7月
首都圏での土葬墓地ができたことにより、それをお知らせするべく葬儀社宛の案内文をそして名簿を作成し発送作業を続けています。
7月5日
福島県のイスラム教徒の女性から問い合わせの電話をいただきました。
7月11日
熊本県のイスラム教徒の方から生後4ヶ月の子の死亡による土葬を求める電話をいただきました。
さっそく茨城県の墓地を紹介しました。
7月14日
この度は、土葬の会のお知らせをいただきましてありがとうございます。
葬祭業に携わって早41年目になり振り返りますと過去何度か土葬のおたずねをいただいたのを思い出しました 全国の葬祭業者は、文献から土葬の所は、まず無いと解釈していると思います。
終活が流行る今 富士山のお近く首都圏など相伴ってご希望の方がございましたらご紹介させていただきたいと思いますので宜しくお願いします。
三ツ木四朗 7月16日
首都圏の葬儀社宛に案内文2,684通の発送を終えました。
費用は400,720円かかりましたが朱雀の郷の管理会社と分担しなおかつ会員の鎌田あづささん、伊藤俊彦さん、村上剛毅さんより支援をいただきまして発送することが出来ました。ご協力いただきましてありがとうございました。
7月28日
朱雀の郷の墓地整備の画像が送られてきました。
レンガで区画され砂利を敷き、盆栽を配置して見映えしますね。
7月29日
北海道の余市で土葬墓地の情報を昨年得ていましたので、行って来ました。ここは私の実家がある仁木町の隣町です。
札幌から小樽へそして余市の市街を抜け積丹半島へ向かうトンネルの手前の左側にありました。お寺は離れたところにあるので普段は無人です。
駐車場から見て右側に土葬区画があり既にキリスト、イスラムの区画があります。どちらも区画をまとめて所有して自己管理となっているそうです。
まだ余裕があるとのことですので会としてもまとめて所有したいところですが、まずは提携をお願いすることにしました。札幌からクルマで1時間半くらいですが余市まで高速道の工事をしているのでもっと早く着けるようになるでしょう。
墓地は高台にあり日本海と余市漁港が臨めます。
8月9日
林さんより
過去を生かし、未来を築くために、今現在やれることをやっています。
前向きになれたのは、「土葬の会」様のおかげです。
認知症の母も、リハビリに通ってやや回復し、土葬の意味を解って望んでおります。親子そろって土葬に至れるように願う次第です。
お金は節約していますので、目標の金額に至った後は、 土葬を広く知ってもらえるよう私も協力したいと思い、なるべく、年会費以外に、少しでも寄付をさせて頂いて、お役に立てたらと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。それでは。
8月31日
名古屋の野田さんから、NHKに土葬の会を取り上げてほしいと電話をしたそうです。
日本は国立墓地なるものがあっても良いのではないか。様々な葬儀の種類があって自由に自分なりの葬儀を行えるように土葬も含めて選べるように、そして外国から来た要人が来て献花できるように、また沢山の人が外国から移り住んでいたりしているので土葬ができる墓地として国で墓地を造ると良いのだが。と、このようなことを伝えたそうです。
9月8日
千葉県にお住まいのキリスト教の方からお問い合わせをいただき、茨城県の朱雀の郷を訪問見学されることになりました。
9月9日
東京の葬儀社から、土葬を希望される方からの問い合わせがあったと連絡をいただきました。
9月12日
先日、お問い合わせのあったキリスト教の方の埋葬が朱雀の郷でさっそく執り行なわれました。首都圏に於ける土葬用墓地での初めての土葬です。
また、ご入会された加藤さんのご意見を紹介します。
「今回、貴会のご尽力により、亡母を朱雀の郷で土葬することとなりました。非常に感謝しております。母は亡くなる少し前に洗礼を受けてカトリック信者になりましたが、生前に、聖ベルナデッタやゼノ修道士が土葬されたことを聞いていましたので土葬を望んでおりました。9月4日朝に母が亡くなってから、カトリック東京大司教区霊園管理事務所や母の故郷である山形県鶴岡市のカトリック教会にも問い合わせましたが、カトリック墓地は空きがなく鶴岡市の教会墓地は火葬のみでした」
9月24
会員の玉木さんから以下の意見とともにこの度も寄付をいただきました。「火葬を当たり前の考えが、土葬が当たり前になりますように。
唯一の希望を与えている土葬の会へ」 玉木
10月10日
思うこと・・・ 玉木 博
*人が亡くなった時、その人をどうするか?日本では周りがせかし処理され早く早くと火葬へ行ってしまう。それ以外思い浮かばない。そういう形しか見て来なかったし、知らない故残念なこと。
*遺族の心の段階、発展に従って自由にヤル・・・とならない。もし無人島に居たらそうできる。今日世間体と見栄のようなものが強く支配している。
*とにかくあせらせられる早く早くと。反対すると相続争いのようになる。(とにかく親族が多いと)一人で自由にやれる家があるとするとうらやましい。ロビンソン・クルーソの状況がうらやましい。
10月18日
こんばんは、林です。寝付けないのでメールします。
ブログ読みました。おめでとうといっては失礼かもしれませんが、茨城県で土葬が出来たこと、一歩前進ですね。日本では火葬一辺倒で、自分も誤って火葬されてしまうのでは、と思うと落ち着いて眠れません。それよりも現在は、母の方が心配なのですが。母も81歳になりました。今年に入って入院を2回もしています。アルツハイマー認知症とパーキンソン病を併発していると診断されました。それならとっとと墓を買えば良いではないかと思われるかもしれませんが、お金が無いのです。生活保護なのに2ヶ月で8万円貯めて行くつもりでしたが、実際は全然貯まりません。それでもキリスト教徒の母の願いであり、私(ドラえもん教)の願いでもある「土葬」、喰う物も食わずに頑張ろうと思います。たとえそれで私の寿命が短くなったとしても。
本当に、偉い人達は現状に満足してしまっていて想像力が無いというか、自分の死を考えたことがあるのでしょうか?どうしたって火葬より土葬のほうが良いと思いますが。燃やされて灰になって骨だけ残るのですよ。本当に燃える粗大ゴミ扱いです。努力してきた自分の人生が名実共に灰かすになってしまうのです。私は絶対嫌です。母からもらったこの身心、土に還したい。
母もそうしてあげたい。できることからひとつずつ、ということで私の身に気を付けて母との限られた時間を過ごしたい。私はやがて養護老人ホームに入って静かに死を待ちたい。そういう心境です。40代半ばですが死から逆算して生きているのでこういう気持ちになります。土葬だけが生き甲斐です。消費税も上がってお墓も高くなるでしょうが、何とか母と並んで土葬されるように懸命に努力していきたいと思います。でもつくづく死を選べない国なんですね、日本て。おとなり韓国ではキリスト教が普及しているせいで8割が土葬であるとネットしてたらそういうトピックスを見ました。
山野井様、生活保護でも恥ずべきでは無いと思いますが、生活保護でも「死」という「人権」に真正面から向かって行く者がいるということを知ってもらえるために。 それではお休みなさいませ。
11月21日
ルーマニアの世界一陽気なお墓がテレビで紹介されました。
ルーマニアの北のはずれにある「死者が語りかけてくる場所」。立ち並ぶ墓標には、「酒におぼれた人生」「姑(しゅうとめ)との確執があった」など、ちょっとドキッとする言葉が刻まれている。これらは故人のありのままの人生を記憶し、その死を「笑う」ことで弔う独特の文化だという。木製のカラフルな墓標にはその人の人生を一目瞭然に示していて職業や生き方などを絵描きその下に生き様を書き記しています。日本のお墓のように石に黒く文字入れした家名や名前、没年を記したくらいですからどのような人のお墓か伺い知ることはできませんが、このルーマニアのお墓は誰が見てもわかるものですから、様々な人生を辿った人々の墓標を見知らぬ人や観光客が楽しみながら見学しているのです。そこには暗いイメージはなく明るく陽気な雰囲気があるのですからここでの墓標巡りは楽しいものでしょうね。
会でも参考にしたいですが、これでは恥ずかしい死に方はできませんよ。
http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/youki.htmlこのアドレスでご覧下さい。
11月23日
長崎さんから入会ご意見をいただきました。私は携帯サイトにて.会のホ−ムペ−ジを見まして.アメリカでは土葬率が80%なのに.今の日本ではかなり低いことに疑問を持ちました.アメリカの墓の方が.何か自然のような気がいたします.親と私と妹は.新神道宗教団体大本教から派生した世界救世教の信徒であります.祭祀はすべて神道式で行っております.私の二歳上の兄は生後一日で昇天したしまして.土葬にいたしました.10数年前に墓の移動で掘り起こしたのですが.立ち会った母の話ではほとんど土になっていたそうです.私は人間の肉体は地球の一部だと思っております.肉体は地球の土に帰すのが自然ではないかと思っております.誰でも肉親との別れは悲しいものですが.土葬の方が心が休まるような気がいたします。長崎拝
12月5日
神奈川県の村上洋右さんから連絡をいただき「本来の方法である土葬を望みます」と入会されました。38歳とお若いのにしっかりされていますね。
12月25日
本年は首都圏での墓地が確保できたことは日本に於ける土葬の復活に大変重要な出来事でした。
その反面、天皇が土葬ではなく火葬を望んでおられると報道がありました。
土葬の存続にとって逆風となるご決断ですが、何事もご本人の自由意志で決められることですから仕方ありません。
会としては土葬を望む人々の手助けをすることが唯一今後も土葬の存続をはかるための重要な活動であると思います。
1人ひとり水かさを増すように会員が増えて現在は26名になりました。
また今後は首都圏の葬儀会社宛に案内を出したように次ぎは首都圏の自治体に出そうと計画しています。
というのも、今年、山梨県の甲府市役所から問い合わせがあって、土葬ができるのですか。時々、土葬のできるところはありませんかと問い合わせがあるのだと言うのです。その話を聞いてやはり、どこの自治体も土葬ができるところはもうない、と思っているに違いないのです。ですからやはりお知らせしようと、そうすれば少しずつ認知してくれることでしょう。
火葬という時流に逆らって土葬への流れを増すことは地道な活動によるしかありませんね。 皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。