土葬の会
〒400-0514
山梨県南巨摩郡富士川町平林2294-4
TEL/FAX 0556-22-8656
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皆様へ、本年もよろしくお願い致します。
1月2日
年明け早々に東京の林剛史さんが入会されました。
「私が、火葬が残酷な葬法である事を知ったのは、1989年4月8日放送のTBSの『加トちゃんけんちゃんご機嫌TV』でした。志村けんが、若くして、突然亡くなり、加藤茶が挨拶をして、葬儀所から、火葬場へと移動、棺桶を炉中に収めて点火する。其の時に棺桶の中に居た志村けんが、「嗚呼、良く寝た」と言って辺りを見渡すけど、真っ暗闇の中に閉じ込められているのに気が付き、目の前の棺桶の蓋を開けようとしても開かない、熱い炎が棺桶を燃やし始め、志村けんが、「熱い、熱い」と叫ぶ。実は、酒癖の悪い志村けんが死んだ様に眠りこくり、加藤茶が志村けんの腕に、蝋燭の熔けた蝋を垂らして、目を覚まさせたのであった。志村けんは、「加藤、何すんだよぉー、俺は、さっき迄、怖い夢を見たんだぞ」と怒鳴ったのであった。私は、其の場面を見て、死後に火葬場では焼かれたくは無い、と思ったのでした。 当時、私は、中学生であり、又、現在でも、通院と薬の服用で治療中の、肝臓の病気が、学校内の血液検査で見付かり、現在通院中の東大病院にて、詳しい症状が分かる迄は、地元の都立病院にて、小児科の医師からは、只ひたすら、安静を求められ、具体的な治療も行なわれず、私は、自分は、30歳迄に生きられるか否か分からず、毎日の生活が不安感で仕方が無かったのも、前述の『加トちゃん』の番組が、将来的に、死後に、火葬では無くて、土葬を望むきっかけを作ったのでした。私は、40歳を迎え、付き合ってから10年以上経つ恋人との恋も未だに実らず、もう1件のマイホウムを持つ夢も叶わず、もう、若い年頃では無くなった時に差し掛かったからこそ、今度は、中学生の頃に考えていた、死後の事を再び考える様に成り、其れ迄も、20代の頃は、棺桶の中で今にも目を覚ましそうな感じで眠っていた祖父母が、火葬場で焼かれて、最後には、ぼろぼろに成った骨の塊と化したのを見て、私は、従兄弟達に、「死後は、こんな姿に成りたくは無い。」と呟き、従兄弟達が、「ならば、今から、遺言を遺しておく?」と言っていたのでした。」
1月13日
福岡の堀ノ江さんが入会されました。
「私は福岡県小郡市に住むクリスチャン(ロシア正教)です。正教では土葬が基本なのですが、今は地域の条例に従って火葬も認めています。私は聖書の教えに従って土葬を希望するのですが、現実的に難しい面もあるようです。この会に入れば、私が亡くなった時に希望どおりに土葬ができるようにアドバイスしていただけると考え、入会を希望した次第です。宜しくお願いします。」
1月14日
千葉の佐藤さんという息子さんから電話をいただきました。お母さんが亡くなって土葬にしたいということで何度も相談を受けましたが、後日、お父さんから電話があり生前に妻とお墓を決めてあり土葬にするつもりはないことを知りました。息子は心を病んでおり責任能力はないので電話が行きましても断ってください。ということでした。この息子さんのように心を病んでいるといわれる方々が会員の中にはたくさんおられます。それで、お父さんには、むかしから行われていた土葬ができなくなって火葬一辺倒になった世の中と、自然のままに土葬にしてあげたいと望む息子さんとどちらが正しいでしょうかね、と話しました。
1月22日
イスラム教徒の方から土葬の問い合わせをいただきました。教会に所属していないので土葬墓地の情報は得ておられないとのことでした。
1月27日
杉並区のキリスト教関係の葬儀社から問い合わせをいただきました。ときどき信者の方から土葬の相談を受けられるそうです。現在土葬の会のパンフレットを作成中ですので出来上がりしだい送付することにしました。
1月31日
「札幌の近くに土葬のできる墓地はありますか。」と札幌の佐藤賢志さんが入会されました。このように年明け早々3人の方が入会され驚いています。
2月12日
兵庫県の徳原節夫さんが入会されました。
お手紙より抜粋掲載。
「何と日本人は母なる大地に申し訳ないことをしているのだろうと思えてきました。母なる大地から生まれ、物を食べ、考える葦として好きなことができ幸福なのに死ぬときは感謝せずに化石燃料を使い、地球を汚して去るとは無神経な国民であると思います。土葬し母なる大地に感謝し大地に帰依し、草木、動物の栄養になりお返しすることが理にかなっていると考えます。山野井様と同じく土葬文化は定着すべきと考えています。入会させていただき近くに会員がおられたら連絡などして自分らしい終活なり、母なる大地の保護に役立てれば本望です。私たちは人間に生まれて幸せだったと感謝しなければなりません。土葬の会が発展することを願っています。」
5月10日
かねてより予定していた土葬の会のパンフレットが出来上がりました。このパンフレットは同じ集落に茨城県から原発事故から避難して移住して来られた方がグラフイックデザイナーをされていましてその方に製作をしていただきました。
これまで手軽に渡せる資料がなかったのですが、さっそく知り合いの自然食品店の方が共感され店にパンフレットを置かせてほしいと頼まれました。また、以前から頼まれていた東京の葬儀社にも送付しました。知人、友人、関心を示すであろう人々に配布できますね。必要な方は枚数を会へ申し込みいただければ送付しますのでご活用ください。
重要なお知らせ
会員の皆様へ
2016年6月30日 山野井 英俊
土葬の会の活動は日本の自然環境との調和をはかる活動ではあります。
しかしながら更なる状況にも配慮しなければなりません。
それは日本も含め世界的な人口過剰という重大な脅威です。それは否応なく人類存亡の危機が迫っていることを認識しなければなりません。
FIGUでは世界に向けてその警告を発しておりまして、私は以前FIGU-JAPANで1993年3月にビリー・エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏の要請を受け「人口過剰問題への提言」「拷問と死刑・人口過剰」「人口過剰爆弾・女性差別」の冊子を作成し数回にわたって数千部を政府、マスコミ、著名人、文化人などに送付しました。しかし、その反応はごくわずかで無関心であることは現在まで少子化を危惧する政策や報道ばかりで、人口過剰を危惧する報道はまったくないことからも明らかです。
このようななか、ふたたびFIGUスイスのビリー・エドウアルト・アルベルト・マイヤー氏はFIGU人口過剰シリーズ2として、(別紙)「人口過剰の結果としての環境破壊」を発表しました。急遽、日本に於いても翻訳され、政府マスコミなどに広報する事になりましたのでお知らせします。シカ、サル、イノシシのみならず自然を破壊している張本人はひとえに人間なのです。その数は地球適正人口とFIGUが示す5億2千900万人を遥かに超えFIGUのHPでは現在86億人突破を告げています。
これは日本に於いても適正人口の実に16倍を超えていることに相当します。
それゆえオオカミの絶滅をはじめ、世界でも地球温暖化、気象異変、環境汚染や破壊、生活格差、失業、自殺、食料不足、エネルギー不足、戦争、テロ、難民、犯罪、疫病、動植物の死滅などあらゆる害悪が発生し解決を見出せない状態に陥っています。それにも関わらず少子化対策を実施しているのは、自然環境や社会のあらゆる複雑多様化する問題を未来までも無能に継続させることを意味するのです。私たちの土葬存続のその先には地球の頂点捕食者ともいうべき人間の増え過ぎを抑制しなければならないという人類最大の難題が立ち塞がっております。今こそ、FIGUスイスのビリーが初めに世界に向けて提示された、以下の解決策を全世界規模で行う必要があるのです。
全世界的に必要な措置
(昔から独自の厳格な産児制限を実施している、叢林(そうりん)地帯に住むいくつかの小さい未開民族には適用しない)
* 結婚を許可される年齢 女性25歳、男性30歳
* 子供をつくる前提条件
1、少なくとも3年間、結婚生活が継続していること。
2、 円満で、健康な結婚生活であることの証明。
3、配偶者達の生活態度に問題がないことの証明。
4、子供を養育する能力があることの証明。
5、遺伝性疾患および伝染病、麻薬、薬物、アルコール中毒にかかっていない
ことの証明。
* 女性28歳、男性33歳になってから夫婦は3人まで子供をつくることが
できる。
* 出産停止措置
1、全世界で7年間の出産停止。
2、全世界で1年間の出産許可。
3、全世界で7年間の出産停止。
4、全世界で1年間の出産許可。
5、 地球上の人口が適正になるまで行える。
* 違反者への処罰措置
1、 違反者双方の10年分の給料に相当する罰金。
2、 違反者双方の不妊手術。
3、 強姦、暴行等の場合は違反者を去勢し、生涯にわたって男女別に社会から追放(島流し)する。
4、 違反者の子供全員を国家が取り上げ教育する。
* 残酷で非人間なこと
残酷で非人間的で隣人敵視がはびこり、生命の危険があふれる世界とは。次のどちらだろうか。
(ア) 人口過剰の世界。飢餓と惨事と苦悩とむごたらしい死が満ちあふれ、戦争と殺人と殺害、拷問と死刑、強姦、犯罪、憎悪、悪疫、破壊、悪徳と悪癖、生命の危険、過激思想、虚偽、詐欺、退化などが日常茶飯事であり、それによって毎年、何百万もの人間が苦痛のうちに悲惨な最期を遂げ、数万もの人間が拷問者や死刑執行人によって、あるいは飢餓や惨事のために苦しみのうちに無惨に死んで行く世界。
(イ) 人口が正常化した世界。あらゆる災や問題や苦悩が小さくなり正常化し、飢餓も惨事もなく、戦争やあらゆる害悪に対する恐れが緩和され、将来に対する絶えざる不安を解消し、愛と論理と理性に満ちた人生を可能にする平和が実現し、世界が一体となった世界。
すべての誤ったヒューマニズム、誤った隣人愛、あらゆる虚偽が本物
のヒューマニズム、愛、隣人愛、真理を打ち負かしているのではない
か、一度良く考えてみたまえ−−−そしてまた、どちらの世界にあなた
の子孫、そしてそのまた子孫が住みたいだろうか、自問してみたまえ。
ビリー
6月8日
愛知県の方から問い合わせがありました。
外国人の身内が亡くなりましたが、きっと土葬を望んでいたと思うので土葬のできるところを探していました。土葬にするかどうか相談してみます。
6月29日
兵庫県の方からパンフレット送付の要請があり送付しました。
6月30日
毎年恒例の懇親会開催をお知らせします。
日時 9月17日(土) 午前11時半より4時頃まで
場所 山梨県南巨摩郡富士川町平林2294−4(山野井宅)
電話/FAX0556−22−8656 090−8639−2416
会費 1,000円 昼食をとりながらの会食となります。
交通 電車は身延線の市川大門駅。バスは新宿から身延行で富士川町の青柳バス停があります。お出迎えますのでご連絡ください。
参加希望者は準備の都合がありますので9月10日までに電話、ファックス、メールにてお申し込みください。
次回の会報は年末にお届けします。