土 葬 の 会
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皆様へ
いつもご支援いただきありがとうございます。
7月から年末までの状況をお届けすべく会報22号を発行します。
7月3日
ご無沙汰しております。
「土葬の道しるべ」をお送りいただき有難うございました。
山梨で新たに天空霊園との提携が決まったとの朗報、嬉しく読みました。
これもひとえに山野井さんのご尽力の賜物と思い、会員の一人として
心からお礼申しあげます。
会の益々の発展を祈念しております。
2019.7.3 三輪芳博
7月4日
土葬の会 山野井英俊 様
お世話になっております。
本日、下記口座へ3年分年会費9000円を振り込みいたしました。よろしくお願い申し上げます。
土葬の会会報をお送りいただきまして有難うござました。
読ませていただきましたところ、以前からお話しを伺っておりました山梨県南アルプスの麓の霊園について、土葬の会との提携が決まったことを知りました。日本においてこれだけ土葬用地の取得が困難な中、山野井会長のご熱意、ご努力の結果と拝察いたします。
ところで、9月14日(土)の会合は私と家内と二人で参加させていただく予定をしておりますが、
改めて、ご連絡させていただきます。当日、新たな提携先である天空霊園の見学をさせていただけるようで、楽しみにしております。
武 田 保 夫
7月12日
土葬の会 山野井 英俊 様
お世話になっております。
先日は会報をご郵送くださりありがとうございました。
中でも天空霊園の情報は楽しみに待っていたものであり、大変嬉しく拝読しました。
見学可能になりましたら一度お伺いし、拝見した上で契約させて頂ければと思います。
ところで、事前にいくつかお伺いしたいことがあるのですが
1. 一般区画4?uと個人区画2?uの違いは何でしょうか。
個人区画は一人のみ埋葬・一般区画は複数人埋葬できるということなのでしょうか。
2.墓地は順番に割り振っていくとのことですが、やはり自分の埋葬される場所は生きているうちに確定しておきたいので、管理にあまり負担のかからない範囲で、契約時に位置を決めておくことはできないでしょうか。
3.縁石は設けないとありましたが、子供達のためにもどこまでが親の墓なのか、わかるようにしておいてやりたいと思いますので、簡単なもので構いませんので縁石を設置することはできないでしょうか。
?A?Bに関しては、もちろん別途費用をご請求いただくという前提で、ご検討願えれば幸いです。
当霊園は普済寺と土葬の会の共同管理・運営になると伺い、何より有難く、大変心強く思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
栗原 哲也
栗原さんへ
ご連絡ありがとうございます。
1、につきまして
近年、お独りで家族がない、後継者がいない、自分だけ土葬にという方がおられます。
その場合、今後その墓地に他の方が埋葬される可能性がありません。
ですから時代の推移を考慮して個人区画を設けることにしました。そうすることによって墓地の限られた土地を有効に活用できます。
2、につきまして
天空霊園は本来の予定している土葬区域はまだ未整備状態なのです。
従いまして亡くなられた方がおられた場合に壇上区画を使わせていただくことにしてあります。その際順番に埋葬することになりますので、そのように案内しました。
ですから購入はまだお待ちいただくことになります。
3、につきまして
ご要望に応じて相談の上考慮したいと思いますが、縁石を設けるとなると、その際、一般区画の拡張か自由区画枠を別に設けなくてはならないと思います。
いずれにしましてもしばらくお待ちください。
7月12日
土葬の会 山野井 英俊 様
お世話になっております。
お忙しいなか早速ご返信をいただきありがとうございます。
ご説明はよくわかりました。
それでは今後の進展を楽しみに待たせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
栗原 哲也
7月23日
東京の葬儀社より土葬について問い合わせがありました。土葬について相談を受けたのでネットで調べて連絡を頂いたそうです。茨城と山梨の資料を送付しました。
7月23日
愛知県の伊藤さんが入会されました。
最近 高齢の母が足を骨折し、あまり長くは生きられないと感じるようになりました。出来ることなら土葬のお墓を用意したく思います。それで、そのことについて可能かどうか、もし可能なら、場所と費用など相談いたしたく連絡させていただきました。
火葬の場合、亡くなった悲しみをさらに深くしてしまうようにずっと感じていました。火葬にはしたくない思いが強くあります。
どうかよろしくお願いします。
愛知県 伊藤典治
8月4日
栃木県の方から
大田原市に知人が20万坪強の土地を購入する予定です。
今はゴルフ場になっているとの事ですが、土葬用墓地にしたいとの事ですが、行政の許認可は取れるものなのでしょうか?
日本人、イスラム教、キリスト教等の土葬区域も考えているようです。
8月6日
三重県の笠松さんが入会されました。
「三重県界隈で土葬にできる墓地を探しています。宜しくお願いします。」
笠松さんで三重県の会員が4名になりました。関西方面での墓地がないので三重県で見つかるといいのですが、伊賀方面にあるという噂がありますのでどなたか探してみてくれませんか。
和歌山や奈良県の山間部にもあり、奈良県の場合は住民であればできます。
8月7日
横浜の眞鍋さんが入会されました。
お父様の土葬を望まれておりまして、ちょうど曹洞宗で有ることから同じ宗派で西多摩のお寺は檀家条件で土葬ができますのでそちらをお取次しました。
9月12日
天空霊園の若住職市川大了様がちょうど懇親会の14日にご結婚されることになりました。
それで、在家塚の大城寺にお伺いしましてご祝儀をお渡ししました。
今後、末長くお世話になりますのでお幸せをお祈りしたいと思います。
若住職は大城寺の住職でもあり同時に普済寺天空霊園の住職でもあります。
大城寺はサンスカーラ霊園を運営しており、数年前に道路沿いの看板を発見してお電話をし、そして訪問してお話をさせていただいたことがありました。その折に土葬の受け入れについて前向きにご返答いただきました。
その際に普済寺という山の上にもお寺があるということで、そちらを紹介していただいたのでした。当時はまだ天空霊園という名前はありませんでしたが3月に訪問した時には天空霊園の石碑がありました.良い名称です。
9月14日
本日は第7回懇親会の開催です。
好天に恵まれたなかを16名の皆様が参加されました。
これまで最多でしたが初めての方は6名おられました。普段は12名が座れるテーブルなのですがこの時は16名用にテーブルを拡大して対応しました。このように16名までは大丈夫ですが今後もっと参加者が増えるようでしたら他に会場を移すことが考えられます。武田さんはご家族で参加され、埋葬の折にはご家族や周りの人には以前から伝えてあるそうで安心ですが、村上さんは独身なのでちゃんと埋葬してもらえるか不安なようでした。また、伊藤さんはご自分よりは母親を土葬にしたいそうですが、母親の要望や親戚縁者へ土葬の理解を求めたいとのことでした。眞鍋さんは最近亡くなられたお父様のお墓を準備中ですが、エンバーミングを施し、お参りの際に遺体を見ることができるように墓石を検討されているそうです。
このような埋葬形式は珍しいですね。
今年も若い奥さんを伴われて参加された増渕さんは歳の差を聞かれ、あまりの年の差婚に周りから羨む声が聞かれました。皆が驚いた初参加の若く見える小西さんは57歳だそうで京都から来られたタクシーの運転手さんです。
京都観光をなさるなら小西さんに案内していただいたらいかがでしょう。
3時過ぎに皆さんで記念撮影を終えると、それぞれ車に分乗して南アルプス市の天空霊園に向かいました。会の場所から山沿いの農道を北に向かうとやがてループ橋が見えます。できた当初は猿しか渡らないと酷評されたそうですが、今となっては会にとって天空霊園に至るありがたい道路です。
近くに着くとそこからジグザグの道路を上りますと数件の住宅があり、果樹の間の道路を行くと左側に普済寺天空霊園に25分ほどで到着です。
9月19日
長野県の読売新聞から長野県に土葬のできる墓地やイスラームの墓地状況などの問い合わせがありました。
10月8日
お世話になります。
入会させていただきました。
土葬について心配な点なのですが、自分の死後、家族が一般的な火葬をする葬儀会社に連絡をしてしまい、そのまま火葬へと誘導されてしまうかもしれない不安があります。遺族がスムーズに安心して土葬の会へ依頼をできるように、土葬について何も知らない人が見てもわかるような、土葬の工程と遺族がするべきことを明記した説明書があると安心です。ご検討くださいませ。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
10月12日
新たに提携した天空霊園において土葬を行いました。
7月に天空霊園と土葬の会との間で提携が行われました。9月には懇親会が開催され、その際に皆さんで見学が行われ、静かな佇まいと甲府盆地を見下ろす景観の良さの感想が参加者から寄せられました。
そして10月には土葬を希望される柳澤さんが入会されました。さっそく娘さんが天空霊園を見に来られ11日を埋葬予定日としました。亡くなられたのはお父様でエンバーミングを施したそうで、それによって埋葬までに余裕のある日程となっています。
天空霊園は一般区画4?uと個人区画2?uの2種類を設定して分譲をする予定をしていましたが、柳澤さんの御要望により一般区画と個人区画を合わせた区画になりました。
また、これまでの他の霊園での埋葬条件と天空霊園では大きな違いがあります。天空霊園は墓地を管理する管理会社が入っておらず、この度の提携によって土葬の会が管理会社のような役割を担うことになっています。つまり区画面積を設定し、分譲し、暮石、墓標の設置を条件とし管理料を扱います。
この管理料は霊園との提携で50年分の支払いによって永代使用の権利を得ることができます。一括でのお支払いも受け付けておりその際は墓石の設置を条件としました。そして穴掘り埋葬をします。また場合によって棺の引き取りも行います。この度は柳澤さんが取り寄せることになった棺の製造を行なっている会社との取引もできることになりましたので、ご要望があれば棺の取り扱いも行います。埋葬時の経も要望によりご住職に依頼することになりました。天空霊園での土葬は会にとって初めてですので、どのような地盤であるか、掘り易いか石が出るか、そしてなにより段差のある墓地ですから穴を掘るための重機をどのように搬入するかが課題でした。11日は台風が接近しており、前日のうちに穴を掘って、当日は早めの埋葬が望まれました。
10日は天気が良く暑すぎるほどでしたが、すでにご住職や奥様が墓地の草刈り清掃をされていました。明日の埋葬のために準備されてありがたいことです。そしてお寺の入り口がわかりづらく、通り過ごしてしまうので看板があればとお話ししましたらお寺で設置することにされたそうです。
山野井、山野井涼子や伊藤会員そしてお手伝いの人と4人で作業にあたります。墓地は最上段から埋葬しますのでそこに重機を入れなければなりません。初めての試みですが、まず土嚢袋に土を入れそれを通路にする段差のあるところに置きそこを乗り越えて墓地に入れました。ここは中段でそこから上段の墓地の地面を掘り進みます。その土をまた土嚢袋に入れそれらを順に足場
として上段に重機を乗り入れ最後の穴掘り仕上げです
それぞれに穴の中に入ってもらいスコップで、そしてメジャーで幅、奥行き底の状態などを点検です。それとともに埋葬体験ですがさすがに地面に寝てというものではありませんでした。
こうして天候に恵まれたなか、そしてほとんど大きな石も出なくて無事に穴掘りを終え、明日の埋葬までの雨が気になるので穴の上にテントを張り、雨をしのげるようにしました。
そして当日の午後は雨が予想されていたので早めに来ていただくことにし、
私たちは昨日よりも1人の応援をえて5人で作業開始です。
まず初めに女性たちはトイレの掃除をすること、私たちは分譲区画に杭打ちなどをして、12時には東京から葬儀社の車が到着しました。住職はお父様と若住職のお二人が来られ、そしてお寺の取引先の石材屋さんも土葬を見るのは初めてということでおいでになっています。
まだ他にも知り合いで土葬に立ち会いたいという方がいましたが、早めになった時間の関係で参加できませんでした。
若住職も土葬は初めてだそうでスマホで写真をとっておられます。
棺を車から降しストレッチャーに乗せた状態で運びますが坂道なので数人がかりで押し上げます。穴のそばに棺を置き、そしてお花や遺品を棺に乗せ、そしてご住職による読経がはじまります。
ご遺族によるお別れを終えたころはもう雨雲が迫って曇っていました。
お母様のお話では娘さんが忙しく動き回ってこの度の埋葬までの一連の準備をされたそうで、その合間にこの墓地にも来て住職にも会われて相談されていたのです。いよいよ棺を穴に下ろしますが、通常はそれぞれにロープを手にして棺を下ろすのですが、重いため重機で吊って穴に収めました。
そして掘り出した土を土嚢袋から移して戻します。こうして雨に降られる前に土まんじゅうができました。
解散し後片付けを終え車に乗った時には雨が降り出し間一髪の状態で墓地を後にしました。新たな墓地での初めての土葬による埋葬はこうして無事に終えることができました。これから末長くお世話になるはずの、この天空霊園との提携はお二人のご住職のお人柄とご理解によるものです。
土葬の会にとっても会員の皆様においてもとても喜ばしく思います。
この天空霊園には畑がありますから、今後希望者があれば週末農園や瞑想や宿泊もできるようになるかも知れません。いろいろ楽しみです。
10月13日
山野井さま
お世話になります。
昨日は、台風が迫る中ブログを更新していただき誠にありがとうございました。早速拝読させていただきました。お写真もたくさん載せていただいたので、土葬の過程がよくわかり、とても参考になりました。
是非購入したいという気持ちが強くなりました。
また、会員証が届きまして、こちらも迅速に対応していただき感謝しております。最近持病の悪化のため体調が優れず、死後特に火葬への不安が大きなストレスになっていましたが、
会員証が手元にあること、またこうして代表の山野井さまとお話ができていることで、不安を安心に変えることが出来ています。
本当にありがとうございます。
10月16日
京都の芝山さんがご高齢のため、今のうちに墓地を用意しておきたいということで分譲受付しました。これまで風の丘霊園や南アルプス市の墓地そして懇親会にも参加されておられます。天空霊園ができたことでそこに決めることになりましたが、現在の状況は壇上の区画数が限られているため多くの分譲申し込みを受け付ける事はできません。そのため亡くなられた方を優先にしていますので、申し込まれる場合は区画の位置を決めずに。「自由区画」として受け付けることになりました。つまり埋葬する時点で区画位置と番号が決まります。
10月26日
突然の予期せぬ訃報。
これまで会が埋葬をお世話した皆様のなかで、入会されてから時が経過して埋葬された会員はまだお一人しかいませんでした。ほとんどの方は時が迫って、あるいは亡くなってからご本人の遺言あるいはご家族の意向によって入会と埋葬申し込みなどの手続きが同時でした。しかしこの度、まさに若い女性が御自身の希望で入会され、さらに墓地申し込みの手続きの最中でした。しかし数日が経過し、返事が無く不審に思っていたところでしたが、その後にご両親から娘さんが亡くなられたとの連絡がありました。なんとあまりにも急な、想定外の出来事でした。それでも、ご家族は本人の意思を叶えてあげたいとの意向でしたので、この度、ご本人が望まれた天空霊園にて埋葬を行いました。訃報を受け取ってから言いようのない虚しさ、残念な思いが日々続いていました。 というのも「遺族がスムーズに安心して土葬の会へ依頼をできるように、土葬について何も知らない人が見てもわかるような、土葬の工程と遺族がするべきことを明記した説明書があると安心です。ご検討くださいませ。」との要望は自分の亡き後の埋葬への手続きが確実に為されることを願う切実な思いが込められているからです。また、このような意見は大変参考になりますし、今後もこのような事例に対処するためにも有難い提案です。それゆえにこれからも何かとご意見や提案を頂けると思っていただけに誠に残念でなりませんでした。それでもご本人の願いを、ご家族の理解によって埋葬できたことは私にとってせめてもの慰めとなりました。このようなつらい気の重い埋葬作業は初めてでした。いつもなら埋葬を望む遺族によって埋葬され、遺族に喜ばれ感謝されることがほとんどでしたが、この度は土葬という世間とかけ離れた葬儀のあり方に戸惑われ、そして落胆されているご家族の思いと、それでも願いを叶えられた娘さんとの違いはあっても、それでも、今後これでよかったのだと思えますように、と願うばかりです。
11月28日
このたび大道さんが入会されました。土葬の会は若い方の入会が多いのが特徴です。このような方が入会されますと心強いですね。よろしくお願いしますね。
「私はまだ26と若いのですが、学生時代に心理学を専攻するなかで、身体と精神は不可分であるという心身一元論的な立場をとるようになりました。そのため、身体を焼却する火葬という手法に、問題意識を感じるようになりました。今年ちょうど祖父を送ったことも、この問題意識を強くしました。
もっとも、火葬と土葬のどちらを望むかは個人の価値観です。しかしそうであればこそ、現実的に前者の選択肢しかとれない現状は、望ましくないと考えております。より多くの方が、土葬という葬法も選択できるような社会を願い、会の活動への参賀・支援を行なってまいります。」
以上、よろしくお願いいたします。 大道
お知らせ
何度か天空霊園についてお知らせしておりますが、この度は案内看板を設置していただきました。
静岡方面から向かいますとループ橋を渡り直進しますと最初の看板があります。ここは左折せずに進みます
?@ ?A ?B
次に?Aの看板がありますのでそこから山に登ります。この看板は長野方面あるいは東京方面から来た場合に最初の看板になります。
いよいよここから曲がりくねった山道を行きますと上がりきったあたりに?Bの看板があります。それを右折して農園のなかを行きますと間もなく?Cの看板があります。これを左折しますと普済寺天空霊園の正門に到着します。
?C
12月16日
甲府において、「あなたを幸せにしたいんだ」と人間の尊厳を訴え、消費税廃止、原発禁止などを掲げる、れいわ新選組の街頭記者会見がありました。参議院選挙前から注目していましたので、この機会に「国策として土葬墓地の確保を図る」「原発を廃止して地熱発電に取り組む」「オオカミを導入」など8項目の要望を山本太郎氏に提出しました。彼のような人物が現れたことに驚きと深い共感を覚え応援したく思います。 山野井英俊