土葬のみちしるべ 9号 : 土葬の会 会報

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土葬のみちしるべ 9号

2013/06/30

                        2013年6月30日
はじめに、皆様に嬉しいお知らせがあります。
なんと首都圏に土葬用墓地が出来ることになりました。
全国的に土葬のできる墓地が希少であるにもかかわらずまして首都圏での墓地はまったく不可能であると思っていましたが、この度幸運にも墓地の管理会社から申し出があり実現の運びとなりました。これもひとえに会員の皆様のご支援によるものと感謝申し上げます。会員を募りホームページを開設しこれまでの活動が認められ申し出をいただけたものと思います。これを契機に葬儀社へ土葬の会の案内を送り首都圏での土葬推進を働きかけて参ります。
                           山野井 英俊         

2013年1月元旦
新年にあたって想起するのは、2011年3月11日の東日本大震災に於ける原発事故と日本の火葬状況、そして狼の絶滅です。
欧州の原発の専門家らによる見解では、「日本のような地震国に原発を造るべきではなかった!」と指摘して。それにも拘らず、「まさに日本はそのような危険な国に原発を造るという非常に危険な実験をしたのだ」と。その結果、世界に例を見ない大規模な放射能の放出が起き、住む土地を奪われ空気や水は汚染され魚介類、野菜や果物そして人々も汚染された。取り返しの付かない事態が今後長らく人々を蝕むでしょう。この割に合わない危険極まりない核のエネルギーは使用済み核燃料の処分先も方法も未解決のまま、そして危険をも先送りしながら目先のエネルギー利用にのみ安全神話を作り上げて突き進んできた。
その陰に隠されて日本には世界3位の地熱エネルギーがあり、世界一の地熱発電技術がある。ビリーは言う、地熱発電ですべての電力エネルギー問題は解決されると。しかも安全でクリーンで天候にも左右されない安定供給と地産地消ができるのである。いまこそ自然の地熱エネルギーへと回避すべきである。
それと同じように危惧される日本の異常な火葬率、じつに99.99%くらいと思われるがこれも、先を見ない、世界に類のない、前例のない火葬実験を世界に先駆けてしているように見える。
この事態が何を引き起こすか誰も声を挙げない。宗教界も、教育界も、政界も自治体もそして人々もである。
危惧するのは土葬という自然の循環を否定し、生ゴミ同様の奇麗さっぱり片付ける?という習慣。焼いてしまうと死者との決別ができて清々する?ある宗教学者は「今の葬儀は死者と寄り添って生きるのではなく、死者との決別のためのものである」と言っている。
そこにはますます人の絆が失われるとともに、もっと大事な死者自身の転生輪廻、または輪廻転生に於ける次の生への拠り所となる自分自身の遺骨とともに残る「気」が焼却によって破壊される。そのため新たな生に於ける自身の前世からの記憶の財産を引き継ぐことが阻害される。そうすると何のために生きるのか、何故生きているのか、との答えを見いだすことなく生きなければならない。親兄弟の形見を大切に扱うのに、もっとも大切な自身の形見、すなわち遺骨を焼いてしまっては自分自身を害することになる。
いまや既に火葬にされた人々が若い世代に次々と生れ出ている現代。そしてすべての世代が火葬された人々によって日本が満たされるとき。この日本が一体どうなるのか誰も知らない。
しかし、すでにその兆候が現れていることを、異変が起きていることを指摘したい、やがて日本からノーベル賞の受賞者や国際競争力が失われ教養や人間性が停滞し無目的な、無気力な、無関心な社会が出現しないとも限らない。なにしろ有史以来世界で初の火葬率を日本が達成したという、実験結果が示される。
そしてすでに100年前に絶滅させられた狼。これも日本における世界に例のない実験と言えます。
獣偏に良いと書いて狼と読み、狼はサル、シカ、イノシシから農作物を守る良い獣で、それゆえ古来より人々の守り神でした。狼によって生態系のバランスが維持され、すばらしい自然に恵まれた国土でした。
外国では誤って絶滅させても他の国から入って来たりしており、過ちを認め狼の必要性を認識して導入や保護をしています。しかし、日本は島国なので外国から導入する以外に道はないのです。
その狼が失われた結果、サル、シカ、イノシシが異常繁殖し山野に溢れ農林業被害を引き起こし、町までやって来て人に危害を与えています。
網や電柵を張ったり、花火や犬で追ったり、有害獣駆除の懸賞金を出して猟銃やわなで対策していますが、被害を防止するための莫大な費用や時間が奪われています。人間の存在根幹を成す食料や自然が急速に食害、破壊されるなど以上3つの事柄はどれも国家存亡の危機を左右するもので、目先の利益と自然への配慮のなさ、自然の活用が無視されている。人間の傲慢なやり方はいつまでも続かないことをそろそろ思い知る時が来ているのではないだろうか。
これらの事態を引き起こした根底には犯罪的な人口過剰があった。環境に適した、環境が養える人口であったなら、原発の導入も、火葬への移行も、そして狼の絶滅も起きなかったにちがいない。しかしまた、誰も人口過剰を抑制しようと言及しない。肥沃な土地に於ける適正人口の基準すら持っていないのだから・・・。
昨年、FIGUスイスからの情報によると、ネアンデルタール人には土葬による埋葬の習慣があったそうです。
旧人でも土葬はごく自然な埋葬方法であったことを知っていたわけですから、今の日本の火葬状況はネアンデルタール人もびっくりの異常な行為でしょう。
「ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、ホモ・ネアンデルターレンシス、Homo neanderthalensis)は、約20万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したヒト属の一種である。旧人であるネアンデルタール人は、我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) の最も近い近縁種である。」
                            山野井 英俊
1月21日
名古屋の方から土葬の問い合わせがありました。
母親が土葬を望んでいたので検討したいとのことでした。
1月26日
埼玉県の村上さんが御入会されました。「火葬は人間の尊厳を毀損する行為だと思います。」とのコメントはまさしくそのとおりです。
本来の葬儀の在り方を人々に知らせるのは会の使命ですね。
1月27日
滋賀県の女性から「滋賀県大津市に住んでいます。火葬は嫌なので、土葬を希望します。
一番近くで土葬できる所を紹介してもらいたいです。」との問い合わせをいただきました。

2月15日
先月入会された村上さんより手紙が来ました。3月頃墓地を見に来たいということと、周囲に火葬場は嫌だという人が何人もおられるそうです。
2月21日
東京の35歳の女性から、つい先日土葬の会の存在を知ったそうでお電話をいただきました。
日本は自然に恵まれて素晴らしいのに唯一土葬ができないことに不満があったそうで。土葬ができることを知って嬉しいと喜んでおられました。是非入会して墓地も確保したいそうです。
また、身の周りの多くの人が土葬なんかできないものだと思っている、土葬が無くならないようにするにはどうしたらいいですかというので、土葬の会のように土葬を望む人が結集して土葬ができることを多くの人に知らせることですね、とお話しました。
2月25日
先日、お電話いただいた女性が入会されましたのでコメントを紹介します。
「小学生の時より土葬のしてもらえる場所はないかと探していました。両親、自分、子どもを土葬へと切望しています。そこで土葬の会の存在を知り、心より有り難く希望が見つかりました。1区画2×3mを1×2mにしたり、穴を深く掘り家族等数人を一緒に土葬して工夫すれば、大勢の日本人が土葬することが可能である。これを国、政府に訴えかけ、また、幅広くこの事実を、知る権利を多くの人々に知らせてあげたい。土葬が再び一般化され認知されるように働きかけたいです。葬儀社自体が土葬の存在を知らないのは問題だ。土葬を希望したい人が葬儀会社に委託してしまうと99%断られてしまう。土葬の会等現代日本での土葬存続を生前知っていない限り絶望的である。アメリカでは80%が土葬、他国も土葬が主流であることを日本人のほとんどが知らない。イスラム教、キリスト教、神道では火葬禁止。警鐘を鳴らし続けなければならない。」松島直美 35歳
・・・大変心強い方が入会されましたね。今後とも宜しくお願いします。
2月27日
松島直美です。厚生労働省に意見を伝えました。
アメリカでは現在も、80%が土葬。重機で穴を深く掘り、家族をいっしょに埋葬するなど、工夫をしている。
イスラム教徒に至っては、一区画辺り180×90と、日本の三分の一の幅で埋葬するなどして工夫して埋葬している。
三大宗教のキリスト教、イスラム教が、火葬禁止。土葬のみ。
寺(霊園)等に土葬用墓地提供をして、広げる活動を。
天皇家の日本古来からの土葬存続を希望している。
日本から、土葬を消さないでほしいと嘆願。
葬儀社すら、土葬の存続を知らない現状。
等、意見要望を聞き入れてもらいました。
厚生労働省の電話番号は、東京ですと、0352531111
多数の人の、国への働きかけにより、土葬存続を邁進していきましょう。
会員他、皆様にも電話等、ご協力を承りたい次第です。一人の力より、皆の力。
・ ・・何とも頼もしい方です。皆さんも参考になさってください。
3月22日
千葉から新入会者の村上さんが突然平林へ来られました。
もう定年退職された男性で、産業廃棄物と同じように土葬も受け入れに反対されやすいと感想を述べ、土葬の状況をテレビで取り上げてもらえば宣伝になると、先日ラジオでお医者さんが日本は土葬が禁止されていると言っていたので、その誤解を解くのにも役立つ。これから墓地を見学して帰りますと告げて、土葬の機会があれば是非呼んでほしいと言っておられました。私も今度土葬をされる方がいれば喪主の了解を得てテレビに取り上げてもらおうと考えていたのでした。
4月1日
先日お問い合わせのあった栃木のキリスト教のご夫妻が風の丘霊園墓地の見学に来られました。
その後、時間があったことから河口湖町の墓地を見学にご一緒しました。
もう富士山のふもとで私も初めての訪問です。周りは牧場があり標高が1000mくらいありそうで少し風があり肌寒い感じで、冬の埋葬は厳しいと先代のご住職は言っていました。凍結で穴が掘りづらいからです。本堂と住宅の間を入って行くと墓石があちこち立っていて右手の中央に観音像があり、その前辺りを土葬に使って良いそうですがかなり余裕がある状態です。
先代のご住職さんとは連絡を取ったことがあり、いまは息子さんの代になっているそうですが不在のため、現地を見て写真を撮って来ました。
ご夫妻はご家族で土葬を望まれているそうですが栃木近辺ではないので検討したいということでしたが、今一度、近くの墓地やお寺を当たって土葬をさせてもらえないかと探してみてはいかがですか、もし見つからなければ山梨ではいつでも出来ますからと。              (風の丘霊園)

4月4日
墓地、納骨堂、葬儀等をやっている会社の方から問い合わせがありました。
実はイスラム教の指導者に近い方から、土葬の出来る霊園の相談を受けました。
教義では火葬が禁じられているようで、エンバーミングをして祖国に送り、土葬しているようですか、お墓参りができないので、東京近辺にイスラム教徒用の墓地を造ってくれないか、という依頼です。
風の丘霊園等に、埋葬させて頂けないか、お伺いする次第です。ご返事をお待ちしています。草々
4月12日
茨城県の管理会社の方からお手紙をいただき、土葬用墓地としてのご相談をいただきました。東京近辺での非常に良いお話です。
4月13日
有り難い申し出に、早速連絡を取り16日においでになることになりました。
4月16日
早速、茨城県の管理会社様と、オーナー様がおいでになりました。まだ土葬の経験がないとのことで今後の提携について話し合いました。
これまで、東京近辺での土葬用墓地の問い合わせを沢山いただいていましたが、提携の運びになれば土葬を望まれる皆さんにとって大変好都合です。
その後、風の丘霊園を視察され望ましい土葬の在り方に付いて相談し、
今後、連絡を取り合って話を詰めることになりました。

(風の丘霊園にて昨年12月に埋葬された場所と現地の案内)
4月18日
名古屋の野田さん男性69歳が入会されましたのでコメントを紹介します。
「憲法で保証されている個人の自由、生きる権利等、我々はそのために日々何となく満足的生活?を営んでいるのではないでしょうか、だから死後(死亡時)個人の意志で自由に、どこにでも希望するならば土葬を強く望む者です。
どうも焼かれるのはうなぎの蒲焼きのような感じでなりません。キリスト教のようにやはり人間(本尊)はそのまま土に返るべきではないでしょうか。日本はこの面において先進国と言えるのでしょうか、各個々地域で安らかに宇宙観へ入る自由が一日も早く来るよう希望、連帯を強めることが今こそ前進させるべきではないでしょうか。」
4月23日
東京の葬儀社グローバルケアから連絡がありました。「生前土葬を希望される方には土葬の会を紹介してもよろしいですか。」との問い合わせです。

5月14日
先月おいでになった管理会社の方からの要請にお応えして訪問することにしました。中央道を行き途中タイヤがパンクするなどトラブルに見舞われ首都高を抜け常磐道へと進み谷和原インターで下り田園地帯を通り少し遅れて着きました。霊園の入り口に受付案内所がありその前に車を停め、先日おいでになったお二方とお会いしご挨拶を交わし、早速霊園を案内していただきました。
一直線の通路の左右にお墓が並び、その奥に土葬用に提案していただいた場所があります。イスラム教からの要請もあるそうで交渉中とのこと、土葬の会へはさしずめ一番奥からを計画しているとのことでした。
土地が広いので500区画くらいはできると説明されました。区画面積、価格、管理料、個人、家族、合同の3種類を要請し後日返答をいただくことにし、その後の宣伝やホームページでの宣伝を相談しました。都心から近く本当に首都圏の人々にとって絶好の墓地です。
6月8日
町内の知人伊藤俊彦さんが入会しました。ゴミのように焼かれることへの疑問、土葬は自然であり土葬の存続活動に微力を注ぎたい。
6月17日
埼玉の30代の女性から、自身の埋葬について土葬という方法に興味があります。下記住所に資料の送付をお願い致します。
6月20日
茨城県に朱雀の郷を土葬用墓地として管理会社との間で提携契約を交わしました。これで首都圏での土葬用墓地が実現しました。
永代使用区画は1種類のみ2m×1m 60万円、 管理料5年×6,000円 3万円、縁石工事3万円、取扱い費用7万円。なお、区画の位置指定は埋葬順方式としますので出来ません。)都心から50km常盤自動車道の谷和原インターで下り10分程度で着きます。
お申し込みは資料等が用意でき次第順次受け付けますのでご連絡ください。
6月21日
火葬は嫌いです。燃えるゴミと一緒です、人間が。人生をゴミにしたくありま
せん。22歳の時に思いました。それで人生が嫌になって、哲学に没頭するよう
になり、頭がおかしくなってしまいました。就職に失敗し、フリーター生活を
送り、やがて強迫神経症、不眠症、等々の精神病患者になってしまいました。
そして生活保護です。しかし、「土葬の会」様のウェブサイトを偶然に見つけてから生きる希望が湧きました。お金を節約して2ヶ月で8万円くらいづつ残しています。死亡してから埋葬まで、いろいろとお聞きしたい事はあるのですが、それは、おいおい、ということで。
それでは、末永くお願いします。 林 
・ ・・このようなお便りをいただくと土葬の会の存在意義を強く感じます。
本当に嬉しいですね。
当初生活保護を受けていると墓地を取得できないと思っていたそうですが、役所に相談して取得できることを知ったそうです。
                    
                               以上


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