト・マイヤー(BEAM)通称“ビリー”と呼ばれる。
ビリー・マイヤーは日本ではUFO関係の雑誌や単行本で紹介された。 また、UFOの写真や8ミリフィルムは1981年に日本テレビの木曜スペシャルで詳しく紹介された。その後、ビリー・マイヤーの著作は日本で個人的な翻訳がなされたが、1991年からはFIGU-JAPAN(フィグ・ヤーパン)により、2012年からはFIGU-LANDES-GRUPPE-JAPAN(フィグ・ランデス・クルッペ・ヤーパン)により、FIGUの正式許可の下で翻訳出版されている。ビリー・マイヤーの著作物はFIGUによって厳しく管理されており、その写真や文章などの引用はFIGUの許可をとって行う必要がある。日本においてはフィグ・ランデス・クルッペ・ヤーパンの許可が必要である。
彼の著書は一般書店で販売されておらず通信販売により、FLJ フイグ・ランディスグルッペ・ヤーパンから入手することができる。 http://jp.figu.org/index.html
2 活動
1975年の地球外のセムヤーゼという女性とコンタクトを開始した頃より、ビリー・エドゥアルト・マイヤーは地球外生命の協力によって、非常に多くのUFO写真やUFOの8ミリフィルムを撮って公表した。また、UFOに使用される精製過程の金属片なども公表した。これらは世界的に物議を巻き起こした。
これらの写真やフィルムや金属は当時のNASAの科学者や著名な金属学者によって分析され、偽物と証明するものは何一つないと報告される一方で、いくつかのUFO団体やUFO関係者から否定論が主張された。
彼の多くの写真や8ミリフィルムは、主に1975年からの1、2年に集中している。その後、写真やフィルムやそれに関する議論が独り歩きし、彼の活動は一般にあまり知られていない。
しかし、エドゥアルト・マイヤーの主な活動は膨大な執筆活動である。エドゥアルト・マイヤーは多数のコンタクト記録を公表し続け、1975年1月28日以来、 2010年12月中旬の今日に至るまで、ビリー・マイヤーは 2000回を超える直接のコンタクト、テレパシーによる通信を行っている。その中に、多くの地球外生命との公式とされるコンタクトは519回あり、それが『プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録』という本(原書 500ページ、A4 サイズ) が公開され続けている。その他、様々な単行本を執筆した。内容は宇宙や自然、生まれ変わりや生と死、人間の精神的な内容、災害や戦争、社会問題、歴史、未来への予言 、その他多岐にわたる。
この地球外の人間とのコンタクトは、ビリー・マイヤーにとって、いわば生涯の仕事になっている。
FIGUは、ビリー・マイヤーのミッションについて 、彼の関心は、幼少時から続いており、それは自然やあらゆる創造的なものについて、そして深遠な哲学的なものについてであったこと、そしてその創造的なもの自体が彼にとって特別な価値であり、彼の思考の大部分を占めていたこと、そして彼のミッションは、 「霊の教え」「意識の教え」「創造・自然の法則と掟」や「進化の教え」であり、それらを人々に啓蒙することであると説明している。
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2019-03-06T12:51:48+09:00
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土葬の道しるべ 第19号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_21.html
土葬の道しるべ 第19号
2018年6月末発行
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
2月8日
年が明け2月に入ると、奈良県の会員で84歳になる父親が亡くなりました。と日野さんの息子さんから連絡がありました。
父の遺志を叶えるべく風の丘霊園への埋葬を親族と相談なさるそうです。
同日、不思議なことに名古屋の中日新聞から土葬について取材の電話がありました。それでちょうどいま土葬の準備中であることを伝えると、もしできるなら埋葬状況を取材したいと申し入れがありました。
2月13日
午前11時より風の丘霊園にて日野さんの埋葬です。マスコミ取材は遠慮したいとのことでしたから、葬儀社の車と喪主の息子さんご夫婦やご遺族はタクシーにて到着されました。午前の埋葬予定にあわせ、昨日のうちに穴掘りを終えていました。当日は好天に恵まれまして、奥様の棺を穴に下ろす際の絶妙な掛け声のおかげで滞りなく埋葬を終えることができました。父の望みを叶えることができて良かったですと息子さんは話されていました。そして、この機会に入会していただけることになりました。
2月19日
神奈川県の新倉様が入会されました。
「はじめまして。
火葬大国日本。葬儀場でのライン作業のごとく行われる遺灰の味気ない受け取り。古来、行われてきた土に還す土葬。
自然且つ安らかに葬る事ができるのです。
私の入会趣旨は以上になります。よろしくお願い申し上げます。」
新倉 光子
2月27日
岐阜の葬儀社からイスラム教の方が土葬を希望していると連絡がありました。
2月28日
神奈川県の水野さんが入会されました。
「お世話になります。土葬の会様の活動は今では非常に希少でその活動存続に強く期待して居ります。山野井様の活動は数年前から承知しておりましたが、自身まだ年齢的に入会決断迄至りませんでしたが、先立て小学生の姪がインフルエンザで亡くなってしまい、火葬後の骨、焼け残った髪留め等のその姿に火葬に対して非常に抵抗感を感じてしまい、入会を決意した所で御座います。この機会に入会を希望しますので宜しくお願い致します。」
3月23日
「ご無沙汰しております。兵庫県の徳原節夫です。68歳になります。
最近、墓友と言う言葉を知りました。独身の中高年(多くは女性)が死後の処置をお互いに頼んでおく友達を作っておく事のようです。
私も独り者ですが土葬を望む者として親族にも友人にも相談しづらい事なので、土葬の会で土葬の墓友の仲介役的な事して頂けないかと考えました。
また私は会の主旨とは少し異なるかも知れませんが、例のカトリーナ。スペードの思想に傾倒しています。
会では、どこそこで、土葬が可能だとか不可能だとかの情報がもたらされているようですが、私は、本人の慣れ親しんだ土地に、埋葬されるのがベストだと、考えています。望んでもいない見ず知らずの土地に埋葬される事に、違和感をおぼえます.それで、考え付いたのが、地方都市か田舎で、申請が可能であれば、個人墓地を申請し、許可が出ればそこに埋葬する。岡山県津山市とか、一部自治体では、個人墓地の申請を受け付けているようですが、私の町も多くの市町村も、個人墓地は、受け付けていないようです。
では、それ以外に、私が考え付いた究極の策は、私は、町役場に前もって宣言しておいて、自分の死亡届が受理された後に、人間を止めて動物になる事です。会の主旨とは、少しは異なるかもしれませんが、動物なら一般廃棄物として、私有地に埋葬可能と理解しています。
墓石などなくても、化石燃料で火葬し、CO2を出すよりも,自分を育んだ大地に感謝し、自分も大地に帰依し、カトリーナ。スペードの言う、大地の栄養になれたら、本望、大満足、大往生です。
この考え方に賛同して頂ける墓友又は、パートナーがあれば、大いに心安らぐのですが、ご協力頂けないでしょうか。自分勝手なお願いでは、ありますが。」
このようなご意見が寄せられました。
皆さんのお住いの近くで会える方、意見交換できる仲間、墓友などご要望の方がおられましたら会までご連絡願います。会報に掲載しますのでそれぞれに意見交換されてはいかがでしょうか。
また。個人墓の可能性も述べられていますが、これができるところがあるとは知りませんでした。もし可能性があるなら良いですがどうでしょうか。
三重県では加藤さんと吉田さんが連絡を取り合っています。
それから新宿にお住いの宮沢さんからの提案ですが、もし新宿で土葬の会の集まりがあれば有料ですが会場があるそうです。前もって予約が必要ですが。
これらも要望があれば検討したいですね。
4月7日
京都の小西さんが入会されました。
「5年程前から火葬に疑問を持ち土葬出来る場所を探していましたが、見つかりませんでした。今回土葬の会の存在を知り早速入会させて頂きました
これで肩の荷が降りて一安心です。どうぞ宜しくお願いします。」 小西貴広
4月13日
2月に入会された新倉様の息子さんでしょうか。新倉隆様が入会されました。
4月17日
風の丘霊園において三重県から吉田さんが埋葬のためおいでになりました。
お母様が急死されたそうで、前もっての準備もできなかったそうです。
入会のご意見を紹介します。「諸動物と同じように人も生命を終えたら土に還すことが一番自然考えまた、そのことにより安らぎを覚えるものと信じております。葬送の自由が言われる時代にも関わらず、土葬を選択できる機会が少ない現状に違和感を覚えておりました。」
吉田秀巳
雨が心配されましたがちょうど埋葬を終えた頃小雨が降り出し無事に終えました。今回をもって、風の丘霊園での新たな埋葬受け入れは困難な状況となっております。
4月22日
土葬の会 山野井 英俊様
「お世話になります。
17日(火)は福性院にて温かくお迎え頂きご対応くださいましてありがとうございました。
誰にでも死が訪れることは薄々分かっており、万一のことを考え事前に備えておけば良いのですが、どうしても負の意識が働くためかついつい先延ばしにしがちなのが終活なのかもしれません。この度は親の死に直面し、つくづく実感致しました。
先日もお話しさせて頂いたかもしれませんが、以前から万一の時に備え、土葬できないか下調べはしておりまして、土葬の会や山野井様のこともインターネット上で把握しておりました。
一方で、母が平均寿命まで生きて欲しいと言う思いもありましたし、83歳にも関わらずスポーツ(ジャズダンス・エアロビクス・ボクササイズ)を続けておりましたので、何とか数年は大丈夫だろうと考えておりました。
2015年秋には胃がん(末期)が見つかり年末に全摘手術を行い(スポーツで鍛えていたためか内臓機能が実年齢より若かったため80歳にも関わらず手術に踏み切りました)、術後の体調不良と闘っておりましたが、春めいて参りました今月からスポーツを再開し、少し頑張り過ぎたことも一因かもしれません。亡くなる前日には定期検診で再発・転移なしと言われ、6月にも経過観察のため再診の予約を入れていたにも関わらず、その日の深夜に浴室で意識を失いそのまま逝ってしまうとは…あまりにも急な話であり、親が亡くなってから土葬を希望しても可能性は低いのではないかと半ば諦め状態でした。
そのような状況下で、急なご相談にも関わらず、昨年末ぐらいに母に伝え母も賛同した「母の好きな山々に囲まれた地で土に還したい」という思いを実現できるようご支援頂きました山野井様にはとても感謝致しております。
土葬の会の情報にたどり着いていなければ「火葬にしなければならない」と言う誤った常識に流され、今頃は小さな骨壺に収められた光景を見て辛い気持ちになっていたと思います。
私はこれまでに祖母・祖父・(義)叔母・伯母の葬儀に立ち会って参りましたが、斎場と称する火葬場で炉の扉が開き、台車の上に骨のかけらが散らばる光景を見る度に、母が「あら〜」と嘆いたのを痛烈に覚えており自分の親だけはあのような最期にはしたくないと言う思いを強く持っておりました。
亡くなってしまえば単なる物体には過ぎないことは頭では分かっていてもこれまで生きていた家族であり、亡くなってからでも容貌がある限りは尊厳を守りたいと言う意識が働いたのかもしれません。
埋葬当日(17日)は到着時まで雨は降らず(埋葬途中で降り出してしまいましたが…)、何とか無事に土に還すことができてありがたく思います。
帰り着いて感じたことですが、祭壇に骨壺が無く、悲壮感に襲われることが無く精神的に癒された(救われた)ことは土葬と言う自然の送り方の効果だったのではないかと思います。
ご存知かもしれませんが、東日本と西日本では収骨の文化が異なるらしく私が知る津市や名古屋市では西日本文化に属するのか部分収骨が基本であり、関東をはじめとする東日本のような全骨収集ではなく、骨壺は大きくありません。
大半の遺骨は斎場片隅の残骨灰収納庫に入れられ定期的に産廃業者に引き取られるような話を聞いており、火葬では尊厳が守られないと思っておりました。 ※名古屋の八事斎場はまるで工場みたいな流れ作業で違和感しか残りませんでした。
また、奥様から温かい声をかけて頂き、悲しみも幾分か癒されました。
頂いた麹から作られた甘酒もとてもありがたかったです。母が生前中から交流させて頂いていれば良かったと後悔は尽きませんが、母が良いご縁をつなげてくれたものと理解しております。奥様に宜しくお伝えくださいませ。
p.s. 会員証は一昨日到着しました。ありがとうございます。
p.s. 日本の火葬は矛盾だらけですね。皆が当たり前のように選択する手段にも関わらず、施設を建設する時には反対運動が起きる事実は何を意味しているのでしょう。」
吉田 秀巳 (三重県四日市市)
この度の経緯から、同じ三重にお住いの加藤亮一さんと吉田秀巳さんと連絡を取り合って意見交換をしていただくようにしました。
5月15日
「初めまして、東京在住のものです。
この度、貴会の情報を知ることとなり、もしかして私の抱える問題に対応する手助けをいただけるかもしれないとの期待でご連絡申し上げます。猫の、土葬についていろいろ調べています。
動物に掘り返されること無く、山林などに埋め単純に土に還すことを主眼と
し、願っています。 ご返信いただけましたら幸いです。」
当会は会員制度となっていますが、まだペットの土葬は受け付けていません。しかし、もし条件が合うならこの機会に検討することにします。
そこでご質問ですが今後の参考のためにお聞きします。入会はされますか、費用はどの程度を想定しますか。
参考として提案しますが、穴掘り埋葬は3万円、土地50センチ平方メートル2万円として合計5万円くらいになると思われます。
その際、ご持参および宅配ですか。宅配の場合は埋葬状況の画像送付可能
別途費用として石盤を置く石盤に名前を刻印などあります。
6月8日
先日、埼玉県の病院から問い合わせがありました。
「入院患者で赤ちゃんを死産した方がいて土葬を望んでいます。土葬の会で埋葬ができますか、本人は外国人です。」
病院が埼玉のため、近くの茨城県朱雀の郷と連絡をとり埋葬準備をしました。ご本人は特に宗教を持っていないため宗教にこだわらず受け入れてくれる墓地を探していたそうです。
「おかげさまで埋葬無事に終わりました。
私、今特に宗教などはないんですが育てられた環境はイスラムでしたので少しその影響があるかもしれません。主人の親はクリスト教ですが彼も同じく特に信者ではありません。埋葬によって赤ちゃんが地球に戻れることで心に平和を与えるのがやっぱり一番でした。土葬の会の存在はとても感謝しています。どうもありがとうございます。」 ダッド
6月20日
向井英樹さんが入会されましたのでご意見を紹介します。
「はじめまして。私は広島県に住んでいます。私は亡くなった後に火葬にされるのが怖くてたまりません。私は亡くなった後は土葬にされたいです。
よろしくお願いします。」
6月26日
愛知県の安藤蒔子さんが入会されました。
「入会理由は、以前父が亡くなり火葬した時の事がトラウマになっていましたが、土葬があると聞き安心したような気持ちになり、自分だけでなく大切な母や夫、娘にもしものことがあった場合火葬でお別れするのは後悔すると思い、今回申し込みいたしました。よろしくお願い致します。」
6月29日
東京の男性からお問い合わせがありました。
いまのところ特に急いでいないのですが土葬ができることへの確認と土葬するためにはどうすると良いのかとのお尋ねでした。
それで多くの人が亡くなってから慌てて土葬の申し込みをしてくるので困ることがあるのですよと話しましたが、あまり意に解しておられないようです。
6月30日
懇親会開催のお知らせ。
毎年恒例の懇親会を開催します。今年はすでに7名の新入会者がありました。そしてちょうど会員数が50名に達しましたので、新たな参加者が来られることが期待されますから、楽しい語らいとなるでしょう。
9月15日(土)午前11時半より午後4時まで
場所 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
TEL/FAX 0556−22−8656 090−8639−2516
会費 1,000円 昼食をとりながらの会食となります。
交通 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。出迎えますので到着時刻などご連絡ください。
お申し込みはお電話、メール、ファックスなどで9月5日までに参加人数などお知らせください。
「生まれ変わりについて」
皆様にとって生まれ変わりがあるかどうか、ということについてどのようにお考えでしょうか。
インターネットのYou Tubeに死んでから生まれ変わるまでの期間は…?
とありました。それによるとなんと平均4年5カ月という情報が…「生まれ変わり」の可能性はあるのでしょうか? 「大門氏」はなんでも、オカルトにならないように、科学的見地から慎重に研究を進めて得た結果で、前世記憶をもつ子供たちの証言、約2600例を世界各地から収集し分析したとのことです。
そして過去生について話し始める年齢は2歳10ヶ月、話さなくなる年齢は7歳4ヶ月だというのです。そしてその話に基づいて調査した結果、過去生に当たる人物が実際に存在した事実を確認した例は72.9%であり、過去世で非業の死を遂げたのは67.4%。
2008年度の調査で生まれ変わりはあると思うかとの問いに。
日本では、ある43%、ない33%、わからない24%。
アメリカでは、ある31%、ない64%、わからない5%
教義上生まれ変わりを否定しているキリスト教圏の国でもこの考えを肯定する回答が出ているのである。
ここで注目すべきは生まれ変わりの期間が短すぎるということである。
というのも、「ビリー」エドゥアルト・アルベルト・マイヤー氏によれば通常人間の生まれ変わりの期間は152年であり。しかし、現在は人口過剰の影響であの世での滞在期間は短くなっており平均して50〜60年程度であると。それにもかかわらずなぜこのような4年5ヶ月という短い期間で生まれ変わるのか。その理由として考えられるのは、この調査は前世の記憶を持つ人を対象にしており、前世の記憶を持たない人は含まれていないことである。
つまりこの対象は前世の記憶を持つことと非業の死を遂げていることが関係し特徴であり、それによって短い期間で生まれ変わってきているのである。
ビリーによれば人間の進化のための期間は寿命を全うすることで達成され不慮の死や非業の死や自殺によって早く人生を終わったならば、その人間は達成できなかった残りの人生の期間を補うために早く生まれ変わってきて残りの人生をやり終えなければならないというのである。
いわゆる自殺によって目前の困難や課題から逃れたとしてもそこにはおまけはなく、必ずその果たせなかった課題を自ら克服するまでやり直さなければならない。本来、人間は生まれ変わったあとで前世の記憶を持つ人は非常に少ない。それは死んであの世で生前の記憶を整理し終わって、新たなる人格としてこの世に生まれ出た場合、すべて忘れ去ってこの世の生を始めるのである。
前世の記憶が有ると無いとにかかわらず、私たちはこの世に何度も生まれ出てきており、親や兄弟、親戚、友人または他人として人々と関わり、なかには過去の時代に名を遂げたひともおられることでしょう。
とにかく毎日生きていることが楽しいといって過ごしたいものです。
「ビリー著のお知らせ」
この本は私にとってまさに人生を変えるものでした。宗教に見切りをつけ離れていた頃、初めてこの内容を目にした時、これこそ自分が求めていたものだと驚愕と確信をしました。それというのも宗教や哲学の中に、そしてその他の文献のなかにもこのような人間の進化段階と生まれ変わりやその最終到達点に至る真実の教えと思われる明瞭な説明のある書籍や文献はなかったからです。そしてこの本のなかに真実を見出し、ビリーの本の出版に関わろうと決意しました。そして彼の多くの著書や教えから学び、土葬の会の発足にもつながったのです。
以下にこの本のあらすじをご紹介しますので興味のある方は会へお申し込みください。送料は会で負担しますので本代は2,000円を会の口座(ホームページや下記)にお振込ください。
お振込先 ゆうちょ銀行10810 13115901 他行からゆうちょの場合 088 1311590
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4 土葬の会 山野井英俊 0556-22-8656
プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録(1)
「ビリー」エドゥアルト・アルベルト・マイヤー著 2,000円
すべてはどのように始まったか 1941年2月3日、ビリー4歳 ………………………………………………4
私の初めてのUFO目撃とそれに続く初期の会見、ビリー5歳 ………………………………………………11
スファートの説明 人間の最大の問題は、創造とその法則および掟に関して無知なことです。……………26
セミヤーゼとの最初のコンタクトに関する導入説明 1975年1月28日 ……………………………………50
第1回会見 私の名前はセミヤーゼ、プレアデス星団から来ました。私たちは地球人と同じように人間なのです。
第2回会見 ニセのUFOコンタクティで最大の詐欺師は、カール・ミヒャレクと名乗る男でした。これに勝るとも劣らないのが、ジョージ・アダムスキーの名で世界的に有名になった男です。
第3回会見 公衆の前や各国の政府と接触しない理由、地球上の政府は例外なく権力欲と金銭欲に凝り固まった人間で占められています。
第4回会見 セミヤーゼ、1ヶ月でドイツ語を学びビリーと会話。ビームシップの二つの推進装置で超空間を突破。地球人は自分たちの祖先が人類全体と地球そのものを破滅の淵に追い詰め、一部の者は地球から逃亡したことを心に刻みつけておくべきです。
第5回会見 太古の人類史。巨大彗星がノアの洪水を引き起こし、金星や月を地球に移植。常に全てを知っていると言い張る地球人はその実、地球の原生林の猿類よりも無知です。
第6回会見 人間の生の発展と転生。その始まりから最終目標まで主要な7段階と、主要な段階はさらに7つの段階に分類。1段階の状態を精神病(意識病)あるいは白痴などと呼ばれるが、ただ未発達であるに過ぎない。平均的地球人の段階は2の6に相当。
第7回会見 宇宙船の撮影許可。タルムード・イマヌエル(別名キリスト)の生存中にイスカリオテのユダが書いた書物の発見。人間は猿から進化したのではない。オゾン層破壊への警告。
第8回会見 物質は理念が具体化したもの。超空間飛行とタイムトラベル。本当の精神病は存在せず物質的な意識の病気です。
第9回会見 地球の人類史、入植者アールスよるムーとアトランティスの破壊。水瓶座時代「黄金の時代」とも呼ばれ、それは巨大な進化をもたらす革命の時代、新しい時代、偉大な時代、奇跡の時代なのです。
2号へ続く
次回の会報は年末にお届けします。どうぞお楽しみに。
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2018-08-04T20:58:52+09:00
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土葬の道しるべ 第18号 2017年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_20.html
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
7月12日
先日、奈良県の男性でお問い合わせのあった、日野さんが入会されましたので紹介します。
「息子に土葬の会を見つけてもらい、土葬の会があって良かったです。土葬用墓地の紹介をお願いします。」
7月18日
私の関わっている、日本オオカミ協会の会長からの情報で、高知県大豊町には土葬の出来るところがあると教えていただきました。そこでは座棺による土葬が行われており、棺は桶の形状だそうです。
現在のところ四国にまだ会員はいませんが、あるいは四国にはあちこち土葬の出来るところがあるのかも知れませんね。会員が出来ましたら、詳細を確認して提携の話を進めてみようと思います。
また同じく会長の話では三重県の伊賀にも土葬の出来るところがあるそうです。
8月21日
徳島県の国見尚宏さんが入会されました。先月はまだ会員がいないと言っていましたが早速、初めて四国の方が会員になられました。
8月29日
以下のお問い合わせをいただきました。
「初めてご連絡させて頂きます佐々木裕と申します。東京の浄土真宗寺院(緑雲寺)の副住職をしている者です。
現在宗派の葬儀に関する本を執筆しており、古来の葬儀を調べております。
執筆者としては単なる知識だけを頼りにするのでなく、儀礼を体験することが
なによりと思っております。特に「野辺送り」や「土葬」を通じて、葬儀の意義を見つめたいと考えております。
そこでお聞きしたいのですが、現在でも「野辺送り(古い形式の)」や「土葬」をされている地域はございますでしょうか。もし近い内にどこかであれば、伺いたいと思っております。
※ここしばらく調べておりまして、岐阜県の一部などで残っているという程度
のことは知りましたが、実際どうか分からないものですから。
本来であれば入会するなど、ある程度面識がある上でご質問すべきでしょうか
ら、大変恐縮です。
ご連絡頂ければ幸いに存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。」
9月8日
岡山の方からお電話をいただきました。現在一人暮らしで年金生活をしており、死に場所と土葬について考えたいということで、そのうち訪問したいとのことでした。
9月16日
あらかじめお知らせしていた土葬の会の懇親会を開催しました。
今年も台風が迫っている前々日、状況で雨が少し降っている中を電車で、バスで、そしてマイカーで参加者がおいでになりました。
今回、人数が15名とこれまで最多となりましたので、前もって円台の大きいのを作成して、通常12人用のテーブルを引き延ばして16人までが座れる対応をとりました。
三重の加藤さん、京都の芝山さんはご家族で、東京の増田さんはご夫婦で、埼玉の村上さん、増渕さん、地元から塚原さん親子、伊藤さん、馬場さん、そして山野井夫婦と例年お手伝いいただいている杉山さんが参加です。
開会の挨拶に続き、食卓を囲んでそれぞれ歓談され、自己紹介、会員が50名になったこと、100名になれば一般社団法人を目指すなど、会員が少しずつ増え続けているので必ず土葬はまた見直される。オオカミは絶滅しているが、土葬はもう復活している。奈良、京都方面での土葬墓地を探そう、との意見も出ました。若い会員が増えることで会の将来が楽しみとも。
終活としてカード形式の会員証を作り、自分が亡くなったら土葬の会へ連絡するように、生ゴミじゃないので焼かないでください、などの冗談も。また独身会員もいることから伊藤さんが婚活のお世話もしているのでお願いしてはどうかなども話題に。最近話題の「どんなガンでも自分で治せる」という本の読了感想を交えて、ガンになる要因が、ストレス、寝不足、食べ物、食品添加物、人工甘味料、体の冷え、糖分の摂り過ぎなどをあげ、2人にひとりのガン患者にならないよう意見交換しました。雨が降っている関係で周辺の散歩を中止し、野外での集合写真ではなくそれぞれのカットを掲載することにしました。
また、お知らせとしまして、会員の女医でもある宮沢さんがNHKラジオの終活というタイトルで、女優の池上季実子、終活アドバイザー金子雅子さんとともに明後日、出演されることを報告しました。
10月13日
大阪の武田保夫さんが入会されました。
「6年半前に、会の趣旨、入会案内、入会申込書、土葬区画埋葬予約申込書、土葬区画申込書、土葬の手順と費用、土葬区画写真及び写真、風の丘霊園土葬用寺自由区画図を郵送いただき、さらに風の丘霊園へのご案内をいただくために、待ち合わせのお約束までさせていただきながら、私共の都合で急遽取り消しさせていただき、大変失礼をいたしました。この度、入会申し込みだけをさせていただきたく、お願い申し上げます。
会員証を、会則等をお送りいただきまして有難うございました。
一緒にお送りいただいた、小冊子は興味深く読ませていただきました。
この世で物質的に無から有が生じることもなく、また有から無になることもないという法則の中で、霊魂だけがどうして、この世に生まれることにより無から有が生じ、また、死によって無となるのか、それはあり得ないという考えでおりましたが、小冊子の内容にそれに通じるものを感じることができました。」
10月25日
「大分県の墓石屋から九州で土葬のできるところはありませんか、」と問い合わせがありました。カトリックの方々から要望が寄せられるようです。
現在のところまだ九州には土葬墓地が見つかっていませんが、ちょうど、大分県には以前から土葬墓地を作りたいと言う人がいますので、その方を紹介しました。
11月23日
会員の宮沢さんが黒岩石材さんとの墓石の打合せのために風の丘霊園に来られました。まず住職さんとの面談をされ、それから黒岩さんとの永代使用区画の申込手続、そして墓石のデザインや色について相談があり同席しました。
墓石によっては水を吸いやすい材質などがあるようで中国やインドなどから輸入される石によって違いがあるのです。宮沢さんは少しでも永らく維持されるように材質には考慮しています。それで最近の情報として当方では代理店となって扱うことの出来るようになった「液体ガラス」を塗ると石材が長持ちさせられることができるのでお勧めしました。また墓石の周りに敷く玉石も経年で汚れるそうですからそれにも塗ると汚れがつかないかも知れません。
宮沢さんは土葬の会での暮石第一号を目指し、暮石「虹」を予定しています。
12月21日
「埼玉県の方から関東方面で宗教やグループでまとまった墓地を確保できるところはありますか、」との問い合わせがありました。これまでの経過ではやはり関東方面での要望が多く寄せられますね。現在のところではまだ茨城県だけですから今後は千葉、埼玉県方面で見つけなければなりません。会員の皆さまで心当たりがありましたら、会にお知らせ下さい。
12月27日
東京都の橋本さんが入会されました。先日お電話があり50万円くらいで出来る土葬を希望されています。
会員資格継続についてのお知らせ。
会では会費を納入された月を起点として1年間を会員期限としています。例えば昨年10月に入会されたならば今年の10月まで会員資格があります。
しかし、中には数ヶ月遅れで会費を納入される方もおられます。そのような場合は期限切れにさかのぼって会費を充当しますから。会員期限の月は変わりません。ただし、期限月を経過した場合は一応1年以内に納金がなければ自動的に会員資格を失います。
その関係から、あらかじめ会員期限が切れる半年前からご案内しますのでご理解いただけますようお願いします。
また、会への意見、要望、訪問などありましたらお気軽に連絡をして下さい。
それでは皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
会長 山野井 英俊
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2018-02-08T10:08:17+09:00
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土葬の道しるべ 第17号 2017年6月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_19.html
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
新年明けましておめでとうございます。
雪のない新年を迎えたのは初めてでした。気象異変は深刻ですね。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
「年末の朝日新聞、引き取り手のない遺骨の増加に自治体が苦慮」
1月4日
昨年末に問い合わせのあった大阪の方からお電話がありました。
大阪近辺での土葬はできませんか、と相談を受けていました。それで、「こちらではいつでも受け入れはできますが遠いので、もしよろしければ奈良県あたりで土葬ができるところを探してみてはいかがですか。」と返答していました。
その後、電話帳で葬儀社やお寺を探したそうで、葬儀社から土葬のできるお寺を紹介していただき、それでお父さんが亡くなったおりに土葬ができたそうです。
墓地への道は狭く普通の重機は入れないということです。条件が合えば会と提携できるかも知れませんが、紹介者からの連絡待ちであることからまだ先の話になります。
なお同じ奈良県では十津川村で未だ土葬をしているそうです。火葬場がないので土葬をしているということでした。しかし他所からの土葬は受け入れず村の住人に限るということでした。
このように年明け早々に奈良県の情報が得られたことは幸いでした。
きっとまだ探せば他にも見つかるのではないでしょうか。
また、土葬ができる十津川村に移り住むのも一考ですね。
1月18日
横浜の中村善寧さんが墓地の見学に来られました。晴天でとても暖かいなか韮崎駅に出迎えました。まだ28歳の彼は心臓の疾患があり医者から余命が長くないと告げられているそうで、親よりも先に寿命を終える可能性があることから今のうちに墓地を見学しておきたいと来られたのでした。お寺では住職さんにご挨拶をし、墓地へ向かいます。周りの景観の良さが気に入ったようでした。その後は喫茶店に移動し、一泊して思い出を作って帰りたいとの意向でしたので宿泊先へ送ってお別れしました。
1月20日
東京の松島直美さんからご挨拶を頂きました。
東京での会合の必要性を伺いましたら、実現を望んでおられますので検討することにしました。
1月21日
ご無沙汰しております。気軽に質問OKという事で甘えさせていただきます。私は親戚がお寺をやっておりまして、兄貴からは心配いらないと言われましたが、私は土葬がいいなと思っています。まだ到底、死ぬとは思われませんが、もし埼玉県三郷市まで遺体を取りに来ていただいて、其方で全部埋葬をして頂き、次世代のものが費用を負担しなくてもいい様な状態にするには総額幾らくらい用意すればいいのでしょうか?
またこの金額は他の人にも紹介するかもしれません。面倒かと思いますがよろしくお願いいたします。 村上剛毅。
返答:自分が亡くなったときの対処として独り者は親戚縁者に頼んでおく。または弁護士、後継人を指定しておくという宮沢さんのような人もいますね。
また彼女は永らく数百年程度の埋葬維持を望んでいます。
その方法はお寺や霊園の都合にもよりますが火葬墓地のように墓石を置く。
年間管理料を100年くらい用意して納める。これは一つの方法ですが一般的には管理料が切れた時点で、後はお寺が無縁仏としてお墓を更地にします。
朱雀の郷や風の丘霊園では埋葬費用は100万くらいで、遺体引き取り
10万〜20万としてあとは管理料ですね。相場は年6,000円ですから100年として60万円、その他掛かるとしても200万程度でしょうか。
会が一般社団法人になってからなら、後継人制度を設けて会に委託しておけばすべて安心、となればいいですね。管理料も会に預けておいて毎年、会からお寺に支払うこともできますね。
1月16日
提携先の朱雀の郷に連絡して状況を伺いました。ここではイスラム墓地もありましてもうすでに60体ほど埋葬されたそうです。一般の方では土葬の会員が最初でしたがその後、数体の埋葬と予約も入っているそうです。
1月17日
テレビで「ご遺体ホテル」が取り上げられていました。聞き慣れないご遺体ホテルとはどういうものかといいますと、病院などで死亡するとすぐに遺体の引き取りをしなければなりません。通常ですと葬儀社に依頼して葬儀場に運んでもらい葬儀へと進むわけですが、家族葬や葬儀を行わない場合には自宅に運びます。しかし、自宅にも遺体の置き場所がない場合や、直送する場合でも身内で通夜やお別れをしたい場合でも、このホテルを利用するのだそうです。そこでは個室が用意され遺体が安置されます。一泊9,000円くらいでいつまでも気の済むまで預かっていただけるというのです。ここにお別れの挨拶に人々が訪れ、ロビーでくつろぐこともできるのです。
問題ないのかとの疑問には、遺体は「物」となるのでホテルは倉庫業となるのだそうです。
1月25日
福岡の方からお電話を頂きました。
もうすでに亡くなった方がおられ、東京にてエンバーミングを施し欧米のような棺に納めた状態で長期保存したいのですが、それが無理ならせめて土葬を考えてみますので資料を送ってください。とのことでした。
1月27日
テレビでも見ましたが、このたびは朝日新聞に「遺体ホテル」が取り上げられていました。
1月29日
昨年末、取材を受けた鎌倉新書から記事掲載の「仏事」が送られてきました。ここでは表紙を掲載しますが、記事の内容は別紙で会報に添付します。
なお、訂正としまして、墓地の提携や可能性は合計15カ所と出版社で追加されていますが正しくは計9カ所です。
2月3日
こんにちは。私、冠婚葬祭の専門学校に通っているものです。ゼミナールのテーマとして土葬について調べています。どうしても息詰まるところがあり、お聞きしたくご連絡させていただきました。
2月6日
「札幌在住の者ですが、人ではなくペット(うさぎ)を土葬にしてあげたいのですが、余市の霊園ではペットの土葬を受け入れて頂けるのでしょうか?」
返答 ペットの土葬ですが、余市では火葬にした後でなら受け入れを行っています。
どうしても土葬にされるなら、まだこの方法は霊園には相談していませんが、ご自分の土葬用墓地を確保されそこの片隅に埋葬するならできると思われます。順序としまして会に入会いただくと同時に墓地の契約、支払い、許可、埋葬となります。
2月22日
関西の18歳の女性から問い合わせがありました。死後火葬にされることを不安に思い探したところ土葬の会を見つけて連絡を頂いたそうです。
2月23日
訃報
馬場 信行
1954年4月17日生まれ、2017年2月23日逝去、享年62歳
終戦後、親が満州から引き上げたのち青森県八戸市で8人兄弟のうち、双子として生まれる。
中学校時代に聖書に出会い、東京大学時代や株式会社リコーに勤務時代も含め宗教研究の遍歴をした。
1985年、小桜良枝氏に会い、彼女が「ビリー」・エドゥアルト・アルベルト・マイヤー氏の本を翻訳出版するため、本の買い付けにスイスへ同行した。その際、ビリーに信行、邦子の結婚の立会人をしていただいた。後年、二人の娘に恵まれる。
1987年、日本から15人のツアーに参加し、再度スイスを訪ねビリーを始め多くのメンバーの歓迎を受けた。また、ギドーとブルーニーを囲んで多くの質問も行なわれ有意義な旅であった。
1991年、FIGUスイスの一般会員となる。
1991年11月1日、 FIGUスイスの認可によるFIGU-JAPANの設立に関わり議長に就く。その後、東京での勉強会を立ち上げた。
1997年、日本におけるセンターを目指して山梨県南巨摩郡富士川町平林の山の中に移住し、2年後に山野井英俊、涼子もとなりに移住した。
2001年、FIGU-JAPANメンバーとの意見の違いによってFIGU-JAPANから除名される。
後日、ビリーとプターの会見で、この理不尽な除名についての見解が直接FIGU-JAPANに伝えられた。
2001年、山梨での勉強会の立ち上げに関わる。
2012年12月8日、正式なFIGU山梨研究会の設立に関わる。
以後、FIGUの会合や活動に、東京の勉強会に、そしてドイツ語の勉強会にも参加してきた。
追悼文
このように、彼の人生の大半がビリーとの出会いから始まる日本におけるミッションの遂行に向けられ、FIGUスイスのようなセンター構想を抱いてビリーの助言をもとに、彼とともに全国を探し山梨での生活に移りました。スイスのセンターを手本にし、共同で鶏やヤギを飼い、畑を作り、地域の活動にも参加し、信頼を得ていました。彼の幼少から社会人まで、そしてFIGU-JAPANでも人間関係に悩み、さらには自宅の焼失など過酷な人生であった。しかし、忘れてならないのは何よりも妻である邦子の献身的な支えがあり、二人の娘に恵まれ、その娘達は父について「父の育った家庭環境の複雑さのため中学生のころから人生について悩み、生きることや愛について常に深く考えていました。晩年、父は愛を習得しきれていないと言っていましたが、私は父ほど愛にあふれた人はいないと思うのです。時に裏切られ、つらい想いをしたとしても、常に周囲の人々に対して、誠実さをもって接し、見知らぬ、困っている人達に対しても手を差し伸べる人でした。だからといって、そのために家庭をおろそかにするようなことはなく、私達娘を自立するまで育て上げ、母や私達に最後まで最高の愛情を注ぎ続けてくれました。」
彼を慕う多くの友人とともに、私にとって最も信頼する特別な友人として、彼とともに長きにわたって活動してきたことは喜びでした。しかし、道半ばにして不幸にも膵臓ガンに冒され、62歳の人生を閉じたことは、まだまだFIGUのミッションを遂行し続けたいと願っていた彼にとっては無念であったと思います。私は2001年、FIGU-JAPANの三俣常彦が亡くなり、土葬にできなかったことがきっかけで、ほとんど火葬になっている日本で土葬の会を発足した。しかし、私より若い信行を土葬にすることになろうとは思いもしませんでした。信行の土葬をかなえることができたことは、私のせめてもの慰めです。彼の功績は尊く、後に続く我々の励みとなり日本に於けるミッションの礎になることを願ってやみません。
FIGU山梨研究会 山野井 英俊
この訃報と追悼文はFIGUスイスへ報告したものをそのまま転用しました。
なお妻の馬場邦子さんが「自分の気が残り続けることを願って」と、入会されましたのでお知らせします。
2月27日、
風の丘霊園にて喪主馬場邦子さん、および娘さん、そして会員の伊藤俊彦、塚原和俊、山野井涼子並びに葬儀社の人が参列し埋葬を行いました。
3月11日
九州から馬場信行や私達の友人である平山さんが来られました。そして彼の埋葬されている墓地へ案内しました。
3月12日
東京から江東良一さんが土葬の墓地を見学したいと来られ、風の丘霊園へお連れしました。「山野井会長の人柄とまだ死ぬつもりはありませんが末永くおつきあいをできたらと思います」と、はじめて外国、香港出身の方が入会されました。
3月22日
神奈川県の女性からお問い合わせがありました。自宅で流産してしまった胎児の処置についてでした。
通常は病院で胎児の処置をするのですが、今回の場合は胎児を持って来ないで本人だけ病院に来てくださいと言われたので残された胎児の処置に困っているとのことでした。できれば土葬ができればと問い合わせてきたのでした。トイレなどで流産してそのまま流れしてしまった場合、またはそのまま流してしまうなどあるそうですが、初めての事例で戸惑いました。
一応朱雀の郷と連絡を取り受け入れが可能でしたが、その後連絡はありませんでした。
4月11日
東京の増田ユリコさんが入会されました。「重要な役割を果たすのが遺骨」の意味について、日本の伝統文化の一つとして続くことを願って。
4月25日
鎌田あづささんから先日のお電話に引き続きお手紙が来ました。ご自身はキリスト教の復活を想定している関係から、もうすでに石棺を墓地に設置しています。また棺の自宅保管もあって良いのではないかとの意見です。それには法的な問題など調査が必要ですね。
5月5日
東京から90歳の男性が墓地の見学に来られました。
以前にも一度来られたことがあり、お一人で再びの訪問でした。
6月9日
はじめまして、こんにちは。
(複数の理由で)土葬を希望している者です。
いくつか質問をさせて下さい。
○私は大阪府在住ですが、大阪府在住で土葬は出来ますか?
○たつの市の土葬ができる所は3000万円と言う莫大な費用です。これでは無理です。一般的な金額で大阪および近畿地区で土葬ができる所はありますか?
○大阪の葬儀会社で土葬との取引を行っている葬儀会社はありますか?
今後共宜しくお願い致します。
6月16日
東京の男性からパンフレットの要望を頂きました。「以前から土葬に興味があり、詳細を教えて頂ければと思います。土葬の会の存在を知り非常に驚いています。」
6月22日
予定していた埋葬が雨のため先延ばしになったためあらかじめの作業として穴堀をしました。山野井涼子、伊藤会員、そして知人にもお手伝いいただきましたが昨日の雨のせいで水が周りから入り込んできます。梅雨の時期ですから天候に左右されます。
6月23日
神奈川県の男性から「本日パンフレット受領致しました。
お忙しい中早急なご対応有り難うございます。会の趣旨などよく分かりました。入会を前提に検討します。実際に自分が土葬される場合は、家族の協力が必要と思いますので、妻に相談して入会しようと思います。」
6月30日
東京の宮部一恵さんが入会されました。
「都庁、稲城市、カトリック協会などに土葬の件を問い合わせましたが何も回答を得られずあきらめていましたがホームページでこちらの会にアクセスでき、日本国内で土葬の出来る場所があることを知って、今は心が穏やかになっています」
懇親会のお知らせ
今年も皆様との意見交換など親睦を深める為に懇親会を開催します。
ご要望があれば風の丘霊園の見学も予定しています。
日時 9月16日(土) 午前11時半より4時頃まで
場所 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
電話/FAX0556−22−8656 090−8639−2416
会費 1,000円 昼食をとりながらの会合となります。
交通 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。出迎えますのでご連絡ください。
参加希望者は準備の都合がありますので9月10日までに葉書、電話、ファックス、メールにてお申し込みください。
会報17号の発行期日が迫りました。
このわずか半年の間に予期せぬ出来事が起きました。まだ私より若く共通の価値、目的、そして行動を共にしてきた親友を突然失ったことです。膵臓ガンという厄介な病気とはいえ本人はまったく死を意識していないがごとく、治ると確信していたのです。
それゆえ土葬の準備の話も切り出すことが出来ませんでした。彼が土葬を希望していたことは私も家族もすでに知っていたことだったので敢えて本人に確認することもしなかったとも言えます。
会員のみならず私達もいつ死が襲ってくるかも知れません。土葬の会の存続を危惧する言葉をたびたび耳にしますが、それは残った会員が決めることで先立つ者には何の期待もすることは出来ません。自分に出来ることは何か、何をすべきかと、そして組織は人数が多ければ安心というものでもありません。ひとえに存続への責任と自覚を持った少数の人々でもかまわないと思うのです。大切なことは継続であって途中であきらめないことです。
そして、誰かに任せるのではなく自分の責任をそれぞれが果たすこと、自分の問題として取り組めば不安は解消されるのではないでしょうか。
次回の会報は年末にお届けします。
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2017-07-26T13:58:45+09:00
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土葬の道しるべ 第16号 2016年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_18.html
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
7月10日
昔からFIGU-JAPANに関わっていて出版仲間だった友人で、数年前に東京から富士川町に移り住んできていた塚原和俊さんが入会されました。「自分と母親が土葬に関心があり、具体的に考えています。同志の人達と交流できればさらに関心が深まると思います。」とのご意見です。
懇親会では、送迎などのお手伝いをしていただいていたので顔なじみの方もおられると思いますが、今後共よろしくお願いします。
尚、彼はオーディオの製作メーカーを山梨で起業し、地元のテレビ、新聞で紹介されるなど注目を集めており、音質の良さが認められ国内はもとより広く海外からの注文に追われているのです。そのせいで、これまで楽しい田舎暮らしと言っていたのが忙しい田舎暮らしになってしまっています。
オーディオに興味のある方はスパークラーオーディオのホームページを覗いて彼が音楽と設計思想に付いて何を語るのかをご覧ください。
http://sparkler-audio.com/
7月29日
平塚市の女性からホームページにお知らせで載せていたパンフレットの問い合わせがありました。
「パンフレットをお送りくださいますようお願いします。」
7月31日
千葉の女性から「将来、土葬にしたいと考えております。
費用、手順など知りたいのでパンフレットなど送っていただけますか?
よろしくお願いします。」との問い合わせをいただきました。
8月5日
愛知県の女性から問いあわせのお電話をいただきましてパンフレットを送付しました。
このようにパンフレットの請求問い合わせが相次いでいます。これまでは会の紹介資料がなかったのですがパンフレットを作成してからは手軽に送付できるようになりました。
8月7日
同じ町内に移住してきた女性が土葬に興味があるとのことで訪問されお話ししパンフレットをお渡ししました。できないと思っていた土葬ができることに大変驚かれていました。
9月6日
会の提携先の墓地、朱雀の郷が「在留外国人の死に寄り添う」との見出しで朝日新聞に紹介されました。
9月13日
札幌の男性から問い合わせがありました。
「入会金が要りますか?
娘がエンバーミングの仕事をしています。一緒にしているエンバーの方は北海道での一人者です。イスラム&ユダヤの方たちのご要望に応えて土葬の運動を札幌でもしています。分からないことだらけですので色々教えて下さい。」
9月15日
名古屋の方から問い合わせをいただきました。親を土葬にしたいとの考えから一度、会と墓地を訪問したいとおっしゃっていました。
9月16日
大阪の女性から問い合わせがありました。
「私は今17歳なんですが、小学生とかの頃から死んだら焼かれるというのが怖すぎてずっと悩んでいます。
絶対土葬にしたいですが方法がわかりません。
土葬の会はどんな事をするんですか?
会員で集まって話したり直接土葬の事で質問したりできますか??
あと日本で土葬している地域や土葬墓地の名前を教えてください!
本当に突然すみません。返信待っています。よろしくおねがいします!」
9月17日
土葬の会の懇親会が開催されました
台風が迫っている状況でしたが幸いなことに天候に恵まれ皆さん無事に到着しました。
11時半より用意された食事を囲んで話が弾みます。
今回初めて参加されたのは兵庫県からやってきた徳原さん、そして塚原さんのお母さんでこれまでの参加者最高齢で83歳ですがお元気です。
自己紹介で徳原さんはご自分でもなんとか土葬にできないかと地面に穴を掘って自分の土地に土葬できないものかといろいろ調べられたそうで、焼却処分のような火葬に違和感を覚えるとおっしゃっています。
また会員同士の交流も望まれていますので同じ思いの方は会にお知らせください。
三重県からは昨年も参加された加藤さんで、埼玉から移住して土地を取得しアルバイトの傍ら自給自足を目指して自然農を確立したいお考えです。
つまり単なる有機栽培ではなく肥料も農薬も使わない、しかも雑草との共生で必要最低限の除草をして土の地力を保持しながらの栽培です。
それでも収穫できることを実証しようと取り組んでいます。
45歳でまだ独身だそうですが同じような志しの仲間や女性との出会いを望んでいます。
村上さんは懇親会の常連さんで埼玉からクルマでやってきます。運転手の仕事を退職し今ではFXを研究中で、夕べは徹夜でやっていてそのまま懇親会に走ってきたそうです。
塚原さんはこれまでの懇親会にもお手伝いで参加していましたが今回は会員になってお母さんと一緒に参加されました。お母さんがおっしゃるには最近の子供の虐待やいじめ、殺人などは昔の親子三代が一緒に住むことによって親や祖父、祖母の教えを子へと伝えられた家族の絆や人との付き合い方が、核家族になって途絶えてしまい混乱していると指摘し、土に還るという自然な土葬ができるというこの集まりに参加できて感謝しますと話されました。
伊藤さんは参加者の中で最も若くしかも富士川町在住ですから土葬の会の存続に周りから期待されました。山野井涼子さんはこのたびも開催の準備のために先日から買い物、掃除、料理と大忙しでした。またビリーさんの書物から、生まれ変わり、新たな生がありそれが人間の進化にとって大切であり、それゆえ日々の生活の意味があるということを知り、死ぬ不安が無くなり生きる喜びを感じることができたと話されました。このたびも準備のお手伝いで参加されたお隣の杉山和枝さんが原体験に基づく散骨への希望や生まれ変わりもしたくないとの意見ですが、しかし今後どう変るかわからないと話されました。
会合では情報として、土葬の会と提携している茨城県朱雀の郷が朝日新聞に掲載された9月6日付け記事の紹介。
それから「臨床宗教師の登場、医療と宗教の新たな取り組み」で大学などが資格化を進めているそうです。
スピリチュアルな苦痛、終末の死を看取る、死への恐怖、不安から逃れるため、何かにすがりたい、死んだらどうなるのか、1人で死ぬのがいやなどの不安や苦痛を和らげ死へ心の準備をさせることが目的のようです。などについて話し合いました。
しかし会員の皆さんは日頃から死について考えておられますし、また会からの情報で死に臨んでの心の準備がされるでしょうから、臨床宗教師のお世話になる必要性はありませんね。
このような話し合いでの懇親会でまた来年の再会を望んで散開しました。
また、この日の朝日新聞では「生まれ変わりを信じますか?」との題でアンケート調査が掲載されていました。
この結果では生まれ変わりを信じるひとが32%と少ないのに驚かされます。自分の経験では6人兄弟だったが皆それぞれに個性があり性格も考え方も違っており似た者兄弟はいなかった。そして自分が結婚し3人の子供ができたがそれぞれの誕生の瞬間の産声が違っていたことだった。そしてやはり同じ親から産まれたはずなのに個性や性格が違って育ったことだ。
これにはやはりその違いは生まれでてから急速に生ずるのではなく前世や前々生から受け継がれた本人の人格の相違によるものだと確信を持ったのです。
また私の子供の頃に。遠い親戚にあたる子供の顔が私の祖父の顔にそっくりで唇に特徴があるのがいました。そのころは生まれ変わりに関する知識がなかったので不思議なままで過ごしました。また土葬の意義を教わった通称ビリー氏は自身がこれまで誰に生まれ変わってきたかの経緯をすべて知っておられるのです。また、彼の周りの人の生まれ変わりに付いても前世は誰であったかに言及し、そして前世も兄弟であったとか、友人であったとか、夫婦であったとかを明らかにしています。
私たちの周りでも結婚相手を選ぶときに深い縁を感じたという人が多いのです。つまり「運命の赤い糸」ですね。ある芸能人は出会って30分で意気投合し結婚を決意したといいます。このことから親兄弟よりも親しみを感じる友人、知人、恋人と巡り会うことを不思議に思いませんか。それらは親や兄弟よりも出会い期間は短いのにどうしてそのような気持ちが芽生えるのか、このように縁はこの人生限りではなく前世から、そして来世までも親、兄弟、知人、友人、恋人、夫婦、親子、孫など様々なかたちで繋がっているのです。それは「気」の繋がりでもあるということに触れたいと思います。これは「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏と会見しているプレヤール人の言葉ですが、親の気は死後も子孫に良い影響を及ぼすといっています。つまり彼らは土葬していますからその埋葬された骨格に強く残る気が死後もその子孫と繋がり影響を及ぼし、親が子を思う愛情が死後もその子孫と繋がるのでしょう。
ビリーの著書『昨日、今日、明日の心配に関する考察・死後の生はあるか』
のなかに「死後の存続について知っている人間は、転生について知らないか、転生に対して否定的な態度を取る人間とはまったく異なる人生観を育む。死後の存続を知る者は個人の責任と倫理に対して、また人間存在の義務と個人の進化に対して決定的な感覚を持っている。しかしまたこの人間にとって同胞やすべての被造物に共感することも義務である。だが、死後の生を意識しない人間は、自分の思考、感情および行為の一貫性についてはほとんど考えないか、たとえ考えたとしても稀である。またこのことが人間は単独の個人としても、また社会に於いても、ほぼ短期的な成果を追い求めるということの要因になっている。こうした成果は未来を志向するものではなく、そこから長期的な成果や、真に未来につながる創造的な前進という意味での進化が生じることはありえない。この事実の内にこそ人間の間に蔓延している残酷さや浅薄さのより深い理由が、そして隣人に対して率直な共感を抱くことなく、他人の上に立って、これを搾取し、虐待し、陵辱し、奴隷化し、屈服させ、さらには支配者として権力と栄光のうちに生きようとする人間の意志のより深い理由が見出される。誠実な共感、それは地球の人間の間では非常に珍しいものになった。」と述べています。懇親会でも話題になった子供達によるいじめや殺人、そして経済的な成果を追い求め消費者や国民を欺く企業や政府の態度のように今の世相に現れているように思えます。
9月18日
名古屋から加藤恵右さんが来られました。以前にもお問い合わせをいただいていまして、土葬にしたいと知人に頼んでさがして貰って土葬の会を知ったそうです。そしてお母様の余命が少ないことから「母を焼いて骨だけにしたくないので」と入会されました。
10月11日
懇親会に参加された徳原さんからメールをいただきました。
「50年ほど前、田舎では土葬がほとんどで、村の絆もあり村人が墓穴を掘り村全体で故人を見送った。その後経済が優先されたのか、村の絆も薄くなり村での葬儀は、墓穴掘り等に遠慮が出てきて、火葬が主流になり、行政も火葬を推奨してきたのが現状ではないでしょうか。土葬を実質禁止し人体を焼却ゴミ化する事は、人権を侵害しているように思える。時代も変化した昨今、葬儀も地域でなく各個で実施するとすれば、葬儀も葬儀業者に委託し、墓穴掘りも掘削機で行えば、土葬も困難な課題ではないと思える。また温暖化対策の面で、車の排気ガス規制、野焼きも禁止の時代、土葬の方が地球にやさしいと思える。土葬すれば墓地面積が増えるかもしれないが、ドイツでは、墓地は個人が20年間使用料を払い使用する方式で、その後は他人が使用するため、むやみに墓地が増える事はないようだ。日本では、地方で過疎化し、放棄農地山林も増えているようなので土地不足の心配は、ないと思える。土葬の会によりますと、日本には一部イスラム教徒のための土葬墓地が数箇所あるそうです。外国人が土葬可能で、日本人が困難とは、変な話ではないか。関係法令の改正を願う次第です。」
10月16日
神奈川県の女性でペットリー愛さんが入会されました。
11月16日
「東京の出版社、鎌倉新書の旦木と申します。
山梨の葬送文化などを調査しています。
当社の月刊誌、「仏事」に掲載する記事を作成するにあたり、山野井会長にメールにて取材させていただくことは可能でしょうか?」
これにつきましては返答をしました。掲載は来年の2月になるとのことでした。
次号の会報でお知らせできると思います。
11月13日
長野県の方から長野県で土葬のできるところはありませんかとお問い合わせをいただきました。
現在はまだ長野県には見つかっていませんのでお寺や霊園に連絡して探してみられることをお勧めしました。
後日、この方から土葬ができるらしい墓地が見つかったのですが念のため役所に土葬はできるのですね。と尋ねると土葬は許可できませんといわれたそうです。それで条例で禁止されているのですかと聞くと、禁止はされていませんが許可できない、と訳の分からない返答だったそうです、この場合はおそらく担当者の思い込みによるものと思われますが、このような担当者に当たってしまったら取り返しがつきませんね、変だなと思ったら鵜呑みにしないことです。
11月16日
椿さんから連絡がありました。彼は会員最年少の20歳の学生さんです。
この秋、イギリスへ留学していましてその際撮影した墓地の映像をいただきました。
「留学中に散歩していた道に教会があって写真を撮っておきました。」
「大学で留学するチャンスがあったので行ってみようと、仕事を始めてしまったら留学は難しいし、歳をとったらそれこそ難しいと思うので若いうちに行けるところへ行こうかなと。」
「イギリスのお墓はだいたいこの写真みたいな感じでしたよ。」
とのことでした。
これはカンタベリーの近くの墓地で、また他の墓地もこのような感じだったそうです。もちろん土葬墓地ですが日本のように込み入っておらず広々として墓石が点在していますね。
椿さん、貴重な写真をありがとうございました。
出版社の取材で年代別会員43名の内訳を聞かれましたので、皆様にも報告しますが若い会員がいることに驚いていました。
会では平均年齢は50歳台ですからまだ高齢化はありませんね。
20代 2名
30代 5名
40代 16名
50代 4名
60代 11名
70代 4名
80代 1名
今後の課題としまして以下の項目を挙げてみました。
皆様からのご意見なども参考にしたいと思いますので何かありましたらご連絡願います。
1、 購入墓地の掃除(所有者の義務)
2、 手をかけなくても済むように草木が生えないような工事
3、 お墓参りの代行
4、 棺の搬送
5、 土葬予約身分証(所持することで火葬を防止)
6、 成年後見制度(身内がいない場合)
7、 一般社団法人への移行
これらは土葬の会の組織を堅実にし発展させるためにも検討すべきですね。
最後に、皆様の健康のために参考にしていただきたい「亜鉛」に関する情報がありますので同封致します。
では来年も、どうぞよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
山野井 英俊
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2017-01-01T22:07:20+09:00
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土葬の道しるべ 第15号 2016年6月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_17.html
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ、本年もよろしくお願い致します。
1月2日
年明け早々に東京の林剛史さんが入会されました。
「私が、火葬が残酷な葬法である事を知ったのは、1989年4月8日放送のTBSの『加トちゃんけんちゃんご機嫌TV』でした。志村けんが、若くして、突然亡くなり、加藤茶が挨拶をして、葬儀所から、火葬場へと移動、棺桶を炉中に収めて点火する。其の時に棺桶の中に居た志村けんが、「嗚呼、良く寝た」と言って辺りを見渡すけど、真っ暗闇の中に閉じ込められているのに気が付き、目の前の棺桶の蓋を開けようとしても開かない、熱い炎が棺桶を燃やし始め、志村けんが、「熱い、熱い」と叫ぶ。実は、酒癖の悪い志村けんが死んだ様に眠りこくり、加藤茶が志村けんの腕に、蝋燭の熔けた蝋を垂らして、目を覚まさせたのであった。志村けんは、「加藤、何すんだよぉー、俺は、さっき迄、怖い夢を見たんだぞ」と怒鳴ったのであった。私は、其の場面を見て、死後に火葬場では焼かれたくは無い、と思ったのでした。 当時、私は、中学生であり、又、現在でも、通院と薬の服用で治療中の、肝臓の病気が、学校内の血液検査で見付かり、現在通院中の東大病院にて、詳しい症状が分かる迄は、地元の都立病院にて、小児科の医師からは、只ひたすら、安静を求められ、具体的な治療も行なわれず、私は、自分は、30歳迄に生きられるか否か分からず、毎日の生活が不安感で仕方が無かったのも、前述の『加トちゃん』の番組が、将来的に、死後に、火葬では無くて、土葬を望むきっかけを作ったのでした。私は、40歳を迎え、付き合ってから10年以上経つ恋人との恋も未だに実らず、もう1件のマイホウムを持つ夢も叶わず、もう、若い年頃では無くなった時に差し掛かったからこそ、今度は、中学生の頃に考えていた、死後の事を再び考える様に成り、其れ迄も、20代の頃は、棺桶の中で今にも目を覚ましそうな感じで眠っていた祖父母が、火葬場で焼かれて、最後には、ぼろぼろに成った骨の塊と化したのを見て、私は、従兄弟達に、「死後は、こんな姿に成りたくは無い。」と呟き、従兄弟達が、「ならば、今から、遺言を遺しておく?」と言っていたのでした。」
1月13日
福岡の堀ノ江さんが入会されました。
「私は福岡県小郡市に住むクリスチャン(ロシア正教)です。正教では土葬が基本なのですが、今は地域の条例に従って火葬も認めています。私は聖書の教えに従って土葬を希望するのですが、現実的に難しい面もあるようです。この会に入れば、私が亡くなった時に希望どおりに土葬ができるようにアドバイスしていただけると考え、入会を希望した次第です。宜しくお願いします。」
1月14日
千葉の佐藤さんという息子さんから電話をいただきました。お母さんが亡くなって土葬にしたいということで何度も相談を受けましたが、後日、お父さんから電話があり生前に妻とお墓を決めてあり土葬にするつもりはないことを知りました。息子は心を病んでおり責任能力はないので電話が行きましても断ってください。ということでした。この息子さんのように心を病んでいるといわれる方々が会員の中にはたくさんおられます。それで、お父さんには、むかしから行われていた土葬ができなくなって火葬一辺倒になった世の中と、自然のままに土葬にしてあげたいと望む息子さんとどちらが正しいでしょうかね、と話しました。
1月22日
イスラム教徒の方から土葬の問い合わせをいただきました。教会に所属していないので土葬墓地の情報は得ておられないとのことでした。
1月27日
杉並区のキリスト教関係の葬儀社から問い合わせをいただきました。ときどき信者の方から土葬の相談を受けられるそうです。現在土葬の会のパンフレットを作成中ですので出来上がりしだい送付することにしました。
1月31日
「札幌の近くに土葬のできる墓地はありますか。」と札幌の佐藤賢志さんが入会されました。このように年明け早々3人の方が入会され驚いています。
2月12日
兵庫県の徳原節夫さんが入会されました。
お手紙より抜粋掲載。
「何と日本人は母なる大地に申し訳ないことをしているのだろうと思えてきました。母なる大地から生まれ、物を食べ、考える葦として好きなことができ幸福なのに死ぬときは感謝せずに化石燃料を使い、地球を汚して去るとは無神経な国民であると思います。土葬し母なる大地に感謝し大地に帰依し、草木、動物の栄養になりお返しすることが理にかなっていると考えます。山野井様と同じく土葬文化は定着すべきと考えています。入会させていただき近くに会員がおられたら連絡などして自分らしい終活なり、母なる大地の保護に役立てれば本望です。私たちは人間に生まれて幸せだったと感謝しなければなりません。土葬の会が発展することを願っています。」
5月10日
かねてより予定していた土葬の会のパンフレットが出来上がりました。このパンフレットは同じ集落に茨城県から原発事故から避難して移住して来られた方がグラフイックデザイナーをされていましてその方に製作をしていただきました。
これまで手軽に渡せる資料がなかったのですが、さっそく知り合いの自然食品店の方が共感され店にパンフレットを置かせてほしいと頼まれました。また、以前から頼まれていた東京の葬儀社にも送付しました。知人、友人、関心を示すであろう人々に配布できますね。必要な方は枚数を会へ申し込みいただければ送付しますのでご活用ください。
重要なお知らせ
会員の皆様へ
2016年6月30日 山野井 英俊
土葬の会の活動は日本の自然環境との調和をはかる活動ではあります。
しかしながら更なる状況にも配慮しなければなりません。
それは日本も含め世界的な人口過剰という重大な脅威です。それは否応なく人類存亡の危機が迫っていることを認識しなければなりません。
FIGUでは世界に向けてその警告を発しておりまして、私は以前FIGU-JAPANで1993年3月にビリー・エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏の要請を受け「人口過剰問題への提言」「拷問と死刑・人口過剰」「人口過剰爆弾・女性差別」の冊子を作成し数回にわたって数千部を政府、マスコミ、著名人、文化人などに送付しました。しかし、その反応はごくわずかで無関心であることは現在まで少子化を危惧する政策や報道ばかりで、人口過剰を危惧する報道はまったくないことからも明らかです。
このようななか、ふたたびFIGUスイスのビリー・エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏はFIGU人口過剰シリーズ2として、(別紙)「人口過剰の結果としての環境破壊」を発表しました。急遽、日本に於いても翻訳され、政府マスコミなどに広報する事になりましたのでお知らせします。シカ、サル、イノシシのみならず自然を破壊している張本人はひとえに人間なのです。その数は地球適正人口とFIGUが示す5億2千900万人を遥かに超えFIGUのHPでは現在86億人突破を告げています。
これは日本に於いても適正人口の実に16倍を超えていることに相当します。
それゆえオオカミの絶滅をはじめ、世界でも地球温暖化、気象異変、環境汚染や破壊、生活格差、失業、自殺、食料不足、エネルギー不足、戦争、テロ、難民、犯罪、疫病、動植物の死滅などあらゆる害悪が発生し解決を見出せない状態に陥っています。それにも関わらず少子化対策を実施しているのは、自然環境や社会のあらゆる複雑多様化する問題を未来までも無能に継続させることを意味するのです。私たちの土葬存続のその先には地球の頂点捕食者ともいうべき人間の増え過ぎを抑制しなければならないという人類最大の難題が立ち塞がっております。今こそ、FIGUスイスのビリーが初めに世界に向けて提示された、以下の解決策を全世界規模で行う必要があるのです。
全世界的に必要な措置
(昔から独自の厳格な産児制限を実施している、叢林(そうりん)地帯に住むいくつかの小さい未開民族には適用しない)
* 結婚を許可される年齢 女性25歳、男性30歳
* 子供をつくる前提条件
1、少なくとも3年間、結婚生活が継続していること。
2、 円満で、健康な結婚生活であることの証明。
3、配偶者達の生活態度に問題がないことの証明。
4、子供を養育する能力があることの証明。
5、遺伝性疾患および伝染病、麻薬、薬物、アルコール中毒にかかっていない
ことの証明。
* 女性28歳、男性33歳になってから夫婦は3人まで子供をつくることが
できる。
* 出産停止措置
1、全世界で7年間の出産停止。
2、全世界で1年間の出産許可。
3、全世界で7年間の出産停止。
4、全世界で1年間の出産許可。
5、 地球上の人口が適正になるまで行える。
* 違反者への処罰措置
1、 違反者双方の10年分の給料に相当する罰金。
2、 違反者双方の不妊手術。
3、 強姦、暴行等の場合は違反者を去勢し、生涯にわたって男女別に社会から追放(島流し)する。
4、 違反者の子供全員を国家が取り上げ教育する。
* 残酷で非人間なこと
残酷で非人間的で隣人敵視がはびこり、生命の危険があふれる世界とは。次のどちらだろうか。
(ア) 人口過剰の世界。飢餓と惨事と苦悩とむごたらしい死が満ちあふれ、戦争と殺人と殺害、拷問と死刑、強姦、犯罪、憎悪、悪疫、破壊、悪徳と悪癖、生命の危険、過激思想、虚偽、詐欺、退化などが日常茶飯事であり、それによって毎年、何百万もの人間が苦痛のうちに悲惨な最期を遂げ、数万もの人間が拷問者や死刑執行人によって、あるいは飢餓や惨事のために苦しみのうちに無惨に死んで行く世界。
(イ) 人口が正常化した世界。あらゆる災や問題や苦悩が小さくなり正常化し、飢餓も惨事もなく、戦争やあらゆる害悪に対する恐れが緩和され、将来に対する絶えざる不安を解消し、愛と論理と理性に満ちた人生を可能にする平和が実現し、世界が一体となった世界。
すべての誤ったヒューマニズム、誤った隣人愛、あらゆる虚偽が本物
のヒューマニズム、愛、隣人愛、真理を打ち負かしているのではない
か、一度良く考えてみたまえ−−−そしてまた、どちらの世界にあなた
の子孫、そしてそのまた子孫が住みたいだろうか、自問してみたまえ。
ビリー
6月8日
愛知県の方から問い合わせがありました。
外国人の身内が亡くなりましたが、きっと土葬を望んでいたと思うので土葬のできるところを探していました。土葬にするかどうか相談してみます。
6月29日
兵庫県の方からパンフレット送付の要請があり送付しました。
6月30日
毎年恒例の懇親会開催をお知らせします。
日時 9月17日(土) 午前11時半より4時頃まで
場所 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
電話/FAX0556−22−8656 090−8639−2416
会費 1,000円 昼食をとりながらの会食となります。
交通 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。お出迎えますのでご連絡ください。
参加希望者は準備の都合がありますので9月10日までに電話、ファックス、メールにてお申し込みください。
次回の会報は年末にお届けします。
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2017-01-01T22:05:35+09:00
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土葬の道しるべ 第14号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_14.html
土葬の道しるべ 第14号
2015年12月末発行
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.j
皆様へ
お元気でおすごしでしょうか。
7月には風の丘霊園で6例目の土葬を行いました。会員も38名になりましてそのなかには19歳の学生もおられます。一般には葬儀への関心を示す年齢はほとんど中年から高齢者にかけての年代が世間での常識ですが。ところが会では10代、20代、30代と続き平均年齢は60歳ですから土葬への関心事は年齢ではなく人間であるが故の生き方そのものへの真実の追求といえます。
また、懇親会での意見交換も学びの場となり会の継続的活動となっています。
7月
先月問い合わせのあった、妹さんの土葬による葬儀を望んでおられた方がいましたが、御両親が納得されずに果たせなかったそうで、ご自身はどうすれば土葬ができるのかと悩まれておられました。
9月1日
東京の方から土葬の問い合わせがあり資料を送付しました。
9月16日
風の丘霊園で土葬が行われました。東京の方で土葬を望むとの遺書を残して亡くなったそうで親族から問い合わせがあったのです。
親族の方も土葬が初めてであり、お世話をした葬儀社も土葬ができることに半信半疑だったようで埋葬手続きまで時間がかかり、遺体を保管所に預かってもらって待機した状態でした。また天気予報では雨の恐れがあり晴れた日のうちに埋葬する必要があります。それでも、なんとか雨の予報前日に埋葬が決まり、あらかじめ送り込んであった重機を動かし、お寺さんに了解を取って所定の場所を掘ります。以前は掘り出した土を回りに盛り上げて置いていたのですが、昨年から大きな土嚢袋を用意してそれに入れるようにしたのです。こうすることによって周りに泥が散らからずまた埋め戻しが格段に速くなりました。というのも土嚢袋の下に帯紐がありそれを重機で吊ることによって逆さまにして一気に土を戻せるのです。
今回は山野井涼子と沼田映子さん、友人の健次にも手伝ってもらいました。2時間ほどで穴が掘り終わってもまだ到着せず、東京からの高速で渋滞があったそうで午後3時頃到着しました。
喪主の方が埋葬許可証をお寺に提出され、棺を運んで来られた葬儀社の方は30年この仕事をしているけど土葬の話を聞いて半信半疑で、立ち会うのは初めてとおっしゃっていました。喪主がお別れをすませると、今回は6人ですが2人でお互いにロープを手にしてストレッチャーから棺を吊って歩調を合わせ穴の両脇に進んでいきます。定位置に来たときに静かにロープを少しずつゆるめ棺を底に沈めます。
次に喪主にスコップで少しずつ土を入れてもらい、後は重機で土を戻しますが袋の逆さ吊りで一気に戻すことで時間が短縮されます。
最後は盛り土になります。いわゆる土まんじゅうが出来上がります。
そこに花などを飾って埋葬終了となります。それが終わるころにはぽつぽつと雨が降って来てタイミングよく終わることができました。
喪主の方は、「いろいろと大変お世話になりありがとうございました。」とお礼を言われましたが。無事終わって安堵です。喪主の方もご自身の土葬を望んでおられ入会されました。また初めて土葬に立ち会った友人の健次に感想を聞くと、この印象は一生忘れることは無いだろうと言っていました。彼はフイグ・ランディスグループ・ヤーパンで「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏の出版活動を行っています。
9月19日(土)
第3回土葬の会の懇親会です。富士川町平林に遠くは兵庫県や三重県から参加され10名が集まりました。
これまでの状況報告、会員数が34名になりました。9月16日に8例目の土葬をしました。また作成中の土葬の会のパンフレットを見ていただきました。
そして幸福度世界一位「北欧の楽園」のスウエーデンに学ぶ(週刊現代より抜粋と入文)
「寝たきりゼロ社会の暮らしと考えから」終末の生き方や葬儀について意見交換しました。
「80歳以上でも寝たきりゼロを目指す。施設ではきれいな服で過ごし、本人の責任で意志を尊重、ベッドに縛り付けることはしない。日本ほど豊かな食生活ではない。96パーセントが子供と暮らすことはしない。日本は54パーセント。自立した強い個人が特徴。在宅サービスが基本で90パーセント、他は施設サービス。在宅での介護士による看護で自分の口で食事をする援助、嚥下訓練をする。胃ろうは虐待にあたるとしてスウエーデンでは延命措置は採らないようになった。施設内で亡くなるのが原則的で日本では本人の意思にかかわらず病院に搬送され延命措置をされて亡くなる。延命なしで看とる医者がいないから。
スウエーデンでは住み慣れた自宅や施設で息を引きとるのが一番という方針があり、寝たきりになると死期が近いサインと受け取り潔くあきらめる。トイレ掃除やベッドメイクなど手助けと会話が主で、日本では医療介護の発想で投薬、治療が行われるがスウエーデンでは本人がどんな助けを必要とするかを聞く。
日本では介護士は薄給できつい仕事、スウエーデンでは安定した公務員である。スウエーデンでは介護の負担は国や自治体がすることで国は一つの家族であるとの発想だ。日本のように家族が介護のため経済的負担を強いられたり親子共倒れになることは無い。それどころか施設を訪れる家族を手伝わせることもせず家族には一緒に楽しい時間を過ごさせる。世界トップレベルの福祉制度の充実があり教育は大学まですべて無料。
医療費の18歳以下は無料、国民の税金負担率は58.9パーセント、日本は43.3パーセント、スウエーデンは日本のような利権まみれの政治家、官僚、汚職などで国民の満足度が無いのと違って税金の使い道が明らかにされる。政治家はほとんどが兼業議員で会議出席時間に応じて給料が出る。月に一度の議会は仕事を終えた17時から始められる。不正な議員歳費も発生しない。」
このようなスウエーデンからは学ぶべきことがたくさんありますね。
また、インターネットで調べるとスウエーデンでは変わった葬儀もありました。葬儀のあり方は火葬が許可されるようになって匿名の共同墓地があり「森の墓地」として世界遺産にもなっている。遺骨は完全に灰になるまで焼かれ林に撒かれる。それは「遺体を急速凍結して堆肥化する埋葬法がある。文字通り身体が土に還る、その方法とは死後1週間以内に、遺体を度の液体窒素に浸して完全凍結させる。実はこれは、インスタントコーヒーやカップスープなど、フリーズドライ食品を作る技術と同じ。人体の細胞は急速冷凍処理によって硬くなり、崩れやすくなっているので、棺ごと機械で振動させると、短時間で粉状になる。乾燥機にかけて水分を完全に飛ばし、歯の詰め物など残った金属を取り除けば完成だ。粉末には臭いも無い。粉は25〜30キログラムになり、これを、でんぷんで作った別の棺に入れて地中約50センチメートルに埋める。棺も含めて1年以内で完全に土に還る。」 この葬儀は焼かないが骨が破壊され粉末になるので火葬と同じ状態になり土葬の会としてはお勧めできない。また行程も1、冷凍。2、棺に納める。3、凍結。4、粉砕。5、乾燥。6、分別。7、再納棺。8、埋葬と複雑になります。
ここで参考になるのはでんぷんでできた棺の利用ですが、通常の棺は木製ですので土に帰ることでは同じです。
今後の課題として一人暮らしの世帯が増えると孤独死を迎え、土葬の会員であっても確実に土葬をされるための準備をしておかないと火葬にされる恐れがあることから、カード形態の遺言を作成して所持品とともに携帯できるようにする案が示されました。また従来の老人ホームのように施設に詰め込まれて生活するのではなく、独身者など一人暮らしの人たちが集まって田舎で自給自足できる共同生活で協力しながら健康で過ごし死期が迫っても病院へ運ばれることなくその施設で死を迎えることができるようにしたい。そこでは建物から自由に外に出て施設内で畑作、動物を飼い、散歩をしたり家族や友人知人との交流もしやすい場とし、生き甲斐を持って終末を過ごせるならばそれは幸せではないでしようか、そのようなグループホーム形式は今後の課題ですね。
9月17日
札幌の小嶋明美さんが入会されましたのでご意見を紹介します。
「30年ほど前、道新のコラムで九州の黒島?では今でも土葬で「わしはあの山に埋めてもらうのさ」と普通に会話しているという…それ以来、私もそうやって死にたいと思ってました。どうすれば可能だろう?と常々考えてました。そんな話しを友に話したら、ネットで調べてくれました。一般では相手にされないことと思っていました。「もう国内では無理と思うから死ぬ前にハワイに移住したら…」とか教えてくれる人もいました。国によって様々なんだ…と思いました。私は単に土に戻りたい。焼かれたくないと思うだけです。」
9月29日
埼玉の石川裕子さんが入会されました。
「はじめましてまして、土葬の会へ入会しますので宜しくお願いします。土葬ありきの考えを持つ人たちとわずかながらこの現代の日本で土葬による埋葬が存在していることと、そのための会の存在に驚きと安堵感と希望を持つことができました。火葬に対し違和感を持つ人たちがいて、このような想いは自分だけではないことも知り得て良かったですし、安心しました。火葬に対する恐怖と嫌悪と惨さなどなどは未だにあります。そして母も私と同じ想いをしています。生まれてきた以上、死ぬのは仕方がないですが火葬されたくない。それを目にしたくない。この想いを抑えながら日常生活をおくっていますが不幸があると火葬のことを意識してしまうのです。」
10月17日
東京都の前田憲太郎さんが入会されました。
「土葬の会に賛同し土葬を希望します」
11月2日
朝日新聞に「神社乗り出す墓地経営」という記事が出ました。
どういうことかというと、霊園や納骨施設の運営に乗り出す神社が全国で増えているという。「少子高齢化や宗教離れに直面する中、安定した収入を確保などの狙いがある。また宗教を問わない霊園もある。神社本庁の傘下の神社は7万9千。収入源は氏子の寄付、お守りや絵馬の授与、祈祷、賽銭で寺院に比べて少なめだ。
この記事の中に、山梨で神道埋葬祭を行った際にそのことを調査に来られた神職の柴田さんが載っていたので、早速連絡を取ってみました。土葬の出来る墓地が出来たのですか?との問いに、すべて火葬が前提ですとの返答でした。そして神道で土葬の出来る墓地はやはり山梨だけだそうです。以前山梨においでになったおりに、「神道は本来土葬なのですが、今や土葬の選択肢は無い。」と聞きました。そして、今は神道が霊園や納骨施設の運営に乗り出したとはいえ、本来の土葬を継承するのではなく収入確保のためになってしまっている。神道の神髄は何なのか、人間の都合で変りゆく葬儀のあり方は日本全体にありがちな経済至上主義のようでむなしく思うのです。
それでも柴田さんは神道の土葬復活を望んでおられ、土葬を行う場合はあらかじめ連絡をいただき是非立ち会って見学したい、とおっしゃっておられました。
12月4日
神奈川県の中村さんが入会されました。まだ28歳という若い方ですが、いまからこのような考え方を持たれていることに感銘を受けますね。会では20代の会員はお2人目です。
「火葬は何か大事なものが失われる気がします。僕のような入会者が今後増え、土葬の会が発展し土葬が日本の葬儀の主流になることを心より願っております。」
12月6日
「死後土葬を希望しています。年齢が若いため墓地の購入はまだ先だと思いますがいまから入会することは可能でしょうか。」
千葉県の椿友汰さんが入会されました。なんとまだ19歳の学生さんです。先見の明があるというか、いまから死を想定され人生を送られる考えに驚かされます。いやはや土葬の会の会員の若返りが起きていますね。世間では少子高齢化を危惧していますが土葬の会には当てはまりそうもありません。
あとがき
年明けの予定としましてパンフレットの完成を予定しています。このパンフレットは土葬への関心を得るための一つのきっかけにと作成を始めたものです。
世間では、もうあり得ないと思われていた土葬を紹介するのですから、受け取る人はきっと衝撃を受けるでしょう。会員の方は誰かから紹介されて入会したのではなくご自分で悩み考え探されてたどり着いて来られた方がほとんどです。
ですから私たちからこのような会があることを知らせるのは意味があるのです。
私は、絶滅寸前の土葬と同じように、こちらは絶滅してしまったオオカミの復活を目指しています。オオカミはもともと日本にいて野獣の王者として、頂点捕食者として君臨していました。しかし人間はこのオオカミを絶滅させてしまったのです。その結果サル、シカ、イノシシが増加し農林業被害と人的被害も発生し私たちの生活を脅かしています。生物多様性という言葉が使われるようになったのは人間による環境破壊、搾取、間違った環境支配によって自然界が滅んできたからです。いまや人間が人間自身をコントロールできない事態に陥っています。それゆえ学びが必要であり、自然界をもとの、むかしの豊かな人間と自然が調和した世界を取り戻すことが急がれるのです。 山野井 英俊
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2020-08-27T18:02:30+09:00
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土葬の道しるべ 第13号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_13.html
土葬の道しるべ 第13号
2015年6月末発行
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
年明けから半年が経過しましたがいかがお過ごしでしょうか。
今年も懇親会を開催しますのでどうぞご参加ください。
1月23日
玉木さんのお母さんの葬儀の日に博さんからお電話をいただきました。お母さんからは会に年賀をいただいていたのにその後、急に肺炎を引き起こし入院して亡くなられたのでした。その葬儀のさなかにもかかわらず林さんと石田さんに支援を贈ったという報告でした。
玉木さんはお母さんを土葬にと願っていましたが兄弟や周りの意見に押されやむなく断念せざるを得ませんでした。心中穏やかならざる状況にもありながら恵まれぬ環境にある会員を思い遣るとはなんという人でしょうか。なかなかできることではありません。自身と同じような境遇への共感や会員同士の連帯を求めておられます。何人かの会員から電話をいただいたそうで、独り暮らしになるので心配でしたが安心できそうで嬉しいですね。玉木さんをはじめ、このような会員がおられることを誇らしく思います。
玉木さんは神奈川県藤沢市の弥勒寺にお住まいですのでご近所の方など連絡を取り合いたい方がおられましたら会までご連絡ください。
1月25日
台湾の方から問い合わせがあり、土葬のできる場所や費用についてお返事しました。機会をみて訪問したいとおっしゃっていました。
1月31日
埼玉の方から埼玉で土葬のできるところと冷凍保存に付いて問い合わせがありました。現在はないこと、冷凍保存に付いては費用が掛かりすぎることとそのような受け入れ先がないことをお話ししました。
2月18日
東京の葬儀社からユダヤ関係の方の土葬の可能性に付いて問い合わせをいただきました。土葬の会では宗教や人種を問わず受け入れていますので外国人の方でも可能ですとお答えしました。
3月9日
滋賀県野洲市役所から電話があり、イスラム教の方が滋賀県近辺で土葬のできる墓地を探しているとのことで滋賀県近くに墓地はありませんかとの問い合わせでした。それで、そちらにはまだ見つかっていないことをお伝えしました。
3月19日
京都の女性から連絡がありました。土葬の人気があるので墓地を早く獲得しておかないと無くなる恐れがあるので見学に訪れたいとのことでした。
なお、ご入会いただきましたのでご意見を紹介します。「今は火葬が主流ですが、私は人間を焼くなどということはとんでもないという考えです。こういう会があるのはありがたいです。どうぞよろしくおねがいします。」
4月1日
名古屋の武田さんが入会されました。まだ30代の男性です。
「土葬を望むのは単純に言うなら火葬に強い抵抗があるからです。
他の動物は命を終えれば、そのまま遺骸と共に土に還りますが、人間だけ焼いて骨だけにすると言うのは自然の理に反した行為だと考えております。例えそれが衛生上の問題があるとしても最後の意思決定は個人に有るべきだと考える次第です。」
4月15日
土葬の会のホームページ及びメールが復活しました。10日ほど前からメールが使用できず不審に思っていたのですが、たびたびあることなので様子を見ていました。ところがもしや、とホームページを見ると消えてしまっているではありませんか。驚いて調べるとサーバーの会社は料金未納のため停止したのだそうです。
メールでの請求、そして督促もしたというのですがこちらには届いておらずいきなりの停止ですから驚きました。会員の方から会が消滅したのかと心配してお電話もいただきました。皆様くれぐれも土葬の絶滅と会が消えないよう注意して見守っていてください。
4月17日
山梨県内にまた新たな墓地を見つけました。
臨済宗のお寺ですがここは檀家になることが条件となります。
そのうち訪問してお話を伺いたいと思います。
4月30日
三重県の加藤亮一さんが入会されました。三重県では初の会員となります。
5月3日
神奈川の玉木さんが突然に遊びに来られました。昨年の懇親会以来ですが最近では家から出かけることが多くなったそうで、1月にお母さんが亡くなられた後、気を落とされないかと心配でしたがたびたび電話をいただくなど行動的になられてうれしい限りです。
入院中だった頃のお母さんは自分を家に連れ帰ってくれと懇願されていたそうですがご兄弟や医者看護婦の手前望みを叶えてあげられなかったことが残念だったとおっしゃっています。
後日、手紙が寄せられましたのでご紹介します。
葬儀を終えての感想として「うるさい葬儀、そして火葬。おれは絶対イヤだね。あの密閉されカマドで焼かれるなんてぞっとする。そして小さなカラカラとした骨になって帰ってくる。ツボに収められて。母のそれを見て情けなくなったね。『お母さん、こんなに小さなカラカラとした骨にされて悔しくないの!』と叫びたい気分だった。少し前まで動いて元気だった人間がうすく小さな骨にされツボに入って・・いる。イヤーな気分だ。」 玉木 博
6月11日
父親の体が棺の中で氷詰めになっているのを見た時。「なんだこれは・・」とイヤーな感覚を持ったこと。その処置をその方面の手慣れた業者の女がやり終えて、得意顔になって「きれいにやりました!」と言う顔を見た時。
父が小さな火葬場で焼かれている時。その驚きで火葬場の外でたたずんで我慢していたことが、この世のものとは思われない感覚。そういう私の感覚が世間ではおかしいものとされ、それを自分も受け入れて自己否定したこと。悔しいね、もうそうはしないつもり。
世間では自己否定とあきらめを迫って来る。「君は異常だよ・・と」
これは一つの手で洗脳手段なのだ。 玉木 博
次に、人が亡くなったときに医者の死亡診断書が書かれるか、あるいは警察が来て検視されるかの違いについて玉木さんにお願いして書いていただいたものです。
『生と死のケアーを考える』
第4章 普通の死
イ、 事件に巻き込まれた訳ではなく、自宅でひっそりと亡くなったのになぜ警察に調べられたり、時には解剖までされるのか。
ロ、 事件性のない行政目的の検視や解剖は珍しいことではない。これは公衆衛生上の目的のために行われる。
ハ、 東京では総死亡者数の16パーセントが異常死体として検案され、そのうち26パーセントが解剖されている。100人のうち16人が警察による検視、監察医による検案が行われ100人のうち4人が解剖されている。
ニ、 生きている時に立ち会った医者が書くものは死亡診断書といい、死体を調べ死因、時刻、状態を調べ書くのは死体検案書という。
ホ、 検案して異常があると考えた時、警察署に届けなければなら
ない。
* 異常の判断はその医師の考えによる。
へ、 死体見分、司法検視の当初の目的は
1、 犯罪の発見。 2、公衆衛生上の目的だったが、各種保険保証の問題が絡み詳細な死因の究明が行われるようになった。(労災保険、生命保険、保険金殺人、介護殺人など)
ト、 医者が最後の診察より24時間以内。いつも診ている病気で亡くなったとわかるとき。この二つの条件が満たされないとほとんどは異常死体として警察に届け出る。
チ、 伝染病、災害で死亡した死体は解剖を行っている。その際、家
族の承諾は必要ない。
リ、 警察による死体見分はその原因を細部にわたって検討し死因を分析する。その死は生きている人に還元され、死なないためのデーターとして提供される。
ヌ、 厚生省の統計にはこの公衆衛生目的が色濃く出ている。
事故防止策を考え、その情報を市民に公表する。このように原因を究明し防止しなければならない死が異常死なのである。
ル、 医療管理下にあるか否かが問題となる。自然な死を希望し過度医療を拒否し自宅で亡くなってもそれが医者に異常死と判断されれば、行政措置の対象となり法医学の側面からのメスが入る。死後にきっちり医療に組み込まれる。
ヲ、 何かの病気に罹り医者の診察を受けつつその病気で亡くな
る。それ以外は異常死として扱われるケースが多い。
ワ、 静かに眠りについた死者を全裸にし、全身くまなく調べ写真を撮り書類に残す。愛する両親や配偶者、子供が何人もの人に調べられている姿を想像してほしい。あなたはその行為を許せるだろうか? 今は死でさえ医療に管理されている。
カ、 この著者は以前警察官として勤務しており死体に接する機会が多かった。
その人が自己のとってきた行為を(30代の孤独死を検死した時)「その死を自分が踏みにじっているように見えた。」「プライベートな死が公のものとなってしまう。」と書いている。
参考 (医師法第21条)「医師は死体を検案して異常があると認めたときは24時間以内に所轄の警察署に届けなければならない。」
*何をもって異常とするかは規定がない。
玉木 博
6月21日
埼玉の方から埼玉県に土葬のできるところはありませんか、との問い合わせがありました。まだ若い男性で妹さんが亡くなったので土葬にしたいというのです。
6月24日
先日土葬にしたいと連絡がありましたが、しかし両親が反対しているので説得して欲しいと要望されましたが、会としましては、ご本人の希望もしくは親族の要望がなければ受け入れることができません。また、説得の要求につきましても両親が意見を聞いてみたいと望まれるのであればいくらでもお話しさせていただきますがそうでない限り介入は差し控えるつもりです。今さら急に土葬とは、親族にとっては晴天の霹靂でしょうし、世間体もあり時間をかけて馴染まない土葬について周りを説得しようとも思わないでしょう、また土葬の意義について深く知ろうともしないことは明らかです。今回もそうですが亡くなって葬儀の段になってから急に土葬をと慌て問い合わせをいただくことがままあり、それでも土葬をできた人は幸いですが、そうでない事例が多いですね残念ではありますが。
もっと何らかの手段で土葬ができることを世間に知らせなければならないとつくづく思います。
前回の会報で南アルプス市の大乗寺をお知らせしましたが今回はその分院をご紹介します。
こちらは大乗寺の分院で南アルプス登山口に向かう左側山の中腹にあります。土葬用地はあまり広くはありません。全国的に跡継ぎがなく無人のお寺が増えていますがここもそうです。
いまのところ風の丘霊園の余地がありますのでこちらでの受け入れ情報はまだ先になると思われます。
すべては自分が決めている
自分の運命は誰が決めるのか、自分か、親か、学校かまた社会であるのか。裕福だったら、もっと頭が良かったら、高学歴だったら、容姿端麗だったらとか様々な思いを自分の人生と比較して考えただろうし、またこれからも考え続けるだろう。そして非常に多くの人々が自分を取り巻く環境のせいにしているように見えるのです。
しかし、人は産まれ落ちた時から、いやそれどころか産まれる前から自己決定をしているのだという事実がある。というのも、どの親のもとに産まれるか、から始まり男に生まれるか女に生まれるかも自分で決めているのだという。その根拠として、この判断を誤ると成長に伴って身体の違和感を覚えいわゆる性同一障害を引き起こすのである。つまり産まれる前の心構えが男か女になるかを左右するのであり、わかりやすく言うならば現在の自分が男であるか女であるかは問わず、今度生まれるとすればどちらがいいかを考えてみれば良い。男が次も男がいいだろうと思うならなら男になる可能性があり、男よりも女がいいと思うならば女になるだろう。
しかし、どちらになるか想像できなければ生まれてから、なんでこんな体に?と慌てることになるだろう。周りを見回せば男のような女、女のような男がいる、また一見、男か女かわかりづらい人もいるのである。自分を産んだ親についても、一般に親は選べない。生んでほしくなかった。などと悪態をつく言葉を聞くが、その親を選んだのも自分であり親のせいにはできない。人間が輪廻転生を繰り返して進化する過程を辿らなければならないのであるが、その際にどのような親を選ぶかということが重要になる。つまり自分の進化にとって役に立つと思われる人格の親を選び、そして産まれた自分は親の基本的な性格を引き継ぎ自分の人格を形成していく。その際に、どんな親の元でも親の影響を悪く受ける子と、親を反面教師とみて自分を正そうとする子がいるのも事実だ。その選択もまた自分がするのである。そしてまた、容姿が気に入らないとか顔がイヤだとかで整形にまで及ぶことはままあることだが、それも自分でそのようになったといえる。知るべきは、内面の心や感情は目や顔に表れ、生活態度や食生活によって体型も健康状態も影響を受ける。近年流行った茶髪、ツリ眉毛、付け爪、スリムな体型、ペットを飼う(室内で動物などペットを飼うのは厳禁)など非常に多くの人々がその影響を受け安易に流される。
このような流行もそれを受け入れるのは自分が決めるのである。また火葬も流行であり、人々はそれらに異議を唱えることなく現在に至り今やあきらめの火葬という選択をしている。あまりにも多くの国民が物質的な文化、流行、お金、仕事や生活に翻弄され自分の決定や判断がすべて物質的な価値観と周りの人々に基づいて行われていることに危惧を覚えるのです。それも自分が決めたことであり他人のせいにはできません。いまや宇宙の水瓶座時代に入り、人々は精神的な内面の欲求に気づき始めています。わずかな人々が真実を求め本来の人間の生き方、あり方を模索し賢明になろうとしています。自分で探求し自己決定し自立をするために。 山野井 英俊
懇親会を開催します。
日時 9月19日(土) 午前11時より4時頃まで
場所 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
電話 0556−22−8656 090−8639−2516
会費 1,000円 昼食をとりながらの会食となります。
交通 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。出迎えますのでご連絡ください。
どうぞお気軽にご参加ください。返信ハガキを同封します。
次いでではありますが、札幌から移住して山梨での田舎暮らしが
16年経ちました。やまなし県はどこにあるの?といわれてきましたが、いまや山梨県は2014年田舎暮らし希望地域ランキング1位になりました。これは山梨県のホームページのなかから「やまなし暮らし始めませんか?」のコーナーです。
そしてこの写真、見覚えのある方もおられるでしょう、なんと会の所在地平林なのです。棚田を風景とその向こうに富士山が見えます。懇親会に来られたら同じ風景が見られることでしょう。
またこの機会にやまなし暮らしを検討されてはいかがでしょうか。
情報提供など歓迎しますよ。
書籍の紹介
人間は何のために生きるのか?これは私にとってとても興味深い謎でした。22歳になったときに宗教にそれを見いだせるかも知れないと思い探求が始まりました。以来他の宗教や哲学などもかじり、はてはUFOや宇宙人の存在にも興味が広がりました。彼等にも宗教はあるのだろうかと。やがて宗教では物足りなくなり、すべての宗教に真実はない、と離れました。その後、UFOの研究仲間から当時宇宙人と会見をしているとして世界的に有名だった「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏の本を手に入れ読んで驚きました。そこには私が疑問に思っていたこと、求めていたことへの明快な答えが書かれていたのです。学ぶべきものが見つかった瞬間でした。感動のあまり「ヤッターついに見つけた!」と叫んだものです。
以来、1987年スイスに彼を訪ね彼の人間性に驚きとともに質疑応答をしてもらい、生活ぶりを確かめ、やがて彼の著書をさらに読みたいと思い1991年11月に彼の許諾を得て友人達とともにFIGU-JAPANを設立、翻訳出版を開始しました。そして土葬の会の発足に至ったきっかけは「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏からの情報で土葬の意義を知ることができたことです。
その関係から土葬の会では新入会者に小冊子(ビリー著)を贈呈しています。そしてまた彼の日本語に翻訳された数々の書籍を皆様に御案内したいと思います。(エドウアルト)とは宝の番人という意味だそうです。どうぞ彼の著書から宝を見つけてください。
ご注文はフイグ・ランディスグルッぺ・ヤーパンのホームページよりお申し込み下さい。http://jp.figu.org/index.html
4,000円以上の注文の場合は送料無料となります。
次回の会報は年末になります。ご意見、質問などありましたらお気軽にお寄せください。
現在、土葬の会のパンフレットを作成中です。完成しましたらお知らせしますのでよろしくお願いします。
土葬の会 山野井 英俊
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2015-07-10T19:17:03+09:00
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土葬の道しるべ 第12号 2014年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_12.html
土葬の道しるべ 第12号 2014年12月末発行
土葬の会 〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
皆様へ
今年一年を振り返りますといくらか葬儀の在り方に変化が生じております。
ひとつの例は「葬儀・お葬式と葬儀社選びをサポートする葬儀総合サイト
利用者数No.1」には土葬の選択肢がないのです。そして自然葬という欄にもありません。最も自然葬であるはずの土葬が扱われていません。つまりすべての葬儀は火葬を前提としていて、自然葬と言われるのは焼骨を海や山や川に散骨することを自然葬と称しているのです。いつのまにか自然であった土葬が不自然な葬儀と見られ葬儀の選択肢からも除外されてしまっています。
もうひとつは「0葬−あっさり死ぬ」です。
7月1日に知人の女性が「そうそう」という冊子を持って来ました。
私が土葬の会をやっており時折葬儀の話をするので、彼女が会員となっている“葬送の自由をすすめる会”の島田会長が言うところの機関誌に出ている内容を見てほしいというのだった。そこには聞き慣れない「0葬」という言葉があった。最近は直葬が増えていて病院や自宅から葬儀をせずに直接火葬場に棺に入った遺体を運び火葬にするというものですが、それとどう違うのか。
この会は自然葬を目的として発足しており、これは火葬が前提となっていますが遺骨を山や海、樹木の下に撒くという方法です。いわゆる散骨ですが自然に還そうとの意向で、つまりお墓を必要としない葬儀です。ところが0葬は直葬と同じように葬儀をせず直接火葬場に棺に入った遺体を運び火葬にしますがここからは0葬の違うところで、焼却された遺骨を拾うことも引き取ることもしないのです。これは遺族の立ち会いも必要ないようで、火葬場から焼骨も引き取らないで処分してもらうという方法です。本の中には(遺骨への執着からの解放)(遺骨は霊魂の抜け殻であり、遺骨がないと故人を供養できないというものでもない。)と書かれてあります。
遺骨を残すことの意味を探ろうとしない者にとってはもはや生ゴミ同様の厄介物というわけか。彼は宗教学者ですが他の宗教学者や宗教界と同じように本来の人間の葬儀、土葬の意義は興味がないか知識がないようです。
土葬の会では遺骨にこそ本人の気が残りその影響は本人が次の転生に於ける時に役割を果たすことや遺族にとっても良い影響を及ぼすものであることを教えています。つまり葬儀としての土葬は0葬の主張であるところの遺体は霊魂の抜け殻として不必要なものではなく正反対の立場で、遺骨を残すことは本人と遺族にとってつまり人間にとって重要なのです。これはひとえに人間は生まれ代わりを繰り返すものでありその過程は果てしない進化という流れを目指すものです。このように土葬の会では遺骨や墓地を保存することを最重要に扱うのと正反対の方法を取る0葬は自然葬とどう結び付くのだろうか。
遺骨も思い出も残さずにあっさりと死ぬことは果たして人間に何をもたらすのか、火葬大国日本の、世界に例のない火葬率はどのような弊害をこの日本に残すのか、その結果を危惧しながら今は見守るしかないのだろうか。それでも確かな土葬復活への動きがあることを世間に知らしめることは必要であろうと思われるのです。
7月5日
初めまして。
現在大学で、葬儀(葬儀における葬儀社と近隣住民、地縁的関係者の役割)について研究をしている鈴木香穂里と申します。
突然で申し訳ないのですが、いくつかお伺いしたいことがあります。
ホームページの会報を拝見しました。
私の考えている卒業論文のテーマと土葬には関わるところがあると感じました。
私は今年の1月に入り、祖父を火葬で見送りましたがそのやり方に馴染めないというか、とにかく祖父に申し訳のない気持ちで一杯でした。業者にせかされるまま、形式的な葬儀を行ったがために、
きちんと別れをすることができませんでした。また、最も疑問を感じたのが、火葬場での出来事でした。市営の火葬場で、他にも火葬をするための遺族が多くいたため、せかされるように炉に祖父をいれなくてはならなかったことや、骨あげの際に、祖父をモノのように扱われ、骨壺に窮屈に無理矢理おしこめられる場面を見て、なんとも言えない気持ち、納得のいかない気持ちを今でも抱えています。
葬儀を終えた後からずっと、自分は火葬されるのは絶対に嫌だ、という思いを持っています。
葬儀を終えた後から、祖父の死や死というものにしっかり向き合いたいという気持ちが芽生え、葬儀をテーマに論文を書きたいと思うようになりました。
主に現在調べていることは、
葬祭業の発展と地域の中の相互扶助のもとでおこなわれる葬儀についてです。一度ぜひお目にかかって頂くことはできませんでしょうか。土葬について、土葬を選択する人々の心情、背景についても関心を持っています。
ぜひよろしくお願い致します。
7月6日
いつもお世話になりありがとうございます。
会報受領しました。
土葬に関心を持つ方が増えているようで、嬉しく思います。
2014/07/06 19:01 三輪芳博
7月6日
福島の緑川淑枝さんが入会されました。福島県の方は初めてですね。
7月12日
静岡の齋藤妙子さんが入会されました。静岡県の方も初めてです。
7月18日
先日問い合わせのあった鈴木さんが来られました。市川大門駅まで迎えに行きお連れしました。毅然とした態度で目のくりっとした可愛い人です。丁寧にご挨拶をいただきいまどきの女性には珍しく思えました。早速ノートを取り出されて質問をいただきました。
会では地域の方の手を借りての土葬が行なわれたという情報をこれまで得ていません。その間で知るところでは石材会社の重機による穴堀埋葬です。つまり葬儀を終え、葬儀会社の霊柩車で運ばれて来た棺を重機で穴を掘って埋葬する訳です。
これは土葬の会も同じ方法で、会は葬儀会社ではありませんが私が墓地の管理会社の許可を得て重機で穴を掘って埋葬をしています。
このように人出を要することなくできるのです。
土葬に関しまして葬儀会社は棺を墓地まで届ける、そして埋葬の手伝いをするのです。従いまして人の手数を要することはありませんし1人でも重機があるので埋葬しょうと思えばできるのです。
この穴堀はとても業者に任せないとできない作業ですね、火葬についても火葬場に任せ自分たちで穴を掘ったり、焼く訳にはいきませんよね。土葬の場合は埋葬するだけですが、火葬の場合は焼いた後に焼骨拾いをし、そして墓地に埋設という手間がかかります。
ある事例では火葬ボタンを喪主に押させるそうですがそれすらも喪主は嫌がります。しかし土葬では埋葬の土入れを喪主にさせますが嫌がられることはありません。
むしろ土葬の場合は土葬できたことを大変感謝されますが、果たして火葬の場合はどうでしょう、火葬できて良かったと感謝する人は居るのでしょうか。
誰しも不自然だが致し方ないとあきらめているように見えるのです。
葬儀のありかたは死亡後の葬儀社ペースの出棺までの流れに戸惑いを感じたとの声を良く聞きます。
ゆっくりと死者との別れができず急かされ、また金額に付いても定められたコースを選ばざるを得ないとかですが。
7月29日
昨年、首都圏の葬儀社宛に「土葬受け入れのお知らせ」を発送しましたがその後、首都圏の自治体宛の「土葬受け入れのお知らせ」の発送を計画しておりました。
会員の玉木さんからのご支援があったこと、また朱雀の里の管理会社様のご支援もいただきながら352通の発送が完了しましたのでお知らせします。
ほとんどの自治体は土葬が首都圏に於いてできるようになったことに驚かれるでしょうが、役所に土葬の問い合わせがあった場合に土葬の会と土葬が可能であると紹介していただけるように期待しましょう。
8月10日
朝日新聞に「中元節 つながる来世と現世」と題して中国の土葬事情を掲載
以下抜粋―――話題の中心は、墓地の価格が高騰して死ぬに死ねないという「死不起」問題の方。葬儀バブルで、棺おけや墓石、霊柩車まで跳ね上がったそうだ。もうひとつ、「土葬を禁止されて人々が悲しんでいる」という話もよく聞いた。火葬が浸透しても、農村の人々は昔ながらの土葬を望む。たとえば安徴省では今春、火葬にされたくない一心で、数人の高齢者が自殺した。市当局が「6月から火葬に移行する。土葬用ひつぎは没収」と通知したからだ。中国では、老年にいたれば自分で埋葬用の棺おけを買うのがあるべき備えとされてきた。最晩年になって取り上げられれば動揺もするはずだ。
−−−中略―――土葬をめぐる混乱は、党が1956年に始めた葬礼改革にさかのぼる。毛沢東、周恩来、?ケ小平ら151人が火葬提案書に署名し「私たちも死んだら火葬です」と宣言した。ところが生き死にに関する人々の意識は一朝一夕に変えられるものではない。特に人口の9割を占める漢族には古来「人は死ねば必ず土に戻る」という思想がある。
9月15日
会員の宮沢さんが2度目の風の丘霊園を訪れました。予め墓地を取得し墓石を設置し御両親のお骨も一緒に埋葬したいとの思いから具体的な構想を固めるためでした。その後、回転寿しにお連れしましたら大変感動されました。何10年も回転寿しは行ってなかったのでいまどきの変わりように驚いたそうです。それから平林に寄られてお墓の構想を話し合い、ルーマニアのお墓を参考に楽しいのを造ろうということになりました。
10月4日
東京からNPO「人と人をつなぐ会」の方が墓地の見学に来られました。
この会は孤独死をなくすことをスローガンに独居老人の見守りに関する活動をされています。老人世帯が急増する中でマスコミからも注目され取り上げられているそうです。見守りケータイで安否確認、お葬式、清掃遺品整理、お墓、住まい相談など活動の関係でイスラム教の土葬の要望もあることから土葬についての見学に来られたのです。この会は独り暮らしの生活にとっては心強い支援となるでしょうから連携も考えられますね。
10月15日
名古屋の平野さんが入会されました。愛知県では初めてです。お父さんが亡くなられたのでエンバーミング処理をして石棺での土葬を望んでいます。そこまでされる必要はないのではと思いましたが、心残りの無いように出来る限りのことをしてあげたいのだそうです。
11月3日
一昨年以来2度目の懇親会を開催しました。
参加者は10名で平林の山の中にある会に集まりました。
中でも特に驚いたのは玉木さんでした。というのも参加のお返事をいただいていましたが、本当に来られるのか半信半疑でした。入会当時から電話でのお話しからは何10年も引きこもりで人の集まるところに行くことを避け、体調も良くないと言っていました。しかし土葬の会を見つけて生き甲斐を感じるようになり少しずつ元気になっているとの印象でした。しかし1人で遠出など考えられない状況でした。ですから本当に来られた時には驚きとともにお電話での弱々しい印象とはまったく違ってしっかりされた態度で本当にあの本人なのかと疑わしかったほどです。
このような田舎での開催に不安を感じながら皆さんに伺うと、自然のなかだと落ち着けるし景色も良くて気持ちがいいとおっしゃっていただけたのは幸いでした。玉木さんは、いまこうしてこの場にいる自分が信じられないほどで緊張して食事がのどを通らないとおっしゃっていました。
昼食を囲みながら顔なじみの人、初参加の人を交え死ぬことや死後の扱いなど世間では避けて通る話題で話に花が咲きました。
食後は近くの高台まで散策し集落や甲府盆地、富士山を一望していただきました。また隣に私も関わって建てた建物を売り出すことになったのでお風呂に入りながら富士山を眺められるなど広い家の中を見ていただきました。また半分ほどは未造作ですので希望の部屋作りもできるでしょう。田舎暮らしを望まれる人にはお勧めと思います。
食後はルーマニアの世界一陽気なお墓をインターネットからテレビに映し出して見ました。絵とともに職業や出来事を綴った印象深いお墓です。
http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/youki.html
また、風の丘霊園で提案する自分史を刻む お墓 土葬用墓石(虹)この墓石に陶器印刷による写真印刷で自分史を残すアイデアも出ました。
参加者の宮沢さんは大変な経歴をお持ちで、日本初の女性総理番記者として活躍されていましたがお母様の逝去に伴い一転して医者になることを決意、大変な努力の末に女医になり現在はお茶の水でクリニックを開業されています。詳しくは宮沢あゆみ著「天職適齢」人間と歴史社をご覧下さい。
不思議なことにこの時期に朱雀の郷の管理会社から石棺葬はどうなのですかと話がありました。棺を埋葬する土葬はできないが石棺に納める埋葬はできると言うのでした。会としては石棺でも土葬と同じ目的ですから歓迎しますと伝え今後提携に入りたいと思います。またしても首都圏の千葉で墓地が見つかるとは嬉しいですね。
老後の対応として NPO人と人をつなぐ会を紹介しました。孤独死を防ぐ安否見守りケータイ、お葬式、清掃遺品整理、お墓、住まいの相談、エンディングノートなど独り暮らしの方には心強いですね。 http://tunagukai.exblog.jp/
またこのたび、会としては初めてですがエンバーミングと石棺埋葬を望む方がおられるので風の丘霊園に埋葬予定です。
次に関連してエンバーミングとは 化粧、防腐処理、着せ替えなどについて話し合いました。
http://www.humanceremony.ac.jp/subject/embalming/info.html
田舎暮らし一戸建て住宅 建坪59、倉庫25、土地656、終の住処にいかがですかと紹介しました。
これは隣接する物件で私も手伝って建てたものですが、状況が変わって手放すことになりなりましたのでご興味のある方はお問い合わせください。
以上が懇親会での話題に上った内容です。
後日、玉木さんのお母様からお手紙が届きました。そこには息子さんが晴れ晴れとして返ってきたことへの感謝の言葉が90歳を超えたとは思えない達筆でしたためてありました。有り難いことですね。
11月12日
名古屋から平野さんが埋葬の打ち合わせのため。名古屋から新幹線、静岡駅で乗り換え身延線の市川大門駅に着きました。車で増穂インターから中部横断道を経由、双葉ジャンクションから中央道に入り韮崎インターで降り、昼食を済ませると墓地へと移動。お寺に挨拶を済ませ、待ち合わせていた管理会社の黒岩石材さんと石棺の設置など打ち合わせました。
11月22日
平野さんのお父様の埋葬を風の丘霊園にて執り行ないました。
前日は黒岩石材さんと石棺を設置し、その中に更に石棺を2重に設置しました。そしてエンバーミング処理をされた遺体が葬儀社によって運ばれて来ました。
石棺にシートを敷き棺を降ろして納めシートをたたみ上にシートを掛けました。
そして石棺の蓋をし、その上から更にシートを被せ、大きい方の石棺の蓋をしました。最後にその石棺にシートを掛け土を戻して埋葬を終えました。
このような丁寧な埋葬は会としてもまったく初めてでした。お母様が先になくなりその後に漁師をして頑張ってくれていた聾唖のお父さんが交通事故の後遺症で仕事ができなくなり、残念な思いで亡くなったそうで、そこには遺体を大切に少しでも長らえて、いつまでも残ってほしいとの娘さんとしての強い思いがあるようです。まったく火葬とは違う遺族の思いがあるのです。火葬は死者との決別なら土葬は死者と寄り添ってまさに生きるのです。
12月15日
山梨県の南アルプス市で見慣れぬ霊園の看板を見つけました。
宗教宗派を問わずと書かれてあったのでもしやと思い問い合わせてみました。土葬の受け入れは考えていなかったそうですがお話ししてみると今年から霊園として宗教を問わず受け入れを始めたそうです。そして土葬の要望をお伝えしましたら喜ばしいことに土葬を受け入れていただけることになりました。
周りは果樹園で高速とバイパスの近くにあります。土葬用地としては十分な広さが確保できそうでした。
さらに、別寺院が櫛形山の外れにあるとのことでそちらも土葬はいいですよと受け入れ表明をいただきました。いっぺんに2カ所も見つかるとはなんと幸運なことでしょうか、後日、そちらも見学してきましたが山間の集落の山沿いにあり、周りは果樹園です。こちらのお寺は無人で墓地用地はあまり広くはありません。このように千葉に引き続き2カ所目の墓地が見つかったのですから探せばあるものですね。正式に提携しましたら案内したいと思います。
次第に土葬の未来が開けてきたように感じます。
また来年はどのような展開があることでしょうか。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
土葬の会 山野井 英俊
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2019-07-03T08:07:25+09:00
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土葬のみちしるべ 第11号2014年6月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_11.html
土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
http://dosou.jp
info@dosou.jp
1月7日
知り合いのイラストレーターに頼んでおいた土葬のイラストが出来上がりました。富士山を背景に土葬を終え家族が献花しているところの背後にUFO
が描かれています。人類にとって土葬は太古より受け継がれ、そして遥か未
来の宇宙旅行ができる高度な文明となっても、いつまでも変わることのない
葬儀なのです。
この埋葬について「ビリー」エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏がプ
レヤール人に質問をされていますのでご紹介します。『宇宙の深遠より・・・
プレアデス/プレヤール人とのコンタクト』より抜粋。
死は人間の生涯のうちでも大きな意味を持っている。そこで私はプレアデ
ス/プレヤール人(地球より科学は7000 年、霊的進化は7,700 万年先に達
している)の死者の埋葬について聞いた。
セミヤーゼはそれに快く応じ、次のような回答をくれた。
「地球上と同じように私たちの間でも土葬が知られ、また実際に行われてい
ます。このために住宅地帯から離れた場所に特別な保存施設を設けています。
ごく稀なケースとしては希望があれば昔からの火葬も行われます。遺体を消
去することも土葬と並んで一般に行われています。個人的な希望に添って埋
葬の形式を選ぶことができるのです。
しかし土葬は原始の昔から行われている自然な方法です。消去や火葬によ
ってある一定期間死体の中に残っている精神的影響力が当然消失するのです
がそれを除けば消去することも別に差し支えありません。精神的影響力は数
百年も継続し骨格が存在する限り消えないものです。」
1月14日
風の丘霊園から連絡が有り千葉の葬儀会社から問い合わせがあったので土
葬の資料を送ってあげてほしいと依頼がありました。
1月19日
千葉の岡村様より問い合わせがありました。
恐れ入ります。朱雀の郷の墓地購入に必要な費用等について詳しい資料があ
れば、メールで送って頂けないでしょうか?一つの区画に何体まで埋葬可能
なのかも知りたいです。 岡村
1月25日
神奈川県の藤井様が入会されましたので紹介します。
貴会のホームページを拝見致しました。
兼ねてより土葬について出来ないものかと思案しておりましたが、偶然にも
貴会の事を知り申し込ませて頂こうと思った次第です。
分からない事を質問させて頂いたり、相談にのって頂く事と存じます。
お手数をお掛けします、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
1月27日
玉木さんよりこの度も寄付をいただきました。
昨年、首都圏の葬儀社に案内文を送付しましたが、このたび玉木さんより寄
付をいただいたことにより首都圏の自治体に案内文の送付をと計画していた
ことが実現できる運びとなりました。
2月
千葉県の原様から問い合わせがあり資料を送付することにしました。
3月
大阪の石田さんから問い合わせがあり資料を送りました。
後日電話をいただき27歳で目が不自由だそうで仕事にも就けないので生活
保護を受けているということでした。せめて死ぬ時は焼かれることのない土
葬を望みたいと、しかしお金がないのでどうすれば良いかわかりません。と
言っていました。
3月27日
千葉の原様から朱雀の郷を見学して来ましたとお知らせをいただきました。
3月29日
稲垣様より、イラン人が亡くなった場合どうすれば良いかアドバイスをお
願いしますと問い合わせがありました。
それで、土葬の方法として亡くなった場合に母国へ送って土葬する方法と日
本では茨城県と山梨県の2カ所で土葬ができることを話しました。
3月30日
初めまして。私、神奈川県の葬祭業者です。
お客様の中に土葬をご希望の方がおり、ご紹介したいと思いましたので、資
料請求させていただきました。
神奈川県内で、施設があればお知らせいただきたいと思います。
宜しくお願い致します。
4月8日
千葉の原さんが風の丘霊園の見学に来られました。韮崎駅に迎えに行き墓
地へと案内しましたが、ここはいつも陽当たりが良く暖かい気持ちのよい日
でした。その後喫茶店でお話をしましたがもう既に遺言書に土葬を希望する
と、したためておられるそうです。
4月18日
大阪の石田さんが入会されました。
何度かお電話をいただいていまして、現在27歳で目が見えず大学を卒業後
も仕事に就くことができず生活保護を受けておられるそうです。
満足な生活もできずせめて死ぬときくらいは自然な土葬を願っているとおっ
しゃっています。
5月19日
北海道の大塚さんより「よいち霊園の資料をお送りください。生前購入も
可能でしょうか。」とのお問い合わせをいただきました。
また、併せてご入会されました。
5月21日
北海道小樽で親族の葬儀があり、ついでによいち霊園まで足を伸ばしまし
た。
佐々木住職とは何度か電話でお話していましたが、今回はお会いしてよいち
霊園の土葬区画の使用及び提携について打ち合わせしました。これまでイス
ラム教とキリスト教の用地が決まっており土葬の会は中央に位置した区画か
ら分譲を開始することとなりました。
5月22日
北海道池田町の町民課伊藤様より問い合わせがありました。
池田町では町営墓地に土葬区画を検討中で実現はむずかしいと思うが全国の
どこかで土葬のできる墓地を持つ自治体がありますかとのことでした。
確かそのような自治体はないはずですが3.11のときには土葬墓地がな
かったことを踏まえ各自治体では土葬の墓地も確保しておくべきだと話しま
した。
5月28日
東京の宮沢様より墓地の見学に先立って土葬の資料を送ってほしいとの依
頼がありました。父親の葬儀における火葬への疑問が生じたことから土葬を
検討するようになったそうです。
5月29日
日本テレビから問い合わせがありました。日本の葬儀事情を取材している
ということで、土葬についても現在の状況を知りたいとのことでした。それ
で提携墓地や今後提携が予定されている墓地があることを説明しました。
6月1日
東京から宮沢さんが風の丘霊園の墓地を見学に来られましたので韮崎駅ま
で出迎えました。
4〜50代の女性で熱心に墓地をご覧になり写真を撮られていました。
見学後食事をごちそうになり、時間があるということでしたので自宅にお
誘いしお話を伺いました。
土葬を望まれた理由は昨年、九州で父親が亡くなった際に火葬ボタンを喪
主が押してくださいというので「イヤです」と断ったが言うことを聞いてく
れず「ではあなたの代わりに一緒に押しましょう」といって喪主の着物の袖
をつかんで「いいですかあなたの代わりに押しますよ」と言って押したそう
です。するとゴオーッとすごい音がしてとても気分が悪かったそうです。
待つ間の飲食も死者を悼む雰囲気がとても感じられず、また骨壺は東日本
と違って小さくて骨拾いの骨が入り切らないので他の骨はどうなるの?と聞
くと、処分すると言われたそうで、これでは人間の尊厳も何もあったもので
はないと話しておられました。
ご自分は一人っ子なので、もし自分が亡くなった後に支障がないようにと
遺言執行人に準備すべきことを相談していて、葬儀はどうされますかと聞か
れ、父親の火葬の状況を思い出し、火葬での嫌な思いから土葬を検討するこ
とにします。ということになり土葬の会を見つけて問い合わせてこられたそ
うです。
また、プロフイールを伺いましたがとても劇的な人生を歩んで来られ、そ
の本も出版されています。後日、その本を取り寄せて読んだという伊藤会員
が持って来てくれたので早速読みましたが、まさに痛快な内容でおもしろお
かしく、また世間の非常識に立ち向かいながら人生をまじめに懸命に生きる
姿にも感動しました。次回にあらすじを紹介したいと思います。
またなんらかの形で土葬の会にも貢献したいと申され心強い限りです。
6月2日
宮沢さんが早速入会されましたのでご意見を掲載します。
「生きている間は自分の死後のことを考えている人は少ない。しかし、死は
かならず訪れ、生きている間より死期間がずっと長いのである。私は死後の
ことも自分の意見で決定したいと考え社会通念に引きずられることなく自分
の望みを全うする方法は何かを考えて入会を希望しました。」
とても頑張り屋さんで頼もしい方が入会されました。乞うご期待!
6月4日
濱野様より連絡がありました。
私、73歳になる男性です。死んだら火あぶりの刑に処せられるほど悪事を
働いてないので、ぜひ土葬にしてほしいと願っています。どこで埋められる
ことができるのか、などぜひ相談に乗ってください。火葬は日本人の考えた
非科学的な衛生法に支えられた残忍な埋葬法で、絶対反対運動を起こしたい
のです。自治体が、個人が死んだら善人でも火あぶりの刑にするという条例
を作るのは憲法違反です。犯罪者は火葬で証拠隠滅がやりやすい。こんなく
だらない埋葬法はもうやめるべきで、断固反対運動を起こしましょう。
やはりおられますね、このような方が、作家さんだそうですが7月の5日
に東京でお会いすることにしました。
6月15日
神奈川から最近入会された藤井さんが来訪されることになりJR の市川大
門駅まで迎えに行きました。
42歳で独身だそうです。入会される方は男女とも独身が多いですね。これ
は社会的な傾向でもありますが。土葬への関心は父の焼骨の無惨さに違和感
を覚えたこと、それを見て泣き崩れる母親の不憫さに火葬への疑問が生じた
と言っていました。葬儀社のペースで行われる火葬は遺体処理であって生ゴ
ミ処理と似ている。人間の尊厳が感じられない。火葬は嫌だと思っている人
が結構いるのに、もう土葬はできないとあきらめているなどとお話しされま
した。
土葬の会を頼って来られる方がおられるのは嬉しいことですね。
6月22日
後日、藤井さんからお便りがありましたのでお知らせします。
山野井さんの所へ伺って丁度一週間が経ちました。
その節は、お忙しい中、お時間を作って頂き、また、ご夫婦でわざわざお会
い頂き、本当に有難うございました。お礼が遅くなり申し訳ございません。
お陰様で、有意義でとても充実した時間を過ごす事が出来ました。
山野井さんにお会いする迄は、ゆっくりと土に還って行く事を願う事を考え
ている方が実際にいらっしゃるのかな?と少し半信半疑(笑)、ホームページを
拝見した時は会の存在にとても驚きましたが、山野井さんにお会いしてお話
を伺う内に、土葬が至極当たり前で、人にも自然にも地球環境を考えても、
一番妥当且つ安全で大切な葬法である事を再認識した次第です。
今は余りにも少数ですが、ゆっくり裾野が広がり定着して行く事を強く願
っています。充分に納得をして、帰路に着きました。
輪廻転生を願う上でも土葬が執り行われる事が重要である事、焼いちゃう
という事は生まれ変わる事に影響があるというお話は根拠や理論を深く理解
は出来ませんでしたが、心の何処かで違和感なく受け入れる事が出来るとい
うのは、きっと本当に真理をついている事なのでしょうね。
只、山野井さんにお会いしなければ、多分一生分からずじまいだったと思
います。それに気が付かれていたビリーさんや山野井さんは、流石だと感心
せずにはいられませんでした。それにしても、土葬を希望し、その様に葬ら
れたいと考えただけで得られるほっとする安心感というのは何とも言えない
不思議な気持ちです。頂戴した冊子の内、ビリーさんの「憎しみは人間を非
人間にする」、早速、拝見しました。書くと長くなるので次回に致しますが、
可能な限り、知らずに湧き上がる憎しみの気持ちを減らして生きて行こうと
思います。
直ぐに変わっていくのは難しいとは思いますが、何時いかなる時も幸せを感
じて生きていく事の大切さを意識しながら生きていくのとでは大きく違うと
思います。もの凄く、心の大きな転換になったと思います。
山野井さん、本当に感謝申し上げます。
6月末
インターネットに以下の情報がありました。火葬場は随分とお金がかかる
ものですね。
こんなにお金があったら広い立派な土葬墓地ができますよね。
富山県高岡斎場・・・総事業費48億5000万円。07年8月着工、08
年3月落成。敷地面積/約32,000平方メートル、延床面積/約7,3
00平方メートル(2階建て)主な設備/火葬炉・10基、告別室・4室、
収骨室・3室、待合室・8室、式場・2区画、喫茶コーナー、駐車場約20
0台
またこのような記事もありました。
明治32の記録には承応の後光明天皇火葬の報に、奥八兵衛という人が火葬反対を唱え日夜哀願して、ついに埋葬の願を遂げたという、土葬の会の先駆けのような人が居たのです。会としての反対運動は何よりも土葬の会員が増えることですね。そして土葬ができることの喜びを人々に伝えて行きましょう。
今後、火葬か土葬、あなたはどちらを望みますか?というようなアンケートを取ることもいいかも知れませんね。
また、皆様からのご意見もお寄せください。次号はついにここまできた0葬を取り上げます。
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2014-07-14T20:40:56+09:00
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土葬のみちしるべ 第10号 2013年12月末発行
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_10.html
7月
首都圏での土葬墓地ができたことにより、それをお知らせするべく葬儀社宛の案内文をそして名簿を作成し発送作業を続けています。
7月5日
福島県のイスラム教徒の女性から問い合わせの電話をいただきました。
7月11日
熊本県のイスラム教徒の方から生後4ヶ月の子の死亡による土葬を求める電話をいただきました。
さっそく茨城県の墓地を紹介しました。
7月14日
この度は、土葬の会のお知らせをいただきましてありがとうございます。
葬祭業に携わって早41年目になり振り返りますと過去何度か土葬のおたずねをいただいたのを思い出しました 全国の葬祭業者は、文献から土葬の所は、まず無いと解釈していると思います。
終活が流行る今 富士山のお近く首都圏など相伴ってご希望の方がございましたらご紹介させていただきたいと思いますので宜しくお願いします。
三ツ木四朗 7月16日
首都圏の葬儀社宛に案内文2,684通の発送を終えました。
費用は400,720円かかりましたが朱雀の郷の管理会社と分担しなおかつ会員の鎌田あづささん、伊藤俊彦さん、村上剛毅さんより支援をいただきまして発送することが出来ました。ご協力いただきましてありがとうございました。
7月28日
朱雀の郷の墓地整備の画像が送られてきました。
レンガで区画され砂利を敷き、盆栽を配置して見映えしますね。
7月29日
北海道の余市で土葬墓地の情報を昨年得ていましたので、行って来ました。ここは私の実家がある仁木町の隣町です。
札幌から小樽へそして余市の市街を抜け積丹半島へ向かうトンネルの手前の左側にありました。お寺は離れたところにあるので普段は無人です。
駐車場から見て右側に土葬区画があり既にキリスト、イスラムの区画があります。どちらも区画をまとめて所有して自己管理となっているそうです。
まだ余裕があるとのことですので会としてもまとめて所有したいところですが、まずは提携をお願いすることにしました。札幌からクルマで1時間半くらいですが余市まで高速道の工事をしているのでもっと早く着けるようになるでしょう。
墓地は高台にあり日本海と余市漁港が臨めます。
8月9日
林さんより
過去を生かし、未来を築くために、今現在やれることをやっています。
前向きになれたのは、「土葬の会」様のおかげです。
認知症の母も、リハビリに通ってやや回復し、土葬の意味を解って望んでおります。親子そろって土葬に至れるように願う次第です。
お金は節約していますので、目標の金額に至った後は、 土葬を広く知ってもらえるよう私も協力したいと思い、なるべく、年会費以外に、少しでも寄付をさせて頂いて、お役に立てたらと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。それでは。
8月31日
名古屋の野田さんから、NHKに土葬の会を取り上げてほしいと電話をしたそうです。
日本は国立墓地なるものがあっても良いのではないか。様々な葬儀の種類があって自由に自分なりの葬儀を行えるように土葬も含めて選べるように、そして外国から来た要人が来て献花できるように、また沢山の人が外国から移り住んでいたりしているので土葬ができる墓地として国で墓地を造ると良いのだが。と、このようなことを伝えたそうです。
9月8日
千葉県にお住まいのキリスト教の方からお問い合わせをいただき、茨城県の朱雀の郷を訪問見学されることになりました。
9月9日
東京の葬儀社から、土葬を希望される方からの問い合わせがあったと連絡をいただきました。
9月12日
先日、お問い合わせのあったキリスト教の方の埋葬が朱雀の郷でさっそく執り行なわれました。首都圏に於ける土葬用墓地での初めての土葬です。
また、ご入会された加藤さんのご意見を紹介します。
「今回、貴会のご尽力により、亡母を朱雀の郷で土葬することとなりました。非常に感謝しております。母は亡くなる少し前に洗礼を受けてカトリック信者になりましたが、生前に、聖ベルナデッタやゼノ修道士が土葬されたことを聞いていましたので土葬を望んでおりました。9月4日朝に母が亡くなってから、カトリック東京大司教区霊園管理事務所や母の故郷である山形県鶴岡市のカトリック教会にも問い合わせましたが、カトリック墓地は空きがなく鶴岡市の教会墓地は火葬のみでした」
9月24
会員の玉木さんから以下の意見とともにこの度も寄付をいただきました。「火葬を当たり前の考えが、土葬が当たり前になりますように。
唯一の希望を与えている土葬の会へ」 玉木
10月10日
思うこと・・・ 玉木 博
*人が亡くなった時、その人をどうするか?日本では周りがせかし処理され早く早くと火葬へ行ってしまう。それ以外思い浮かばない。そういう形しか見て来なかったし、知らない故残念なこと。
*遺族の心の段階、発展に従って自由にヤル・・・とならない。もし無人島に居たらそうできる。今日世間体と見栄のようなものが強く支配している。
*とにかくあせらせられる早く早くと。反対すると相続争いのようになる。(とにかく親族が多いと)一人で自由にやれる家があるとするとうらやましい。ロビンソン・クルーソの状況がうらやましい。
10月18日
こんばんは、林です。寝付けないのでメールします。
ブログ読みました。おめでとうといっては失礼かもしれませんが、茨城県で土葬が出来たこと、一歩前進ですね。日本では火葬一辺倒で、自分も誤って火葬されてしまうのでは、と思うと落ち着いて眠れません。それよりも現在は、母の方が心配なのですが。母も81歳になりました。今年に入って入院を2回もしています。アルツハイマー認知症とパーキンソン病を併発していると診断されました。それならとっとと墓を買えば良いではないかと思われるかもしれませんが、お金が無いのです。生活保護なのに2ヶ月で8万円貯めて行くつもりでしたが、実際は全然貯まりません。それでもキリスト教徒の母の願いであり、私(ドラえもん教)の願いでもある「土葬」、喰う物も食わずに頑張ろうと思います。たとえそれで私の寿命が短くなったとしても。
本当に、偉い人達は現状に満足してしまっていて想像力が無いというか、自分の死を考えたことがあるのでしょうか?どうしたって火葬より土葬のほうが良いと思いますが。燃やされて灰になって骨だけ残るのですよ。本当に燃える粗大ゴミ扱いです。努力してきた自分の人生が名実共に灰かすになってしまうのです。私は絶対嫌です。母からもらったこの身心、土に還したい。
母もそうしてあげたい。できることからひとつずつ、ということで私の身に気を付けて母との限られた時間を過ごしたい。私はやがて養護老人ホームに入って静かに死を待ちたい。そういう心境です。40代半ばですが死から逆算して生きているのでこういう気持ちになります。土葬だけが生き甲斐です。消費税も上がってお墓も高くなるでしょうが、何とか母と並んで土葬されるように懸命に努力していきたいと思います。でもつくづく死を選べない国なんですね、日本て。おとなり韓国ではキリスト教が普及しているせいで8割が土葬であるとネットしてたらそういうトピックスを見ました。
山野井様、生活保護でも恥ずべきでは無いと思いますが、生活保護でも「死」という「人権」に真正面から向かって行く者がいるということを知ってもらえるために。 それではお休みなさいませ。
11月21日
ルーマニアの世界一陽気なお墓がテレビで紹介されました。
ルーマニアの北のはずれにある「死者が語りかけてくる場所」。立ち並ぶ墓標には、「酒におぼれた人生」「姑(しゅうとめ)との確執があった」など、ちょっとドキッとする言葉が刻まれている。これらは故人のありのままの人生を記憶し、その死を「笑う」ことで弔う独特の文化だという。木製のカラフルな墓標にはその人の人生を一目瞭然に示していて職業や生き方などを絵描きその下に生き様を書き記しています。日本のお墓のように石に黒く文字入れした家名や名前、没年を記したくらいですからどのような人のお墓か伺い知ることはできませんが、このルーマニアのお墓は誰が見てもわかるものですから、様々な人生を辿った人々の墓標を見知らぬ人や観光客が楽しみながら見学しているのです。そこには暗いイメージはなく明るく陽気な雰囲気があるのですからここでの墓標巡りは楽しいものでしょうね。
会でも参考にしたいですが、これでは恥ずかしい死に方はできませんよ。
http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/youki.htmlこのアドレスでご覧下さい。
11月23日
長崎さんから入会ご意見をいただきました。私は携帯サイトにて.会のホ−ムペ−ジを見まして.アメリカでは土葬率が80%なのに.今の日本ではかなり低いことに疑問を持ちました.アメリカの墓の方が.何か自然のような気がいたします.親と私と妹は.新神道宗教団体大本教から派生した世界救世教の信徒であります.祭祀はすべて神道式で行っております.私の二歳上の兄は生後一日で昇天したしまして.土葬にいたしました.10数年前に墓の移動で掘り起こしたのですが.立ち会った母の話ではほとんど土になっていたそうです.私は人間の肉体は地球の一部だと思っております.肉体は地球の土に帰すのが自然ではないかと思っております.誰でも肉親との別れは悲しいものですが.土葬の方が心が休まるような気がいたします。長崎拝
12月5日
神奈川県の村上洋右さんから連絡をいただき「本来の方法である土葬を望みます」と入会されました。38歳とお若いのにしっかりされていますね。
12月25日
本年は首都圏での墓地が確保できたことは日本に於ける土葬の復活に大変重要な出来事でした。
その反面、天皇が土葬ではなく火葬を望んでおられると報道がありました。
土葬の存続にとって逆風となるご決断ですが、何事もご本人の自由意志で決められることですから仕方ありません。
会としては土葬を望む人々の手助けをすることが唯一今後も土葬の存続をはかるための重要な活動であると思います。
1人ひとり水かさを増すように会員が増えて現在は26名になりました。
また今後は首都圏の葬儀会社宛に案内を出したように次ぎは首都圏の自治体に出そうと計画しています。
というのも、今年、山梨県の甲府市役所から問い合わせがあって、土葬ができるのですか。時々、土葬のできるところはありませんかと問い合わせがあるのだと言うのです。その話を聞いてやはり、どこの自治体も土葬ができるところはもうない、と思っているに違いないのです。ですからやはりお知らせしようと、そうすれば少しずつ認知してくれることでしょう。
火葬という時流に逆らって土葬への流れを増すことは地道な活動によるしかありませんね。 皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
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2013-12-30T21:55:18+09:00
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土葬のみちしるべ 9号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_9.html
はじめに、皆様に嬉しいお知らせがあります。
なんと首都圏に土葬用墓地が出来ることになりました。
全国的に土葬のできる墓地が希少であるにもかかわらずまして首都圏での墓地はまったく不可能であると思っていましたが、この度幸運にも墓地の管理会社から申し出があり実現の運びとなりました。これもひとえに会員の皆様のご支援によるものと感謝申し上げます。会員を募りホームページを開設しこれまでの活動が認められ申し出をいただけたものと思います。これを契機に葬儀社へ土葬の会の案内を送り首都圏での土葬推進を働きかけて参ります。
山野井 英俊
2013年1月元旦
新年にあたって想起するのは、2011年3月11日の東日本大震災に於ける原発事故と日本の火葬状況、そして狼の絶滅です。
欧州の原発の専門家らによる見解では、「日本のような地震国に原発を造るべきではなかった!」と指摘して。それにも拘らず、「まさに日本はそのような危険な国に原発を造るという非常に危険な実験をしたのだ」と。その結果、世界に例を見ない大規模な放射能の放出が起き、住む土地を奪われ空気や水は汚染され魚介類、野菜や果物そして人々も汚染された。取り返しの付かない事態が今後長らく人々を蝕むでしょう。この割に合わない危険極まりない核のエネルギーは使用済み核燃料の処分先も方法も未解決のまま、そして危険をも先送りしながら目先のエネルギー利用にのみ安全神話を作り上げて突き進んできた。
その陰に隠されて日本には世界3位の地熱エネルギーがあり、世界一の地熱発電技術がある。ビリーは言う、地熱発電ですべての電力エネルギー問題は解決されると。しかも安全でクリーンで天候にも左右されない安定供給と地産地消ができるのである。いまこそ自然の地熱エネルギーへと回避すべきである。
それと同じように危惧される日本の異常な火葬率、じつに99.99%くらいと思われるがこれも、先を見ない、世界に類のない、前例のない火葬実験を世界に先駆けてしているように見える。
この事態が何を引き起こすか誰も声を挙げない。宗教界も、教育界も、政界も自治体もそして人々もである。
危惧するのは土葬という自然の循環を否定し、生ゴミ同様の奇麗さっぱり片付ける?という習慣。焼いてしまうと死者との決別ができて清々する?ある宗教学者は「今の葬儀は死者と寄り添って生きるのではなく、死者との決別のためのものである」と言っている。
そこにはますます人の絆が失われるとともに、もっと大事な死者自身の転生輪廻、または輪廻転生に於ける次の生への拠り所となる自分自身の遺骨とともに残る「気」が焼却によって破壊される。そのため新たな生に於ける自身の前世からの記憶の財産を引き継ぐことが阻害される。そうすると何のために生きるのか、何故生きているのか、との答えを見いだすことなく生きなければならない。親兄弟の形見を大切に扱うのに、もっとも大切な自身の形見、すなわち遺骨を焼いてしまっては自分自身を害することになる。
いまや既に火葬にされた人々が若い世代に次々と生れ出ている現代。そしてすべての世代が火葬された人々によって日本が満たされるとき。この日本が一体どうなるのか誰も知らない。
しかし、すでにその兆候が現れていることを、異変が起きていることを指摘したい、やがて日本からノーベル賞の受賞者や国際競争力が失われ教養や人間性が停滞し無目的な、無気力な、無関心な社会が出現しないとも限らない。なにしろ有史以来世界で初の火葬率を日本が達成したという、実験結果が示される。
そしてすでに100年前に絶滅させられた狼。これも日本における世界に例のない実験と言えます。
獣偏に良いと書いて狼と読み、狼はサル、シカ、イノシシから農作物を守る良い獣で、それゆえ古来より人々の守り神でした。狼によって生態系のバランスが維持され、すばらしい自然に恵まれた国土でした。
外国では誤って絶滅させても他の国から入って来たりしており、過ちを認め狼の必要性を認識して導入や保護をしています。しかし、日本は島国なので外国から導入する以外に道はないのです。
その狼が失われた結果、サル、シカ、イノシシが異常繁殖し山野に溢れ農林業被害を引き起こし、町までやって来て人に危害を与えています。
網や電柵を張ったり、花火や犬で追ったり、有害獣駆除の懸賞金を出して猟銃やわなで対策していますが、被害を防止するための莫大な費用や時間が奪われています。人間の存在根幹を成す食料や自然が急速に食害、破壊されるなど以上3つの事柄はどれも国家存亡の危機を左右するもので、目先の利益と自然への配慮のなさ、自然の活用が無視されている。人間の傲慢なやり方はいつまでも続かないことをそろそろ思い知る時が来ているのではないだろうか。
これらの事態を引き起こした根底には犯罪的な人口過剰があった。環境に適した、環境が養える人口であったなら、原発の導入も、火葬への移行も、そして狼の絶滅も起きなかったにちがいない。しかしまた、誰も人口過剰を抑制しようと言及しない。肥沃な土地に於ける適正人口の基準すら持っていないのだから・・・。
昨年、FIGUスイスからの情報によると、ネアンデルタール人には土葬による埋葬の習慣があったそうです。
旧人でも土葬はごく自然な埋葬方法であったことを知っていたわけですから、今の日本の火葬状況はネアンデルタール人もびっくりの異常な行為でしょう。
「ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、ホモ・ネアンデルターレンシス、Homo neanderthalensis)は、約20万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したヒト属の一種である。旧人であるネアンデルタール人は、我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) の最も近い近縁種である。」
山野井 英俊
1月21日
名古屋の方から土葬の問い合わせがありました。
母親が土葬を望んでいたので検討したいとのことでした。
1月26日
埼玉県の村上さんが御入会されました。「火葬は人間の尊厳を毀損する行為だと思います。」とのコメントはまさしくそのとおりです。
本来の葬儀の在り方を人々に知らせるのは会の使命ですね。
1月27日
滋賀県の女性から「滋賀県大津市に住んでいます。火葬は嫌なので、土葬を希望します。
一番近くで土葬できる所を紹介してもらいたいです。」との問い合わせをいただきました。
2月15日
先月入会された村上さんより手紙が来ました。3月頃墓地を見に来たいということと、周囲に火葬場は嫌だという人が何人もおられるそうです。
2月21日
東京の35歳の女性から、つい先日土葬の会の存在を知ったそうでお電話をいただきました。
日本は自然に恵まれて素晴らしいのに唯一土葬ができないことに不満があったそうで。土葬ができることを知って嬉しいと喜んでおられました。是非入会して墓地も確保したいそうです。
また、身の周りの多くの人が土葬なんかできないものだと思っている、土葬が無くならないようにするにはどうしたらいいですかというので、土葬の会のように土葬を望む人が結集して土葬ができることを多くの人に知らせることですね、とお話しました。
2月25日
先日、お電話いただいた女性が入会されましたのでコメントを紹介します。
「小学生の時より土葬のしてもらえる場所はないかと探していました。両親、自分、子どもを土葬へと切望しています。そこで土葬の会の存在を知り、心より有り難く希望が見つかりました。1区画2×3mを1×2mにしたり、穴を深く掘り家族等数人を一緒に土葬して工夫すれば、大勢の日本人が土葬することが可能である。これを国、政府に訴えかけ、また、幅広くこの事実を、知る権利を多くの人々に知らせてあげたい。土葬が再び一般化され認知されるように働きかけたいです。葬儀社自体が土葬の存在を知らないのは問題だ。土葬を希望したい人が葬儀会社に委託してしまうと99%断られてしまう。土葬の会等現代日本での土葬存続を生前知っていない限り絶望的である。アメリカでは80%が土葬、他国も土葬が主流であることを日本人のほとんどが知らない。イスラム教、キリスト教、神道では火葬禁止。警鐘を鳴らし続けなければならない。」松島直美 35歳
・・・大変心強い方が入会されましたね。今後とも宜しくお願いします。
2月27日
松島直美です。厚生労働省に意見を伝えました。
アメリカでは現在も、80%が土葬。重機で穴を深く掘り、家族をいっしょに埋葬するなど、工夫をしている。
イスラム教徒に至っては、一区画辺り180×90と、日本の三分の一の幅で埋葬するなどして工夫して埋葬している。
三大宗教のキリスト教、イスラム教が、火葬禁止。土葬のみ。
寺(霊園)等に土葬用墓地提供をして、広げる活動を。
天皇家の日本古来からの土葬存続を希望している。
日本から、土葬を消さないでほしいと嘆願。
葬儀社すら、土葬の存続を知らない現状。
等、意見要望を聞き入れてもらいました。
厚生労働省の電話番号は、東京ですと、0352531111
多数の人の、国への働きかけにより、土葬存続を邁進していきましょう。
会員他、皆様にも電話等、ご協力を承りたい次第です。一人の力より、皆の力。
・ ・・何とも頼もしい方です。皆さんも参考になさってください。
3月22日
千葉から新入会者の村上さんが突然平林へ来られました。
もう定年退職された男性で、産業廃棄物と同じように土葬も受け入れに反対されやすいと感想を述べ、土葬の状況をテレビで取り上げてもらえば宣伝になると、先日ラジオでお医者さんが日本は土葬が禁止されていると言っていたので、その誤解を解くのにも役立つ。これから墓地を見学して帰りますと告げて、土葬の機会があれば是非呼んでほしいと言っておられました。私も今度土葬をされる方がいれば喪主の了解を得てテレビに取り上げてもらおうと考えていたのでした。
4月1日
先日お問い合わせのあった栃木のキリスト教のご夫妻が風の丘霊園墓地の見学に来られました。
その後、時間があったことから河口湖町の墓地を見学にご一緒しました。
もう富士山のふもとで私も初めての訪問です。周りは牧場があり標高が1000mくらいありそうで少し風があり肌寒い感じで、冬の埋葬は厳しいと先代のご住職は言っていました。凍結で穴が掘りづらいからです。本堂と住宅の間を入って行くと墓石があちこち立っていて右手の中央に観音像があり、その前辺りを土葬に使って良いそうですがかなり余裕がある状態です。
先代のご住職さんとは連絡を取ったことがあり、いまは息子さんの代になっているそうですが不在のため、現地を見て写真を撮って来ました。
ご夫妻はご家族で土葬を望まれているそうですが栃木近辺ではないので検討したいということでしたが、今一度、近くの墓地やお寺を当たって土葬をさせてもらえないかと探してみてはいかがですか、もし見つからなければ山梨ではいつでも出来ますからと。 (風の丘霊園)
4月4日
墓地、納骨堂、葬儀等をやっている会社の方から問い合わせがありました。
実はイスラム教の指導者に近い方から、土葬の出来る霊園の相談を受けました。
教義では火葬が禁じられているようで、エンバーミングをして祖国に送り、土葬しているようですか、お墓参りができないので、東京近辺にイスラム教徒用の墓地を造ってくれないか、という依頼です。
風の丘霊園等に、埋葬させて頂けないか、お伺いする次第です。ご返事をお待ちしています。草々
4月12日
茨城県の管理会社の方からお手紙をいただき、土葬用墓地としてのご相談をいただきました。東京近辺での非常に良いお話です。
4月13日
有り難い申し出に、早速連絡を取り16日においでになることになりました。
4月16日
早速、茨城県の管理会社様と、オーナー様がおいでになりました。まだ土葬の経験がないとのことで今後の提携について話し合いました。
これまで、東京近辺での土葬用墓地の問い合わせを沢山いただいていましたが、提携の運びになれば土葬を望まれる皆さんにとって大変好都合です。
その後、風の丘霊園を視察され望ましい土葬の在り方に付いて相談し、
今後、連絡を取り合って話を詰めることになりました。
(風の丘霊園にて昨年12月に埋葬された場所と現地の案内)
4月18日
名古屋の野田さん男性69歳が入会されましたのでコメントを紹介します。
「憲法で保証されている個人の自由、生きる権利等、我々はそのために日々何となく満足的生活?を営んでいるのではないでしょうか、だから死後(死亡時)個人の意志で自由に、どこにでも希望するならば土葬を強く望む者です。
どうも焼かれるのはうなぎの蒲焼きのような感じでなりません。キリスト教のようにやはり人間(本尊)はそのまま土に返るべきではないでしょうか。日本はこの面において先進国と言えるのでしょうか、各個々地域で安らかに宇宙観へ入る自由が一日も早く来るよう希望、連帯を強めることが今こそ前進させるべきではないでしょうか。」
4月23日
東京の葬儀社グローバルケアから連絡がありました。「生前土葬を希望される方には土葬の会を紹介してもよろしいですか。」との問い合わせです。
5月14日
先月おいでになった管理会社の方からの要請にお応えして訪問することにしました。中央道を行き途中タイヤがパンクするなどトラブルに見舞われ首都高を抜け常磐道へと進み谷和原インターで下り田園地帯を通り少し遅れて着きました。霊園の入り口に受付案内所がありその前に車を停め、先日おいでになったお二方とお会いしご挨拶を交わし、早速霊園を案内していただきました。
一直線の通路の左右にお墓が並び、その奥に土葬用に提案していただいた場所があります。イスラム教からの要請もあるそうで交渉中とのこと、土葬の会へはさしずめ一番奥からを計画しているとのことでした。
土地が広いので500区画くらいはできると説明されました。区画面積、価格、管理料、個人、家族、合同の3種類を要請し後日返答をいただくことにし、その後の宣伝やホームページでの宣伝を相談しました。都心から近く本当に首都圏の人々にとって絶好の墓地です。
6月8日
町内の知人伊藤俊彦さんが入会しました。ゴミのように焼かれることへの疑問、土葬は自然であり土葬の存続活動に微力を注ぎたい。
6月17日
埼玉の30代の女性から、自身の埋葬について土葬という方法に興味があります。下記住所に資料の送付をお願い致します。
6月20日
茨城県に朱雀の郷を土葬用墓地として管理会社との間で提携契約を交わしました。これで首都圏での土葬用墓地が実現しました。
永代使用区画は1種類のみ2m×1m 60万円、 管理料5年×6,000円 3万円、縁石工事3万円、取扱い費用7万円。なお、区画の位置指定は埋葬順方式としますので出来ません。)都心から50km常盤自動車道の谷和原インターで下り10分程度で着きます。
お申し込みは資料等が用意でき次第順次受け付けますのでご連絡ください。
6月21日
火葬は嫌いです。燃えるゴミと一緒です、人間が。人生をゴミにしたくありま
せん。22歳の時に思いました。それで人生が嫌になって、哲学に没頭するよう
になり、頭がおかしくなってしまいました。就職に失敗し、フリーター生活を
送り、やがて強迫神経症、不眠症、等々の精神病患者になってしまいました。
そして生活保護です。しかし、「土葬の会」様のウェブサイトを偶然に見つけてから生きる希望が湧きました。お金を節約して2ヶ月で8万円くらいづつ残しています。死亡してから埋葬まで、いろいろとお聞きしたい事はあるのですが、それは、おいおい、ということで。
それでは、末永くお願いします。 林
・ ・・このようなお便りをいただくと土葬の会の存在意義を強く感じます。
本当に嬉しいですね。
当初生活保護を受けていると墓地を取得できないと思っていたそうですが、役所に相談して取得できることを知ったそうです。
以上
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2013-08-15T07:23:48+09:00
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土葬の道しるべ 8号
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_8.html
2012年12月26日
会員の皆様へ
今回より会報を「土葬の道しるべ」としました。いつの世も古来の土葬ができるように、その真の意義とともに存続させましょう。 土葬の会
7月4日
大阪の松尾さんから問い合わせがありました。死んで焼かれるのは嫌だとおっしゃって土葬の会の現在までの実績や関西での土葬の出来るところなどを尋ねられ、そのうち会を訪問したいとのことでした。
7月12日
千葉の小林様より「生前に墓地を購入できますか」とのお問い合わせをいただきました。
また、「土葬は賛成です。いろいろ、協力していきたいです。」とメールをいた
だきました。
7月31日
東京江戸川区の葬儀社より連絡がありました。
お客さんから土葬のできるところを紹介してほしいと頼まれたそうで資料を請求して来ました。
8月1日
熊本の豊福さんから入会したいと連絡をいただきました。以前にも何度かお問い合わせをいただいていた方で、入会資料等を送付することにしました。
8月3日
長崎県の遠藤さんから「毎日茹だるような暑さが続きますが、お元気でしょうか。鹿児島・奄美大島の村落で、土葬が可能との情報を地元自治体から入手しており、時間を持て余す今のうちに行こうと思いながら、未だ実行できずにいます。
ところで、盆明けに近県の熊本辺りへ、小説のネタまとめと納涼を兼ねて出かける予定を組んでいます。懇親会の折り、熊本か大分に(多分、大分)土葬地があると、山野井さんから聞いた記憶が蘇りました。小生の拙い記憶に間違いなければ、改めて場所を教えて頂けませんか。」
8月4日長崎県の遠藤さんから「 懇親会に参加して以降、既に入会していたような錯覚に陥っていました。改めて申し込みます。」と連絡をいただきました。
8月8日
九州で会員が2名になったことでお互い連絡を取り合ってみてはいかがでしょうと、豊福さんと遠藤さんに連絡しました。
8月11日
こんにちは。本日、会員証が届きました。そして先ほど、豊福さんの
携帯に連絡し、ご挨拶を済ませました。今後、情報を共有し合いたいと
思っています。有難う御座いました。 遠藤
8月11日
会員の武藤さんが三重県からお母様の墓参りに来られた帰りに立ち寄っていただきました。そのうち墓石を作って置きたいとおっしゃっていましたので会としても何かデザインを考えてみたいと思います。
8月14日
FIGUスイスの友人から、昨年FIGUスイスを私たちが訪問した際にメンバーの方で亡くなった知人がいたのですが、その方のお墓の画像が送られて来ました。とても奇麗な花で満たされた墓地の風景でこれらは今後、土葬の会でも参考にしたいと思います。 土地区画は見たところ長さ2メートル幅1メートルほどと思われます。隣との縁石もないのではないでしょうか。また墓石の位置は頭部で高さは1メートルくらいですね。もう少し低くても良いのではと思いますが背丈の高い花があれば墓石が隠れるのかもしれません。日本の場合は死亡年月日と年齢、名前が記されますが西洋では誕生と死亡年と名前だけですね。墓石は日本円で20〜30万円だそうです。日本の一般(火葬)の墓石は全国平均で130万円ですからかなり割安です。日本でもこのデザインなら20〜30万円で出来そうですね。
8月17日
夕方、大きな排気音の車がやって来たと思ったらスーパーカーのディアブロです。なんでこんな田舎の山の中へ来たのかと怪訝に思っていると、土葬のことで聞きたくて来たというのです。東京の秋葉さんというかたで神道の土葬をできるところを探しているというのです。それで全国的に神道で土葬ができるのはここ山梨にしかありませんので、こちらで良ければお世話しますよとお答えし、資料を渡しました。
9月5日
先日の秋葉さんから、親族が都内での土葬にこだわったので、神道霊園での土葬はあきらめて、あちこち探し回ってついに見つけることが出来たそうです。この報告には私も驚きましたが以前にも奥多摩の方での可能性を聞いていたことがありました。
しかし何と言っても都内ですから金額はかなり掛かったそうです。
9月6日
千葉の女性の方から、土葬の場所と費用の問い合わせがありました。
3ヶ月ほど前にドイツで土葬をした家族の遺骨を日本へ移したいというのです。
そのままではダメなのですかと言うと、自分たちも日本に戻ってきたのとドイツでは10年ごとに更新しなければならず、今後いつまでも墓を維持し守ることができないので日本へ移そうと考えたそうですが、今移すとなるとまだ身体の腐食が進んでいないと思われるので4〜5年待ってから移されるといいでしょうと答えました。
9月16日
会員の増淵さんより、いま福島県の十万刧霊園天徳寺に着いたと連絡がありました。以前訪問したいと言っていてそれが実現したのです。福島駅からタクシーで細い道を登ったそうで、タクシーの運転手はここに来たのは2度目だそうです。料金は2,800円ほど掛かったようで、景色がよくいいところだと感想を寄せてくれました。
10月1日
増淵さんが、先日福島を見て検討された結果、やはり山梨の墓地にしたいということで申し込みがありました。これで8区画目となりましたが墓友が増えて来ましたね。
10月7日
東京の社会福祉協議会の方から電話がありました。何かと思いましたら、葬儀のことで今日出棺の折に親族の喪主が生前土葬にしてほしいと言っていたのを思い出した。というのです。それですぐに土葬に出来ますかとの問い合わせであった。明日ならできることと費用を教えると、それでは親族の方と相談してみますと言って電話を切った。しかしその後電話がなかったので火葬場へ行こうとしていたことから、今さら土葬にとはできなかったようです。
もっと早く喪主が土葬を思い出していたら故人も思いを遂げることが出来たろうにと悔やまれますが、生きているうちの土葬表明をはっきりすべきですね。
10月24日
この度、知人から、「トルコ人が宗教上の理由から、火葬が出来ないため、困っていて、土葬する所を探している」との相談を受けました。
東海三県と福井くらいの範囲内で何処か埋葬するところが無いか探しています。
ご相談に乗って頂けましたら大変たすかります。
宜しくお願い致します。
11月26日
栃木県大田原市に住んでいます。私と家内二人の埋葬は、土葬を望んでいます。
大田原市近辺で土葬が可能な墓地はないでしょうか?もしそちらにお願いできるとしたら、墓地ならびに埋葬代を今から少しずつ分割で支払うことは可能でしょうか?お教えください。
お問い合わせありがとうございます。
ただいまのところ栃木近辺での墓地はありません。
従いまして山梨県北杜市の風の丘霊園でのお求めをお勧めします。
永代使用区画2×3m 420,000円
縁石工事 境界石 10m 215,000円
基礎 10m 99,000円
年間管理料6,000円×5年分=30,000円
申し込み手数料70,000円
穴掘り100,000〜150,000円
分割払いはローンでのお申し込みができます。
ローンの場合は契約が成立しますと。年間管理利用6,000円の支払い義務が発生します。
それから、申し込み手数料、及び穴掘り埋葬費は別途扱いとなります。これらは土葬の会への支払いとなり現金でお願いします。どうぞよろしく。
12月13日
今日は神道霊園の契約に来られる方がいるので早めに出かけて塩山の文殊院にあるイスラーム霊園を妻と見学することができました。寺院は留守のようなので断りもなく進みますと霊園の入り口にあるのは2×3メートルの区画のようです。左奥は更地状態で、まだ埋葬されたばかりのようですが右側は石の枠がしつらえてあります。
奥の山裾に広がるイスラーム霊園日本ムスリム協会の霊園は一見雑然として見えるほど自由な区分で大小もあることから小さいのはペット用なのかそれとも赤ちゃんか子どもかと思いました。しかし、立て看板には大人は180センチ×90センチの割当が示されていますから後で改めたようです。ここはかなりの経年劣化があることから古くからイスラームの土葬が行われていたことを伺い知ることが出来ます。
しかし、日本での区画からするとかなり狭いと思いますが西洋ではこのようにして土地を有効に活用しているようです。
しかし、ここもいずれ埋葬場所が無くなるでしょうからいまから何らかの対策を講じない限り新たな場所を探さなければならなくなるでしょう。
以前、ニュースでは「数年後は飽和状態。住民に『土葬は怖い』と反対する声もあり、新たな墓地の造成は難しい」 また「在日ムスリムは推定10万人で、今後も増えるだろう、日本国籍を持つムスリムには行き場さえない」と訴える。
この教訓は、会としましても限られた土葬墓地での深く掘って重ねて埋葬するなど、効率の良い活用をしない限り土葬の未来はありません。
同日
以前、問い合わせのあった千葉の中川さんが神道関係だそうで山梨市にある神道霊園を申し込みたいとバスで9時間かかって来られました。トンネル事故で国道経由が渋滞のようです。
霊園へお連れしようと思ったのですが遅くなって暗くなったので神社で契約されて同時に土葬の会への入会もされました。
12月20日
埼玉県の方から9月に無くなった母親の土葬をしたいと連絡がありました。
生前、お母さんが土葬にしてくれたら嬉しいとおっしゃっていたそうです。それで葬儀社に遺体を預かって貰っているので年内に土葬したいとのことです。
後日、連絡があり25日に土葬に出来ますかと問い合わせを受けました。
12月25日
当日、9月に亡くなったご遺体を葬儀社の冷蔵庫に保管してあってそこから
11時に出発して2時くらいには着けそうだと葬儀会社の運転手から連絡されました。それで重機を仕立てて10時に墓地へ出発。天気もよく絶好の埋葬日と思いきや、しかし、こちらでは穴を掘っていくら待っていても一向に来られません。連絡を取ると3時頃になりそうとか、渋滞よりは体調の具合が悪くトイレに寄るなどしていたそうで風の丘霊園に到着したのが6時で日も沈み、心身に障害のある方で、先日の打ち合わせの段階から手間取っていたのでしたが、手続きや説明に時間を要し埋葬を終えたのは実に午後8時を過ぎていました。まったく想定外の月夜のなかでの埋葬でした。
さて、いよいよ今年も後残り少なくなりましたが、土葬の会の会員は昨年の17名から21名になりました。
墓地の契約をされた方は神道霊園も含めて3件ありました。埋葬は1件でした。
毎年、徐々に会員が増えていることは喜ばしい限りです。
また現在、長野県で新たな墓地の造成が提携霊園によっておこなわれております。嬉しいことにそこに土葬区画も計画されておりますので来春には具体的に報告できることと思います。これまで土葬をあきらめていた人や火葬一辺倒で土葬の選択肢がないなかにあって私たちの活動は非常に微々たるものですが、それでも土葬を望む人々がいる限り継続され徐々に展望が開けています。
日々死について考え、死を意識して生きる。
死は他人ばかりを襲うのではなく自分をも突如襲うことがあるということを考えたことがありますか。
死について考えることをしないと、日々生きていることの本当の喜びが、感謝が心から湧き上がることがないのではないでしょうか。
寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを知り、地獄の苦しみを知った者は天国の喜びを知ると言います。
若いうちに死について考え、意識するような経験をすると、そのひとは真の人生とは何か、人間として生きるとはどういうことか、と考え始め長らく死を意識しながら人生を有意義に過ごそうとするでしょう。
いつ死が訪れても良いと思えるように、悔いのない日々を送りましょう。
100歳まで生きた人などは日々、健康に気を配り、仕事や生活に於いて不注意によって命を失うことなく、事故によって命を奪われることなくよくぞ生き延びられたものだと感心させられます。
どうぞよいお年を。 山野井 英俊]]>
2013-01-02T16:07:08+09:00
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土葬の会 会報7号 2012年6月30日
http://topics.dosou.jp/data/1/page_1_7.html
昨年は東日本大震災において土葬が大変注目されましたが、果たしてそれが今後、日本において土葬の見直しに結びつくかどうかは疑問です。
それは緊急時、災害時の火葬が間に合わないときの大量埋葬という墓地でもないところを造成して行った苦肉の策であったと見られるからです。もしも各自治体などに土葬の出来る墓地があったなら決して粗末な埋葬との印象を親族やニュースを見た国民に与えなかった、また掘り返して火葬するなどといったことはなかったかも知れません。
昨年、スイスのFIGUを訪問した折に土葬事情を聞きました。それによりますと埋葬して20年間はその人の石碑が置かれますが、それを過ぎると石碑は取り除かれ新たな埋葬者の石碑が置かれるそうです。更新する場合は更に20年間の管理料を支払い継続することが出来ます。すでにご存知でしょうが土葬の会発足のきっかけは、FIGUのビリーマイヤー氏からの情報でした。
以前にもお知らせしましたがスイスでは2メートル50センチ(日本では2メートル)の深さに最初の遺体をそして次の遺体をその上にという順で重ねて埋葬し1つの区画を有効に利用しています。この方法ですと狭い日本の国土事情にも合いますし従来の土葬は土地を広く取りすぎるという弊害を解消出来ます。
今後の土葬の存続のためにもこのような方法があることを知ってもらって土葬を見直してもらえるようにしたいものです。
それから、報告が遅くなりましたが会の看板を制作して設置しましたのでお知らせします。
また、会の所在する富士川町の電話帳広告に土葬の会を掲載しましたので併せて報告します。
1月10日
年が明けて、昨年11月に朝日新聞の取材を受けましたが、1月6日の長野版に記事が掲載されました。
タイトルが「土に還ることの難しさ」として土葬の現状が紹介されています。
昨年、朝日新聞の長野支局より土葬の会の取材を申し込まれ、土をテーマとした記事を集めているとのことであった。なぜ長野からと思ったが記事を見て納得した。ここ数年、長野県内では土葬を行った事例がなかった、という。そして「人は死んだら土に還る。当たり前の話のようだが、今の時代、これがなかなか難しい。」と続く。
土葬について長野はおろか全国でここ十数年、昨年の3月11日の震災時に行われた土葬を除いて、土葬を行ったという情報はネット上でもまったく得られなかったからだ。つまり片田舎で密かに土葬が行われることはあっても誰もが土葬を望んだとしても受け入れてくれるところがないことを意味している、その意味を込めた新聞のタイトルに改めて“土に戻ることの難しさ”がこの日本にあるのである。人間が申し分なく大自然の中で生き、喜び、安心して、あるがままの姿で土に還って行く、世界中の人類のほとんどが死して土葬によって土に還って行くというのに。
5人家族で100メートル四方の肥沃な土地は人間が申し分なく自給自足の生活をする上で必要だと言われるが、過剰になった人口はもはや人間が快適な生活を送れなくなっていて、幸福を感じることが出来なくなること、そして死ぬべき土地、すなわち土葬も困難となっている。だからといってあきらめるなら土葬は絶滅し、そのうち将来に於いて火葬の弊害が研究され問題となり、想定外だった!と言われるような一大事となることが予想される。
なぜなら日本は世界に例をみない火葬率99.99%(経験値)の火葬大国で世界のどの国も歴史上経験したことのない火葬一辺倒という国家的大実験をしているからだ。古来行われていた土葬が、わずか数十年で火葬へと突き進み、その検証すら行わず、誰も異議を唱えず抵抗もせず、遺体処理としての焼却へと手際よく処分のように片付けられ別れの時を惜しむことさえままならない葬儀となっている。
太古より地上の自然に恵まれそれで命を育んで子孫を存続させ、死して土に還ることが自然で当然だった人類の歴史、それが今や人間の本質を知らない人々によって誤った葬送のあり方が行われ、1部の宗教を除いた宗教界も火葬の片棒を担いでいる。そして火葬による弊害が既に今の子どもや若者に顕著に現れているように見える。それは家族や社会との人間関係の“絆”が希薄になり日本の未来にとって不安要素が非常に危惧されるが、それが事実かどうか注意して見守っていただきたい。人間がもはや自然の循環からはみ出し、地球から度重なる巨大化した自然災害によって復讐され追いつめられていることも。
2月2日
イスラム教関係の方から連絡がありました。
土葬の出来る墓地を探しているということですが、ある程度まとまった規模が必要で墓地の一角でもいいということでした。
会でも土葬の存続と本来の土葬を守るためにも協力して行きたいと思います。
イスラム関係からの問い合わせはこれまでも何回かありましたし、関西方面での土葬用墓地の共同開発を働きかけられたこともありました。
日本中火葬になっていることから土葬が当然のイスラム教関係の人にとってはとても深刻な問題なのです。
新聞やテレビなどでもイスラム教の土葬用墓地を巡っての用地不足と周辺住民との軋轢が取り沙汰されます。いつの間にか日本人も土葬が不衛生、気持ち悪いなどの理由から焼却が当然となってしまっています。
2月13日
九州は福岡の方からお問い合わせをいただきました。
現在98歳になるお母さんが土葬を望んでいて遺言書にも書いているので、いまの元気なうちに探したいということでした。それで福岡に土葬の出来るところはありませんかというのですが、残念なことに九州での情報は長崎県のしかも五島列島方面の情報はありましたが把握は出来ていません。
支援もかねて入会したいとおっしゃるので申込書などを送付することにしました。
同日、
この方の他にも九州からの問い合わせを以前いただいていた方がおられ、その方の情報を頼りに大分県で土葬の可能性を探るためにある方に問い合わせしますと、いま土葬は出来ないが土葬についてはよく知っている、将来土葬の墓地を造りたい。という方を見つけました。土葬の会からの問い合わせに先方も驚かれたようで、お話によると既に土地も確保してあるとおっしゃるので、今時このような方がおられることに私も驚きました、お話をしてお互い共感するところがありそのうちにお会いすることにしました。
3月8日
姫路の葬儀社から問い合わせがありました。
葬儀をされる方の中で土葬を望む方がおられるので土葬事情を知りたいとのことでした。
また、土葬に関することはほとんど知らないのでお客さんから土葬の会を紹介されてお問い合わせをいただいたそうです。
土葬が禁止されていないにも関わらず、土葬の出来る墓地がないことにも言及されたので、新たな土葬用の墓地の必要性と造る場合の条件なども話しました。
3月19日
神奈川県の会員の方から連絡がありました。
前回の会報でもお知らせした、鬱(うつ)にかかっておられた方ですが元気なお声で、特に用事はないのですが元気になりました、前に送ってもらった本を読んでいますよと言っていただきとても嬉しくなりました。
懇親会においで下さいと言いますと、大勢の中にはまだ無理と思うとのことでした。
4月22日
かねてよりご案内していたところの、土葬の会で初めて懇親会を催しました。
参加される方を駅まで迎えに行って、町ではすでに散ってしまった桜が平林の集落では満開となっています。薄曇りの空は残念なことに、いつも奇麗に見える富士山を隠していました。
健康不安や体調が優れない、都合がつかったなど様々な事情のお返事もありましたが遠くは九州や大阪から、埼玉と地元から8名の参加でした。
12時からの会合で、周りで採取されるミツバ、ウド、タラの芽などの天ぷらを添えた昼食を妻と沼田さんが用意しましたが、好評をいただいたことは幸いでした。
それぞれの土葬に対するお考えなどの意見交換をしましたが、会の存続をはかるにはどうしたら良いか、そのためには土葬の会の存在をどうやって知ってもらうか、また、「親を土葬にしたかったが葬儀会社から全国でどこにも土葬の出来るところはないと断言された経験から、自分も先がないのではと早くから土葬が出来るところを探していた。」土葬の会の存在や土葬が出来ることをほとんどの葬儀会社が知らない状況なので土葬を望む人がいても、葬儀会社にないと言われればあきらめてしまうだろうということでした。
火葬がいとも簡単に行われている背景について、火葬場で遺体が焼かれているのを見た経験がある人たちは、「自分は焼かれるのは嫌だと感じたから、きっと焼かれているのを見たことがないにちがいない。だから一度でも見ると考えが変わると思う。」
「死に対してまじめに向き合っている。死んで土に戻ることは自然であることを望んでいる。」などと自己紹介を通じて親交を深めることが出来ました。
また来年も4月の今頃の日曜日に懇親会をしたいですねと話が決まりました。
懇親会の終了後、小雨の中を土葬墓地見学希望者と連れだって風の丘霊園へ
自由区画の敷地には桜が咲き花びらが散っていました。するとこのような桜のそばに埋もれて葬られるのはなかなかいいものだとの感想がありました。それに風の丘霊園と言う名前も良いと。いずれ墓友になるか知れませんね。
4月26日
NHKのニュースが天皇の葬儀に付いて報じた。
それによるとこれまでの土葬を改め火葬を検討するという。
簡素化を踏まえ両陛下、火葬・葬礼簡略化をご希望…宮内庁検討
4月28日
神奈川県の会員から電話がありました。
天皇の火葬が報じられたことで土葬が出来なくなりませんか?との問い合わせでした。しかしすでに土葬の墓地を取得しているのですから心配ありませんよとお伝えしました。
確かに天皇はこれまで土葬を行って来てその伝統があるにもかかわらず簡素化と一般に行われている火葬を検討するというものでしたから、もし火葬が執り行なわれるとしたら土葬の風習を伝統とし継続するところは日本から無くなります。この検討による火葬への移行を会としても阻止すべきですが、多勢に無勢です。それでも土葬の存続の意義を訴えることは誰でも出来ることですから、そうなると益々土葬の会のみが日本における土葬存続の最後の砦となります。
皆さん、会員の増加に頑張りましょう。
5月2日
朝日新聞の「声」宛に以下の文章を投稿しました。(後日、天皇の火葬を擁護するような記事が掲載されたので、投稿記事は採用されませんでした。)
天皇の火葬検討を危惧する!
土葬の存続と風習を守るための活動をしている者として、これまでの土葬から火葬を検討するとの報道には驚いた。天皇家だけは日本古来の土葬を伝統として維持し続けるであろうと思われたからであり、その最後の砦とも言うべき存在だからである。なぜなら仏教はもとより神道においてすらその研究者によれば、いまや土葬の選択肢はないというのである。確かに日本における火葬率は私の知る限り99%を超えているからだ。したがって一般に行われている火葬へと両陛下が考慮されることは理解できるが、いまや唯一天皇家だけが日本において土葬の風習を維持しており今後もその存続が期待できるのである。世界が崇敬する天皇、その葬儀が火葬ならば世界では例のない火葬大国となってしまった日本を象徴することになり、国体を脅かすことになりはしないかと危惧される。また、古来行われていた土葬はそれが自然でありその意義についても知られていたはずで、火葬の歴史はわずかなのに、土葬の意義について誰もが忘れたか知らないということを指摘しない訳にはいかない。なぜなら日本の宗教界は土葬の意義を唱えることなく沈黙しているからだ。それでもキリスト教やイスラム教の信者、それと火葬を忌み嫌い土へ還る自然の循環である土葬を切望し土葬の会を探し求めて来る人々がいることも事実である。
6月1日 新入会者の意見
地球上の有体物は、まず土に還り、そこで元素に分解され、しかる後に宇宙
に放散していくと考えています。
あたりまえのように行われている火葬は、このサイクルに合わない、イレギ
ュラーな方法だと疑問に思うようになりました。
幸いにも、貴会に巡り会うことができ、死後のことについて、やっと安心を
得られた思いです。 岐阜県三輪芳博
6月7日
NHKが森林墓地を報じた。都内の墓地が樹木を植えた地下に深さ2メートルの筒を何本も埋め、そこに遺骨を納め、やがては土に還ることを目指しているという。このような墓地に問い合わせが殺到しているという。その背景にはもう墓は守れないとの事情があるという。うわべはいかにも自然な埋葬を装っているが、火葬されてから土に還されても本来の意義を失っている。遺骨は焼却せずにそのまま土に還し、数百年を経て土に戻ることが自然でまた最も本来の人間の埋葬方法だからだ。つまり遺骨は、転生の周期50年から150年と言われており、その期間遺骨は地中で残っており、新たな転生によって誕生した時から自身の遺骨の気のエネルギーを得て前世まで自身が蓄えていた知識を取り戻すのである。
したがってその助けを得て生まれながらにして知り、教えられずして考え行動出来るという予感である。この詳細についてはここでは触れないが、気休めだけの埋葬方法というのはいかにも現代の世相を反映していると思う。
経済発展によって古来の伝統や自然や知識が失われることは決して人間の幸せや平和に結び付かない。
6月16日
土葬の会会長 山野井 英俊様
こんばんは。
昨年東日本大震災直後に2度ほどメールさせていただきました、埼玉の加藤と申します。お世話になります。
さっそく、先月22日付のブログ「ついに天皇、皇后までが火葬の検討を始めた。を危惧する。」を読ませていただきました。
私もこの記事が出た時、何でこんな時にこのような記事が出てきたのか疑問でした。確かに天皇家は、主に仏教の影響でしばらく御火葬にされていた事もありました。また国民に誠実な天皇、皇后両陛下がそうお考えになるのも不思議ではありませんが、いかにも尤もらしい理由を並べ立てた記事か、と思いました。私もまだ勉強不足で何ともいえないものの、この火葬率99%強という異常な率は、公衆衛生とか防疫ではなく、我が国の伝統を破壊する謀があるのではないかと考えています。
そのような風潮に乗ってしまわれて本当に御火葬をされるのなら、天皇陛下は自然と伝統を破壊してきた現代日本の象徴に成り下がってしまうと懸念しています。あくまで天皇陛下は日本国と日本人の象徴であらせられ、陵の規模はともあれ土にお還りになる、つまり土葬の伝統は厳に守っていただきたいと一国民として切に願います。
もうひとつ、今回はお知らせがございます。
私は、東日本大震災を機に、人間が余りに密集し過ぎて生活環境が悪化する一方の関東を見限り、自然栽培による営農を志したこともあり永住兼営農の地を昨年から探しております。
決める条件はいろいろとありますが、何といいましても土葬可能な町村であることが絶対条件といえます。そこで、始めから土葬が行われているもしくは行われていると言われる県の物件を探してきました。また何か情報がありましたら、随時お知らせ致します。
6月24日
土葬の墓地見学に東京から会員の鎌田さんが来られました。
韮崎駅に迎えに出て初めてお会いしました。電話では何度かお話ししていましたが若い女性です。
薄曇りにもかかわらず熱いなかを墓地に案内し、個人区画、標準区画、自由区画を説明。区画はずいぶん広いんですね、東京の火葬区画はこんなに小さいと手で示してくれました。
その後、平林にお連れして妻とともに宇宙やUFOの話にも及び歓談しました。
その際にも、「土葬を求めていて土葬の会を知り、土葬が出来ることを知り本当に安心しました。周りの人は誰も土葬の話をしても理解してくれず、両親もまだ健在ですが土葬への理解が無いので、今後説得してみます。」と、
そして翌日墓地を契約したいと連絡をいただきました。
また、今後の活動の取り組みに賛同いただき早速寄付をいただきました。
6月30日
会員の皆様へ重要なお願い
すでにお知らせしましたように、ついに天皇までが火葬を検討し土葬の伝統継承を放棄する事態を迎えようとしています。これは日本に於ける土葬の風習、伝統の存続が危機を迎えたことを示しています。つまり、土葬の伝統継承を行う組織、団体、が日本から無くなる、失われることを意味します。そのような中にあって現在土葬の会のみが土葬の存続の活動を行っておりますが、いまこそ私たちが声を挙げ火葬一辺倒の過ちを正し、土葬絶滅を阻止しなければなりません。
もはや天皇を始め政府も自治体も宗教界も葬儀会社も寺院、墓地、霊園も当てにできません。そのためには土葬の会の存在と活動を広く知らせしめる必要があります。すでに会のホームページでは会報を掲載するようにしました。会のホームページを訪れる不特定多数の人々に皆様からの土葬に関する意見をご覧いただくことは、これまで関心の無かった人や、土葬はもう無理ではとあきらめていた人々への共感を覚えさせ励みとなるでしょう。どうぞインターネット環境にある方はご覧下さい。また会員募集のために入会フォームを設けホームページから入会手続きができるようにしました。そして会員制度を設けた平成20年から現在の会員数は17人になりました。そしてこれまでの埋葬は4人、墓地予約は5人となっております。そして懇親会も開催できました。このように着実に活動が展開されて来ましたしこれからも発展して行くと思います。なぜなら、土葬を望む人がいる限り絶えること無く継続されますし、土葬の真実と意義は必ずや人々が理解する時が来るからです。
そうして土葬が主流になる時が来ることを目指しましょう。
今後の活動展開として、会員募集と寄付のお願い。
1、 会員の増加を図るために友人、知人、土葬に興味を示すであろう人々に土葬の会を紹介していただき会員募集をお願いします。
2、 親睦会でも話題になりましたように全国の葬儀会社に土葬の会の存在を通知し土葬を望む人々に土葬が出来ること、土葬の会を紹介してもらうようにしたいと思います。
その理由はこれまでの問い合わせの中に葬儀会社に聞いても土葬の出来るところは無いと断られた。という意見がとても多いからです。
そのためには会のパンフレットを作成して葬儀会社や、そして知人友人にもお渡しできるように、またマスコミにも送付したいと思います。
皆様からの会費はほとんどホームページの運営と通信費に費やされておりますので、新たな活動にご協力をいただくために寄付をお願いします。
■振込口座
山梨信用金庫 増穂支店 普通口座0126359
土葬の会 山野井英俊
ゆうちょ銀行 記号10810 番号13115901
土葬の会 山野井英俊
他銀行からの振込 店番088 普通口座13115901
400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4
土葬の会 山野井英俊 0556−22−8656
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2012-06-30T15:20:02+09:00